araさんのブログ

今回はダイヤのオブジェを作ってみました。
ダイヤと言っても宝石のダイヤではなく、立方体の対角頂点を上下軸にした飾りです。
月本せいじさんの球体をベースにしたものに似た物です。
基本形状が正方形の帯を直角に幾重にも重ねて立方体にしたしたものです。



展開図は、


大きさが少しずつ小さくなる四重の立方体で構成されます。
解説のため、説明図を作りました。
判りやすくするため、三重に簡略化し、”RL”は緑色にしています。
中心部の組み立て方を説明します。
基本的には、外側と内側を交互にはめていきます。
左図で、”F0” の内溝 "b,m"に、”RL” の外溝 "a,k” を
”RL” の内溝 "c,i” に、”F0” の "d,j" を
”F0” の内溝 "h,f"に、”RL” の "e,g” を差し込みます。
黄の大枠と中枠の間に　緑の大枠、中枠を　
緑の中枠と小枠の間に　黄の中枠、小枠を差し込みます。
そのままでは、溝に嵌まりません。紙を撓めてはめ込みます。
全てが嵌まれば、これを起こし直交するようにします。
後は内側から順に枠を交互に組み付けていきます。

中央の茶色い繋ぎは、内側に入る立方体を繋ぐためで、切り離せば、大小四つの立方体となります。

展開図と色が違いますが、前部組み付けると下図の様になります。



また、外側の枠を付けると、


枠を閉じれば、少し厚みのある　平らになり、所謂ポップアーップカードになります。
（前述の枠無の物も同じ様に、閉じることができます。）

正方形にしたことで、中枠の中に小枠を設けるなど　材料取りが良くなっています。