日々の過ごし方
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果物14
鳥229
天体4
植物20
昆虫2
水産物1
日常48
浜辺9
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そろそろ明日当たりスミレ&レンゲ達に再会しようかと、餌刈りしたのでスポーツジムは休みました。餌刈りは軽作業ですが、ある程度の量「好物」を集めようとすれば運動不足には絶対なりません。海辺のイタリアンライグラスは、私が山羊飼いを卒業した後、手入れしないまま二夏経過で木々が 拡がり日当たりが悪くなった所為か、成長が悪いというよりも草原そのものが急減しているのです。D川河口マガモ・オナガガモコサギホシハジロミミカイツブリ(初見初撮り)カルガモカンムリカイツブリヒドリガモ雌雄コガモ雌雄オナガガモオナガガモ・セグロカモメマガモ雌雄セグロカモメ・ヒドリガモ雌雄
2024.01.30
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秋山氏から朝一でレンゲの様子がいつもと違う旨のご連絡を頂き、予約していた整骨院施術終了後、直ちに出向き、嫌がるレンゲを30分掛け好物のマサキで釣り上げ、飯尾牧場まで連行しました。運行時間約1時間の途中30分前に到着予定時刻を連絡し、ほぼ予想通り13:15に到着。直ちに交配できるように待機頂いておりましたが、肝心のレンゲの気が乗らず、牡殿の放牧場まで入れて頂きその気になるのを待つ事に致しました。待機中仮称飯尾権兵衛&故チェリーの子で昨年8月生まれなので仮称飯尾ブルーちゃん(南国市川添メリー8&故マルの孫・故飯尾小次郎&故ベリーの曽孫)牡山羊と雌山羊達を分ける境界からこちらを見ているレンゲ。早く出たそうです。牡山羊君は一生懸命頑張ろうとはしてくれたのですが、受け入れ側がどうしてもその気になりません。もう少し機が熟すのを待ち、出直しさせて頂きます。以下今日の鳥見ヒドリガモコガモダイサギヒドリガモアオサギ・ダイサギオオバン・ヒドリガモ浜辺の鳥達セグロカモメマガモ・セグロカモメマガモオナガガモカルガモイソシギ
2024.01.11
午前9時と10時に予約していた歯科医と整骨院への行き帰りに鳥見を済ませ、午後からスミレ&レンゲ舎を訪問しました。生憎秋山舎長にはご予定があり、不在中の訪問にはなりましたが、あらかじめご用意頂いていた手押し車と空のコンテナに土産を積んで運び始めると、予想通りレンゲとスミレが出迎えてくれました。そこで、別途用意していた大好物の小枝類(マサキ・ヒサカキ・ネズミモチ)を二本ずつ取り出し、少し離して二か所に置き、それぞれが食べている隙に大急ぎで残りのお土産を運び入れた次第です。 レンゲ・ネズミモチ スミレ・ネズミモチ夕方になり、裏山散歩で持ち帰ったネズミモチの大きな枝を食べている最中に「その内また来るね」と言って帰り始めましたが、予想に反しレンゲが見送りに、 続いてスミレも・・・でも二頭ともカメラを向けるとこんな感じ。。。ダレニニタノデショウネェ セグロセキレイ・ハクセキレイ アオサギ ヒドリガモ ヒドリガモ・オオバン マガモ カルガモ マガモ・オナガガモ ホシハジロ ハジロカイツブリ初見初撮り ハジロカイツブリ ヒドリガモ♀ イソヒヨドリ セグロカモメ カルガモ・カワウ カワウの飛び立ちは助走といってもバタフライだから足はうさぎ跳びです イソシギ
2024.01.09
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写真のサイズに制限があるとか、環境依存文字が含まれているからダメとか、動画が入れられないとか、昨日一日のブログアクセス総数が突然跳ね上がっているのに、その内訳を集計すると僅か5%そこそことどちらの数も信頼できない。更には昨日投稿した筈の「スミレ&レンゲ舎訪問」の記事は、原因が判らないまま行方不明になって復元も出来ない。そんなあれやこれやで嫌になり、結局昨日はFBにだけ投稿しブログは休みしましたが、前日訪問予定と書いていたのに突然音信不通では何か有ったのかと思う人も、もしかすると一人くらいはあるかも知れないと考え直した次第です。そんな不満は抱えているものの、過去の記事を引き出し易いという利点もあるので取り敢えず、やめるのはもう少しやめときます。