日々の過ごし方

ベリーの搾乳、朝夕二回で２，９７０g／２４ｈ・１２４g／h。

残暑が厳しいですが、この季節になると厄介な奴がどこからか飛んで参ります。
アブ（虻）です。

子供の頃川原で遊んでいると時折アブの大群に襲われそうになり、よく水中に潜りました。
虻に刺されるとまるで何かに突然咬まれたかのように痛いのです。

サシバエに刺されても痛いのですが、その痛さは数倍に感じます。
山羊にとっても痛みは同じ様です。

小屋掃除をしているとその辺りで草を食べていた蘭＆ベリーが小屋の中に飛び込んで来ました。（夕方は蚊に集られても飛び込んできます）

山羊達を追跡して侵入した奴がアブでした。
アブが厄介なのは手で追払っても走って逃げても追跡してくるという点です。

しかし、今日のアブは幸い単独飛行でした。
ベリーの足にとまった瞬間にハエタタキで撃墜出来ました。

復活されないよう念入りにもう一度パッチンしておきました。
しかし、どうやら別働のアブが居たようです。

掃除のあと上半身裸で搾乳中私の背中にヂャカッとした痛みが走りました。
急いで払うと上手い具合に掌に感触有り、そのまま指で掴めていました。

ギュッ　コノヤロめ！！でもう一度捻りつぶしました。

　今日はベリーの搾乳前の清拭中、まるで小さな黒子のようなものに気付きました。
爪先で剥がしてよく見るとオッパイにへばり付いた１mm位の小さなダニでした。

山羊には意外ですが毛の無いスベスベの位置によく吸い付くようです。
スベスベの尻尾(内側には毛がありません)とか乳房に吸い付かれると、ベリーは度々尻尾を振

ります。
咬んだ虫を振り払おうとしているのでしょうがダニにはまるで無効です。

この尻尾フリフリは当れば眼鏡を跳ね飛ばすほどの威力ですが当りもしません。

　更に今度はまさに搾乳中の左手にチクッとした痛みが・・・見るとサシバエが・・・右手の

ペットボトルをゆっくり置いてそのままパチン・・・蚊に刺されるのはしょっちゅうだから一々憶えておられませんが、開放された牛舎等では相当これらの害虫に刺されているのではな

いかと思われます。

でも何匹ものハエがとまっていても平気な山羊も見た事が有ります。
痛みも慣れれば匂いのようにさほどには感じなくなるのでしょうか？

　因みに山羊達はどちらかが走り始めるともう一頭も後を追って走ります。
と言っても山羊小屋に先に到着するのは大方蘭の方です。

ベリーは大きな乳房というハンデを抱えています。
これって牧羊犬が一頭で羊の集団を上手にまとめているように見えるのと同じ習性ではないで

しょうか。
　
　突然話が変わりますが、熟れた胡瓜には青臭い胡瓜の匂いが有りません。
スーパーに並んだ細い胡瓜は丸齧りしても種が気になる事は有りませんが、熟れた胡瓜には硬

い種が有ります。
「畑で採った胡瓜の皮を剥いて縦切りにして種を取り出し、そこに味噌を塗って食べる。」

これが子供の頃　川で泳ぎ疲れて帰った時のおやつでした。
家庭菜園では時折、発見が遅れ、よく熟れた胡瓜に出会えます。

味ですか？
身は締まっていて固めですが、味は格段に上ですよ。（好み次第かも？）

だって完熟胡瓜なんだもん。
どうしてお店に出ないのかって？

そんな事はお店で聞いて頂かないと判りませんょ。