今年も「日中青年交流会」に参加する。
私がいまだ青年の部類に入るか否かは自分でも疑問だが、去年に引き続き、「日中青年交流会」に参加した。日本語の理解できる中国人と仕事をし、私がむちゃくちゃな中国語でしゃべっても「うん、xiaomiの言いたいことはわかった」と、予測して立ち回ってくれる気の効く中国人に囲まれ、ありがたいと言えばありがたいのだが、私の本心は間違った中国語を改善してくれよってことなのに、そういう気遣いが彼女らにないのが悲しい。よよよ。よって私の中国語はいまだ大学留学時代と差不多(チャアブドゥ=おんなじくらい)。こんなときくらい中国語を話さねば・・・と思う。今年も受付でくじ引きをし、グループに分けられる。な、なんと、去年中国に来て初めて出会った中国のxiaomiと同じグループになる。「私のこと覚えてる?」って聞いたら、「覚えてるわ~、久しぶり~」ってな返事が。同じグループになった日本人は私のほか4人。しかし、私より中国語が話せそうな人がいない。なんか私が仕切らんといかんのか、まずい。最初にグループごとに日中交流に関するディスカッションをさせられたときは、誰も発言しないので、結局私がテーマを決めて話させることに。おまけに同じグループに、こっちに着いてまだ10日という日本人の女の子がいて、彼女のために通訳。そのようなことで20分のディスカッションタイムは、ほぼ8割が意見を言わぬまま終了となる。その後、日中の参加者の出し物が。本格的日本舞踊「老松」。あの音楽は常盤津(ときわづ)だったのか。いまだに無知であった。中国側の「相声」(中国漫才)も。比較的わかりやすいネタで、私にも聞き取れた。その後はなんとなくみんなでおしゃべりしていたのだが、同じグループにいた北師大のJくんから突如、こんな発言が。J:「さっきから、xiaomiさんは僕の話をうなずいて聞いてくれるけど、 様子を見ていると、僕の言ってることに同意してるって意味じゃないんだよね?」私:「そうねえ、『あなたの話は聴いているよ』という表現なんだけど」J:「中国人がうなずいて聞いているときは、 『そうそう、あなたのおっしゃるとおり』っていう意味。 でもxiaomiさんの返事は時々僕の発言とは反対意見だったりするから、 ちょっとやりにくいよ」そーかー、中国人にとって“うなずき=同意”なのか~。そして、私はそんなに気になるほどうなずいていたか~。確か反日デモの頃、町村外相(当時)が唐家センの隣で、椅子に浅めに腰掛け、首振り人形みたいにうなずいて話を聞いている映像を見て、「おいおい、ウチの外相ってなんか全然迫力ないぞ。中国にいる間は首振りしちゃいかん!」って思ったはずなのに!・・・・・。そんなこんなで3回目の「日中青年交流会」は幕を閉じた。ちなみに中国の多くのメディアが取材に。簡単だけど、新京報もこの通り。http://news.thebeijingnews.com/0565/2007/04-09/015@014115.htmちなみにこの記事を書いた記者さんは、先日しゃおりんさんを取材した人で、当のしゃおりんさんも取材に来ていて、その後の快板の進歩も話題にのぼる。それから、この日、日中二ヶ国語で司会をしていたバイリンガル・天天さんも、お疲れ様でした。