このようにスミレやレンゲと遊んできました。鳥見もしました。サクランボの焼酎漬けを瓶から出し、ペットボトルに詰め替えました。渋柿を潰し柿酢を作ろうとしています。今日は予約していた整骨院からの帰り、薬局に寄りムクナ水加工用のアルコールとグリセリンを買いましたが、作るのはもう少し先延ばしカルガモ・オナガガモオナガガモイソシギモズヒドリガモこサギカワウ(繁殖期に入ったのか部分白化が進んでいるようです)ミサゴアオサギカルガモカルガモカルガモ・マガモマガモユッカ(リュウゼツラン科)この辺りでは4月と10月に見られる花ですが、珍しく12月に咲き始めていました。因みにこの花は人も食べられるそうですが、山羊も食べた事が有りました。t@z
2023.12.04
久し振りにスミレ&レンゲ舎を訪問しました。スミレ&レンゲ舎から帰りの時間帯が丁度満潮時刻だったのでいつも行く浜辺の対岸の方に寄ってみました。此方は自然の岩場がそのままのこされているのでいつも小さく写るウミネコに会えるのではないかと期待していましたが、岩礁に一羽のダイサギが居ただけでした。普段私が鳥見している干拓地の先端部が写真中央です。最近になり何故か干拓周囲の水路に溜まる水をポンプで排出し始めた水が滝のように白く見えます。この写真中央が河口の突堤先端部ですが、汐待ちの鳥は居ないようです。夕方の干潟には奥からダイサギ・コサギ・アオサギ達が居ました。
2023.09.03
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飯尾卓司さんの留守中でしたが、雨になる前の午前中にチェリー舎を訪問しました。差し入れしたのは枝振りの良いアカメガシワです。枝振りが良いと言っても芸術性の事ではありません。牧場の柵に引っ掛け易くて山羊達が食べ易い高さに葉っぱが沢山着いている枝の事です。チェリー舎からの帰り道、信号待ちの橋から見える白鷺達のコロニーだと思っていた場所に実物を見るのは初めてのゴイサギが混ざっていました。ゴイサギは夜行性のハンターなんだそうです。ヒメヒオウギ(姫桧扇:アヤメ科 フリージア属)南アフリカ原産の多年草、毎年この石畳の隙間から顔を出して可愛い花を咲かせてくれます。今年は少し開花が遅かったようです。
2023.06.08
スミレ&レンゲ舎訪問し、裏山散歩に同行しました。姉妹が通った辺りのヒサカキ・ネズミモチ・ノイバラの下枝は葉っぱが総てありません。写真右上(地形的には右下)に写るハゼノキの樹皮は大きく剥がれていました。そんな訳で高所の枝を少しずつ切り、姉妹の近くに投げ落としました。久し振りの山登り+木登り・・・どうやら日頃の運動不足の影響がその日の内に太股に現れちゃったようです。アタタタタ(笑)
2023.01.28
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本日雨予報有り、久し振りにスミレ&レンゲ姉妹訪問。お土産は主の居なくなった山羊の広場で前日に調達したこの草々。山羊舎から連れ出し、手前に居るのはレンゲ。奥に居るのは呼んでも無視するスミレ。この後降雨により散歩を切り上げ、搾乳のお手伝い・・・先ずはレンゲから・・・まだ4ヶ月されど4ヶ月、私の右手は思ったように力を入れられないではありませんか。(私の右手にはギヨン管症候群という耳慣れない既往症があり、多分その影響もある?)結局レンゲについては左右の乳房共に最初の口開けはAさんにお願いし、続きは何とか右乳房にも左手搾乳を交えながらでしたが、無事に二頭共搾り切る事が出来ました。
2022.09.01
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当市昨日の最高気温37.8℃この夏一番の高温記録でした。外に出ると直射日光とサシバエが待っているので舎内が一番心地良かったようです。三姉妹はこんなに暑くてもくっ付いていた方が安心なようです。因みに奥に居るのは祖母のマル。母山羊チェリーは別室でした。海辺の道端に咲く白い花ユッカ。この辺りのユッカの花期は株によって色々・・・4月や10月頃にも見かけた記憶があります。因みにこんなに堅い葉っぱでも鋏で切って口の傍まで持っていけば山羊(ベリー)は食べました。柔らかい花も勿論食べました。 遠くの山は石鎚山。雲一つ無い快晴でした。タカサゴユリの白い花。随分丈高く伸び左の株は私の背丈をゆうに越えていました。どうやら近くに生えている竹と丈比べと言うか、日の光を浴びようとして背伸びしたようです、クサギ(シソ科)の白い花。葉っぱには名前の通り嫌な臭いがありますが、茶の他に、ゆでれば食べることができ若葉は山菜として利用されるのだとか。以前TVでお寺のお坊さんが保存食として加工している場面を視聴し、山羊に食べさせようと試みましたが、素気無くそっぽを向かれました。
