araさんのブログ

昨年末、ネットで年賀状用に犬張子の写真を探しました。
そして、年賀状に犬張子の写真を使ったのですが、同時にペーパークラフトを作ることにしました。
なかなかまとまらず、ずいぶん時間がかかってしまいました。
複雑な曲面を考えて、多面体として展開すればすんなりいきますが、試行錯誤しながら、比較的単純な多面体にして、展開することに多くの時間を費やしました。
特に尻尾は先端に行くに従って段々細くなりながら徐々に曲がっているのでねじれ面になりがちです。
最終的には、外側を繋ぎにして、尻尾の幅は紙の厚み分徐々に細くなります。
また頭と胴の繋ぎ目の処理ですが多面体への分割位置と交点の関係にも苦労しました。
こうして作ったものが次の写真です。






上の図が展開図です。

最初に頭を作ります。
前後に輪切りにした6個のブロックを作りこれを繋ぎ合わせて頭にします。
こうすることで、ペコつきを無くし、球体のいびつを防いでいます。
（中の仕切りが無いと部分的に出っ張ったり凹んだりすることがあります。）


これは、前（顔側）の１～3番目のブロックです。



左は４番目のブロックで、後ろ側は耳があったり、首との繋がりため、ちょと異なりますが基本的には同じです。
５、6番目のブロック単体の絵は省略します。
真ん中の絵は４～６のブロックを結合したもので、
右の絵は１～３のブロックを結合したものです。
更に、この二つをくっつければ、頭の完成です。
次回、胴体側を作り完成させる予定です。