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15日に告示された衆議院選挙がスタートしたが、なんか盛り上がらないな。
こういうときって、結局のところ自民党が勝ってしまうんだよなあ。 マスコミはなんかだんまりとは言わないけど、大人しいというかなんというか...私がテレビを見てないだけなのか? 選挙の争点が全くと言っていいくらい見えないんだよね。 野党は相変わらず「ウラガネガー」としか言わないしなあ。 選挙で訴えるべきはそこじゃないでしょ。 裏金を許すか許さないかは国民が判断することであって、自民党への票が減ったら、国民は許してなかったということなんだが、だからと言って野党候補が当選するかというとそうとも限らないのだ。 「ウラガネガー」としか言わない人には票を入れたくないでしょ。 やはり野党とは言え、きちんと政策を訴えてその実現可能性を見たら投票したくなるかもしれないよな。 ここでいきなり「消費税を0に」とか言われても、「で、その穴埋めは?」となるわけ。 昨年度の消費税収が約24兆円だから、「消費税を0に」ということはこの24兆円がなくなるということ。 この24兆円を財源としている政策があるわけで、その政策を止めてしまうのか、他の財源を充てるのかを明らかにしないと、単に「消費税を0に」と言われたところで、なんの説得力もないでしょ。 景気対策で「賃上げを」と言ってるけど、公務員の給料はともかく、民間企業の給料を政府が上げろと言ったところでどうにもなるわけではないし、ましては一議員が言ったところでどうにもならんわな。 ただ、最低賃金に関しては法で定められるので、ここを上げることはできるから、「最低賃金をいくらに」という訴えは有効かもしれないな。 防衛だってそうだ。 やみくもに「防衛費を」と言ったところで、そもそもどういう方針を持って臨むのかを各候補がしっかり示さないと、防衛符を増やすにしても減らすにしても説得力がない。 少子化対策だってそうだ。 ただ、金をバラまいただけでは子どもは増えないことは今までの実績が物語っている。 医療費の問題も同じだな。 訴えるべきことは山ほどあるのに「ウラガネガー」ですか? そんなことだから自民党候補はただ自分の名前を連呼していれば勝てるわけだ。 そもそも基礎体力が違うんだから。 なんというか、プロのバスケット選手に「今年からバスケを始めました」っていう中学生がフリースロー勝負を挑むようなもの。 いろいろと策を練って、条件交渉をすれば勝てるかもしれないけどな。 今の野党は、そういう努力をせずに勝負を挑んでいるわけだ、ということにそろそろ気が付かないかなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年10月16日 05時58分56秒
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