2020.08.15
雨上がりに山羊達をさそって散歩に出ようとした時コンクリート道を悠々と直進中の大きな蝸牛さんが居ました。そこで一句「蝸牛 そこのけそこのけ 山羊さん通る」あれっ? 盗作したのに 字余りじゃん。渋滞中・・・車のドアも開けられないよう・・・全ての原因はレンゲにありました。
2020.05.16
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日の出は雲に隠れて見えなかったものの午後には青空全快になりました顔も全開です食欲も全開です
2020.01.01
搾乳作業がやり易いよう搾乳台の前に山羊達のおやつとして好物を準備しています。この日は塩水をかけて食べ易くしたフスマをベースにサツマイモとミカンとハヤトウリとキカラスウリを刻んだ普段よりも少し豪華な心算のおやつです。こんな感じで配置しています。マルです。マルは近頃おやつを食べ残し、現在唯一搾乳していない娘のチェリーに回してやる心算になっているようです。その代わり、遠くの餌に首を届かせようと立ち上がるので、そうさせないよう首輪を紐で括りました。スミレです。スミレは私がおやつを忘れていたら、態度で知らせる知恵山羊です。正面の好物(この日はマサキ)が少なくなっても態度で示しますが、この日は年功序列通り二番目でしたからマサキの補給は最後まで不要でした。レンゲです。隙有らば姉のスミレを押し退けてでも先に搾乳室に飛び込もうとしますが、この日は隙が無かったようです。滅多に首輪は固定しなくても済みますが、後ろ足だけは固定されないと落ち着かないのか、私が縛り忘れていると態度で教えようとする我侭山羊です。昨日は三日振りの快晴に道端の水仙が花を咲かせました。日本水仙と少し違うようですが、名前は判りません。
2019.12.20
蓮太郎が三度目の除角(二度失敗)を致しました。二度目の施術の瘡蓋が剥がれた途端に失敗が判明。今回は焼き鏝を近所の鉄工所製からデホーナーと言う名が付いた除角用の電気製品をネットで購入。準備万端・体重も二回目から7kg増の17kgにアップしていました。今回は施術時の出血も無く、麻酔から覚めるのも早く流石に投資しただけの事は有りました。他山羊達と離れた母屋(1号棟・搾乳室)の軒下で水を飲み、特別食のスイカも食べました。デホーナーの直径は25mmで角が当たる中央部は10mm程度凹んでいます。その結果施術跡は凸っていました。デホーナーに付いた説明書ではこの凸は自然に落ちるように書かれていました。親子揃って仲良く食餌もしていました。日付が変わった翌朝の写真は撮っていませんが、左右の凸が無くなった蓮太郎が一頭だけ舎内に残り、血を流していました。右目は血糊で見えなくなっていました。大慌てで何とか止血し、一昼夜隔離⇒漸く舎外に出て青草を食べているところです。右の角跡には揉み潰して血止めに使ったヨモギの葉が剥がれもせずにそのまま残っていました。傷が治る前に凸が落ちた原因は、おそらく妹の鈴との頭突きごっこや乳飲み時の突き上げ行為に因るもののようです。餌刈り作業の帰りに見た夕焼け空です。反対側の山々には超大型台風10号の片鱗を覗わせるような雲がピンク色に染まっていました。何だか予想進路が真上近くなんだよなぁ・・・旧暦は7月13日・・・なのに月齢は12なんだとか
2019.08.13
夜には雨が降り始めるという天気予報でしたが、山羊飼いの頬に当たる風や、西山にかかる雲行きから・・・少し早めに散歩を切り上げ、餌刈り出発を早めることにしました。散歩から山羊舎に戻ると・・・山羊達よりも先にタケノコを発見しました。タケノコと言っても太さは私の小指しかない小さなタケノコです。例年だと孟宗竹のタケノコが店頭から姿を消した後くらいから出て来るタケノコなのですが、今年は随分早いようです。山羊達はタケノコが大好きです。山羊舎の前では本来の丈高い竹の本数は徐々に減り、私の膝丈程度しかないまるで小さな笹のような竹ばかりが殖えています。餌刈り場ではイタリアンライグラスの出穂も既に始まりました。実が出来る頃になるとイタリアンライグラスは堅い茎ばかり伸びて食べてくれなくなります。でもちょうどその頃になれば高台はカラスノエンドウに替わり葛で覆われる筈です。因みに本日の餌刈りは降雨開始直後に終りました。(もう一寸で濡れなかったのに・・・)
2019.04.24
ここは10年前の夏にはセイタカアワダチソウやノイバラ・イタドリ・笹・芦などの丈高い植物を覆う葛原が広がり、足の踏み場も無いような荒地で冬季は勿論もう少し先までは褐色の枯れ野が拡がっているような場所でした。夏場に山羊達の餌刈りと散歩を繰り返して10年、徐々に植生が変化し、真冬でも緑のイネ科の草が育ち、今年はイネ科植物に混ざり、カラスノエンドウが広範囲に殖えているのが目立つようになりました。でも山羊飼いとして油断は禁物です。何もしないで放任すると山羊達が食べない草や毒草も同様以上に蔓延るからです。
2019.04.17
イタドリが盛んに顔を出し始めました。山羊達はイタドリの先っぽが大好きです。私も山菜を採る事と食べる事は好きですが、食べられるようにするまでの根気が要る作業は好きでは有りません。実家は新居浜市の山間部に有りましたが、私の住んでいた谷間の狭い地域では何処の家庭でも皮付きのままイタドリをサッと熱湯に潜らせた後、何度も水を替えながら一昼夜ほど水に晒して酸味を抜いたイタドリを適当に刻みそのまま調理していました。(イタドリ・ジャガイモ・油揚げを煮て醤油で味付け?)でもこの食文化が有る地域は狭い地域限定のものでした。同じ市内でも平野部に出ればイタドリは単に生で食べられる酸っぱい山菜程度の認識だったものでした。それが山を越えた高知県に行くと西の端から東の端まで何処へ行ってもイタドリはしっかりと皮を剥く下処理をし、パリッとした食感を残して上手に味付けされていました。お昼のコンビニ弁当のおかずに使われたり、スナックの突き出しにも使われるというほどの立派な食文化が有りました。
2019.04.14
日本テレビ「天才!志村どうぶつ園」(2019年4月13日19:00〜放送)でこの春出産予定ヤギを飼育している一般の方を取材されているそうですが、なかなか出産の兆候が表れず、乳の張りもまだ見られないのだそうです。そこで出産直前になると乳房がどれくらい張るのかというのを画面上で比較する為、昨年6月15日のレンゲ出産直前写真(一枚目)が使われる事になりました。レンゲは下の写真の通り出産前の6月7日にスミレの子山羊から左乳房に一度吸付かれており、その時の影響か出産直前になっても左乳房が右乳房より少し小さく見えますね。搾乳し始めれば24時間で回復するところですが、出産前に他山羊に吸われちゃうという事はじっくり時間をかけて準備した初乳を盗まれてしまったという事なので、これは回復出来ない重大事だったようです。
2019.04.08
久方ぶりにヤマガラが現れたのかと思いきやPCに取り込んでみると・・・ジョウビタキ君でした。ブロ友のジュラ2591さんが教えてくれたサイトakaitori.tobiiro.jp/simpleVC_20101031082413.htmlによると、ジョウビタキ16g・ヤマガラ17g・モズ38gは私がこれまで何度も見誤っている良く似た小鳥達なのでした。手前に居るのはオスのトビで、奥に見えるトビが抱卵中のメスでしょうか。手前のトビはこの直前獲物も何も持たずに飛来し、暫く巣に居ただけで近くの木に飛び移り、私の方を観察したあと遠くへ飛んで行きました。トビの巣のすぐ近くに居た鳥は毎日のように見かけるヒヨドリでしたので掲載しない心算でしたが、右隣に写っていたものが・・・どうやらアケビの新しい葉っぱとその蕾のようでした。近くの里山でもアケビが新芽を出し始めていましたが、ここ干拓地の高台では既に蕾まで出来ていました。えっ?・・・このあとヒヨドリに食べられちゃったかな?山羊達が食べているのはこの辺りでは真冬でも葉を落とさない野バラ(ノイバラ)ですが、手前に咲いている白い一輪の花は野イチゴ(クサイチゴ)です。そしてその花の右斜め下45度辺りに見える赤味掛かった丸い物は花が散ったあと・・・実になる部分です。
2019.03.21
高台上り口辺りから高台最高地点を中心に此処まで・・・茂っていた夏草を“片付け”ました。いよいよ今年も残り二ヶ月ですが、この高台の表面を覆っている葛葉が緑色を保って居られるのはせいぜいあと一ヶ月です。既に“片付け”終えた草の切り口から再発芽した草々の隙間や踏み跡からイネ科やタデ科の越年草や多年草が日光を浴びて柔らかそうな葉っぱを見せ始めています。私はこれらの冬草が年々殖えていると感じていますが、これが暖冬に因るものか、私と山羊達の蹄耕法(ていこうほう)に拠るものなのか、この場所での前例が無いのでよく判りません。よくは判りませんが蹄耕法に拠るものと信じたいところです。
2018.11.01
マルは先月26日にメス子山羊チェリーを出産しましたが、殆ど乳房が膨らまず、搾れば少しは出るものの明らかに乳量不足でした。それでも子山羊には初乳を飲ませたかったのと、乳量改善を狙い事有る毎に少しは膨らんでいる乳房を吸わせ続けています。(私が手を添える事も有りますが、チェリーだってまだ諦めていません)当初母乳の不足分は6月15日出産と比較的出産時期が近かったレンゲからの授乳を目論見ましたが、チェリーが全く吸い付こうとしなかったので、4月24日出産のスミレに託す事としました。スミレの子山羊達は生後2ヶ月を過ぎ、離乳も始まっていました。昨日からスミレの子山羊達(ボタン&ボピー)は夜間は隣室に隔離も開始しています。スミレによる授乳開始当初は首と両後ろ足を布紐で三箇所固定していましたが、近頃は私が後ろ足を固定する前からチェリーが乳首に吸い付いても暴れたりせず、大人しく吸わせてくれますが、念の為に今も固定し続けています。また当初チェリーを引き離すと啼き喚いていたマルをスミレの横に並ばせていましたが、感謝するどころか、自分のオヤツを温存しながらスミレのオヤツに口を出そうとする行儀悪さ加減なので舎長の怒りに触れ、今日からは「同席罷りならぬ」と相成った次第です。一昨日夜間別隔離する前はチェリーに授乳後の搾乳量が500mlを切る位でしたが、2000ml弱搾ってもまだ少しスミレの子山羊達が即飛びついても大丈夫程度はタンク内に残しました。(2,000ml入りPBが満杯に見えますが上の方は泡です)搾乳を終えてスミレが部屋を出ると軒下で待ち構えていたボタン&ポピーがそれぞれ乳首に吸い付こうとしたものの、スミレに軽くあしらわれ、残っていたスミレのオヤツ(フスマ3・米糠1カップ塩水練+ウリ)とか、お土産の桑の小枝の方に目標を変更していました。もう いつ完全離乳しても大丈夫です。
2018.07.13
7号台風は日本海に抜け温帯低気圧に変わったそうですが、四国でも山間部では500mm前後の降雨が有ったそうです。温帯低気圧に変わったとは言え雨雲はたっぷりと湿り気を含んでいますのでこれから迎える地域の方は是非お気をつけ下さい。また、今日は青空も見えましたが当地では明日からまた雨の予報が出されていましたので、山羊飼いの私は昨日出来なかった分まで餌刈りを済ませました。昨日閉じこもっていた山羊達も皆外に飛び出しました。マル母子も暫らく外に出て全員で南隣の草薮の中に居りましたが、チェリーに付きっ切りで傍を離れようとしないので高台散歩にはまだ早かろうと私がチェリーを山羊舎に戻しました。でもレンゲが自分の子供を残して先行し、すぐ傍の高台に上がって私一人では統制が取れなくなりました。レンゲに取り残されたサクラ(手前・姉)とヒマワリ(後・妹)は今色んな物を口に入れたがる盛りです。除草剤を散布して枯れた草は口に入れさせないように、住宅地側の道路には行かないように、用水路には落ちないように・・・要するに私は目を離せない子山羊達を目を離してはならない場所に放置されちゃったのです。呼んでも知らん振りのレンゲを諦め、嫌がるスミレに無理強いし、何とか敷地内まで戻しましたが、流石はスミレです。暫らくの間門扉の一歩手前でとどまり、それ以上私に楽はさせてくれませんでした。此処に居る限り、子山羊達は安全ですが、餌刈りは勿論 命令を聞かないレンゲを連れ戻しに行く事さえ出来ないのです。
2018.07.04
コメント(10)
今日は所用で出掛けるために一時山羊舎を離れ、午後1時過ぎに山羊舎を覗いた時、マルはスミレの部屋に居てスミレ親子とレンゲとサクラ達は山羊の広場で寛いでいました。ただヒマワリが一頭だけ広場の隙間から出て母屋(搾乳室)の軒下でメエメエ啼いていました。私がこの時立ち寄って居なければ、いずれ成山羊達が昨日同様関所破りをして私に叱られる羽目になっていたのかも知れません。それは兎も角、気になっていたマルに異常が無かったので、ヒマワリを門扉の隙間から広場に戻し、私は一旦帰宅し、着替えと昼寝の後三時過ぎに出舎すると、マルが自室に篭りお産が始まっていました。三時半頃メス子山羊が生まれました。だけど、マルのオッパイは一向に膨らみません。隣室(レンゲの部屋)との境に置いている岩塩に頭を載せてウトウトしているのは除角の焼け跡が残るヒマワリです。マルのオッパイを搾ると初乳のような物が少しは出ていたので子山羊を吸い付かせました。それでは不足だろうとスミレから搾ったミルクをアルミボールに注いで飲ませようとしましたが子山羊は殆ど飲まないままマルが平らげます。哺乳瓶で再挑戦してみましたが子山羊は私の指には吸い付いても哺乳瓶の吸い口には吸い付こうとしないままでした。仕方が無いので明日になればもう少し上手く出来るようになるだろうと信じて、引き上げました。
2018.06.26
0623五月晴れ(サツキバレ)に木陰を求めてネジバナに出会えました。0624ヒマワリが生後十日目となり知り合いのI獣医にお願いし除角して頂きました。麻酔から覚めたばかりでヨロヨロしながらもレンゲ母さんに励まされオッパイに吸い付きました。朝八時半頃に車で出発したから少なくとも4時間半ぶりの授乳です。なお 診察前の体重測定結果は6,120gでした。生まれた翌日の体重が4,200gでしたから順調に育ってくれているようです。
2018.06.24
レンゲ(一歳)が初めて子山羊を産みました。予定日より一日早かったものの二頭とも元気なメス子山羊でした。子山羊の名前はサクラとヒマワリ・・・孫の命名です。
2018.06.15
成山羊達は4月11日以来、子山羊達二頭にとっては4月24日誕生以来初めての高台デビューです。一ヶ月余り高台散歩を敬遠していた間に、高台は春模様から夏模様に一変。写真右奥の竹林まで延びる私が歩いた踏み跡が無ければ子山羊達は殆ど一歩も這入れない草薮です。それでも成山羊達が踏み分けた草叢に果敢に挑もうとしたボタンとポピーなのでした。今年は刺し蝿(サシバエ)や蚊 更には虻(アブ)までも早々と出現、こんな草薮ではノミ・ダニ等への備えも必要かと帰舎後早速駆虫薬(エプリネクストピカル)を全頭塗布しました。
2018.06.01
左が姉のボタン・右が妹のポピーと名付けました。最初は上手く乳首に吸い付けず、スミレの乳房にがむしゃらにアタックしていた子山羊達でしたが、ようやく上手に吸い付けるようになりました。これで舎長がオッパイを持ち上げてやったり、張り過ぎて吸い付き難くなる心配をする事も無さそうです。
2018.04.29
コメント(12)
久し振りの良い天気です。お日様が当たると随分暖かく感じるようになりました。山羊達にブラッシングすると毛が沢山抜ける季節になりました。抜けた毛をその辺に放置していると、巣作りに使うのか鳥達が片付けてくれます。渡り鳥の北帰行が始まったようです。海の上を低空飛行で数派の群れが北に向かいました。
2018.03.23
1月25日に高知県南国市の川添ヤギ牧場さんの所まで130km マルを今期二度目の種付けに連れて行きました。(一昨年から失敗続き)一度目は昨年11月でしたが、三週間後に再び発情の兆しがあり失敗と判明。年明け早々にもう一度兆しが有りましたがこの時は三賀日で先延ばししていました。我が舎に居る時にはメエメエ騒いでいても、長距離輸送の間に♀ヤギマルの熱が冷めてしまったのでしょうか。ちっともその気にならないマルでした。私が当てにしていた♂ヤギ君(メリー産120君)はしばらくお見合いの後に諦めてサッサと引き揚げてしまいました。二番手で登場してくれた♂ヤギ君はマルよりも一回り小さい若ヤギのメリー8君。マルが元気を取り戻すまでの繋ぎにと私が若ヤギのメリー8君の機嫌取り(頭すりすり)。ようやくその気になったマルと若ヤギメリー8君でした。川添さんお忙しい中大変お世話になりました。
2018.01.25
散歩に出発直前にスミレが私の前に来て ハイポーズ?違いました。「ハイ(蝿)叩いて」の催促でした。前半はずっと空梅雨だった今年の梅雨もそろそろ終盤のようです。例年梅雨の終わり頃になるとあちらこちらで集中豪雨による災害が発生していますが、今年もついに大きな災害が発生してしまいました。被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。高台に上がる坂道の手前の舗装路はご覧の通り水浸し状況が続いているので本日は高台には上らず、この道を直進する事にしました。マルが振り返っている交差点の所で干拓地の舗装は途切れています。道路の左側が高台の東端です。クズに覆われていますが、此処から高台には橋が無いので登れません。クズの下には幅2m深さ50cm程の堀のような水溜りが潜んでいます。昨日は私がボッチャン。今日はソラがボッチャンしました。昨日ブロ友のジュラ2591さんが書かれたブログに有ったホウジロらしき鳥のさえずり音が聞こえてきました。その囀り音はサントリーさんが運営されている「日本の鳥百科」で聞けるとご案内頂いたばかり、聞きたてのホヤホヤでした。でも私には10m近く離れた高台の枯れ木の天辺で囀る小鳥を見分けられるほどの聴力も眼力も勿論まだ有りません。こんな垂直に近い木の枝に止まって囀れるとは・・・この華奢な足のどこにそんな力が秘められているのでしょうか。
2017.07.08
今朝の9時過ぎから降り始めた台風3号による雨は12時ころには愛媛の宇和島市に再上陸したとのラジオを聞きながら、今日は一日中外出は無理だろうと思い、給餌量を多くした途端に日が射し始めました。早速散歩に出発です。真夏のような日が射し始めると葉に着いていた雨粒は瞬く間に消えてしまいました。南の方の山も姿を現し始めました。西の方の山はスッカリ晴れ上がりました。ラジオでは台風は阿南市(徳島)辺りだと言っていましたが・・・足の早い台風で散歩から帰った頃にはもう 田辺市(和歌山)辺りだと・・・梅雨前線が停滞している地方では台風の影響を長時間受け続けるようですが、前線の南にあたる当地では、雨量も風も然程ではなく、蒸し暑さだけが厳しくなったようです。そして気になる今後の天気予報は・・・今のところ一週間先まで傘マークは殆ど見当たりません。
2017.07.04
バックミラーに小さなカマキリが・・・空には真夏の太陽が・・・本日当地の最高気温は34.1℃だったそうです。作業帽を麦藁帽子に替えました。上半身は裸にタオル一枚です。梅雨真盛りの筈ですが、今日の石鎚山は雲で隠れていたのは山頂部分だけでした。こんなに沢山草が生えているのに我が舎の山羊達はショッチュウ一輪車に積んでいるお土産品の味を“確かめ”に戻ります。この一輪車のハンドル部分に括り付けている木の枝には携帯ラジオを結んでいます。カメラは枝先に吊るします。鎌もハエ叩きも使わない時はこの木の枝に吊るしたり立て掛けたりしています。草林に入る時には擦り傷とかマダニが怖いので長袖・長ズボンに脚絆や軍手まで着けています。だから兎に角暑いです。今年四国地方の梅雨入りは6月7日から・・・梅雨明けは7月14日から7月24日頃になりそうと予想されてはいるようですが、これまでで最も早い梅雨明けは東京オリンピックが有った年 昭和39年の7月1日。まさかこのまま雨が降らないなんて事はないでしょうねぇ。。。
2017.07.01
山羊の広場の柵に引っ掛けているのは土手に生え始めた今年生まれのまだ柔らかい竹と、舗装道路と堤防の繋ぎ目辺りの隙間に生えたナワシログミと同じくエノキです。要するにどれも人間達にとってそんな場所に育って欲しくないような所に生えたど根性植物達。だけど私にとっては伐って直ぐ車に積める便利な場所に生えて来た有り難い餌になる木です。私の愛車は山羊達の餌刈り兼用車(殆ど専用)です。身軽なレンゲはその車の中で零れた葉っぱを見つけたようです。この車にはアチラコチラに蜘蛛の巣が張られています。アリをはじめカマキリやカタツムリも時折乗り合わせています。こちらはいつも散歩に訪れている高台です。ここから少しずつ刈り進みます。高台に今生えている草は殆どが丈高い夏草ですが、今刈っても秋までには余裕で復活します。山羊達も少しずつ分け入ります。そして今枯れている冬草の種を蹄で踏みつけ拡散させます。今日も一輪車に一山お土産の草を刈りました。いつも通る高台への坂道(私が二年前に開削)はいつの間にか舗装路に生えているイチゴツナギ(イネ科・暖地では常緑の多年草ですが、当舎の山羊達は夏季にはあまり食べず、クサイチゴ同様冬季用の草と言えます)で覆われました。これまで生えていなかった草が高台に進出し、畑に生えていなかった草が逆に高台から進出しています。これが所謂蹄耕法(ていこうほう)というものの原型なのでしょう。
2017.06.30
これは昨日木から落ちていたヤマモモの実です。拾って水洗いしましています。今日は昨夜の大雨の影響か、ほぼこの二倍程度拾いました。此方は本日マルが食べ残した搾乳時のオヤツです。こちらは、これからスミレの搾乳中に給餌するためのオヤツで手付かずの状態です。中身はフスマとヌカを水で練り、ジャガイモの屑(男爵と北あかり)を塩茹でした物と今朝拾って四等分したヤマモモです。マルの食べ残しを先ず最初に食べさせたのはレンゲですが、よく見るとレンゲが真っ先に食べた物はジャガイモで、次がフスマとヌカの練り餌です。ヤマモモは鼻先で取り除いていました。その残りを全て平らげたのはソラでした。スミレは昨日搾乳中にヤマモモを完食しましたが、今日は半分ほどしか食べませんでした。これを平らげたのもソラでした。一方寝たきりのベリーは完食、フキは半食程度でしたがこれを平らげたのもソラでした。ソラって何の役にも立たない去勢山羊ですが、こんな所に活躍の場を得たようです。
2017.06.25
ソラとレンゲが食べているのは私が10年ほど前単身赴任してていた高知市からの帰り道で苗木を買って植えていたヤマモモの実です。去年も一昨年も食べさせようとしたものの、全く人気(山羊気)が有りませんでしたが・・・この子達は給餌の前に発見し、自主的と言うよりも勝手に食べ始めました。私が食べさせたかったのはこの子山羊達ではなく搾乳中のスミレマルと闘病中のフキベリーだったのですが。。。この後撮影だけ済まして四等分しフスマ・ヌカ・塩茹でジャガイモと共にオヤツとして成山羊達に順次給餌しました。菊乳中のおやつとして給餌の結果、最初に搾乳したマルは後で食べようと食べ残したのか否かは判りませんが、食べ残しを軒下に移動させると直後にソラとレンゲがお手伝いして食べ始めマルは席を譲る形でその場を離れました。(いつものパターンではマルは同席している事が多い)続いて搾乳したスミレは搾乳中に完食。(これはいつものパターン)最後に闘病中のフキベリーの個室に運び、暫く後にトレーを見るといずれも完食していました。どうやら今年のヤマモモをまだ食べていないのはマルだけになりました。この分ではヤマモモもいずれは野イチゴ(クサイチゴ)同様 全員喜んで食べ始める事になりそうです。 山羊達はどうやら赤い色の食べ物に対してはかなりの保守派のようです。ホーホケキョってウグイスの鳴声は法華の太鼓同様だんだん良くなる?毎日耳を澄ませば聞こえるウグイスの鳴声ですが、なかなか姿を見る機会には恵まれません。でも今日はハゼノキの枝の中からクスノキの天辺に飛び移って囀るウグイスに出会えました。花札の梅にウグイスの絵が薄緑色で描かれていますがウグイス色はもこんなに灰色っぽいのです。何かは判りませんが通り過ぎる昆虫も写っていました。私も下手なりに口笛を吹くと暫く法華経を聞かせてくれました。見ているだけよりも長く居てくれそうな気がするので吹く口笛ですが、私の口笛は子供の頃のほうがもっと上手かった筈?この蟹も我が舎を棲み処としているのか、時々水周りに抜け殻を置き去りにしています。名前は知りませんでしたが検索の結果、おそらくアカテガニ(赤手蟹)と呼ばれている蟹のようです。ここは干拓地なので産卵場の海には近い場所ですが、山羊舎の水周りは無論淡水です。アカテガニ(赤手蟹)は雑食性なので山羊舎に棲んでさえいればダンゴ虫なんていくらでも食べられそうですが、舎長としてはサシバエとか蚊の幼虫等を食べてくれると助かります。「タヌキやアオサギ・カラス等に捕まらないよう気をつけろよ」
2017.06.23
おやっ? 畑の柵の中に蓮華が侵入しています。コラ! 蓮華! 何ばしようとかいなこの子は おまはよ畑出て来んか出れー出れー。小さな蓮華は畑の出入り口につけたオンポロ扉の下を潜れるのでした。スマートで背の高いソラは竹の枝で塞いだ柵の隙間から首を突っ込み、挿して3年目漸く伸びた桑の木の・・・葉っぱだけなら許せるものを・・・皮を剥ぎ盗る悪逆非道。。。今日の散歩は久し振りに舗装路沿いの草刈をしようと・・・真っ直ぐに進もうとは致しましたが、途中中断し急ぎ戻りました。理由は蓮華のこの足です。近所のTさんが此処に這入るなと張っている魚網製の柵の前に、更に念入りに用水路の上に板を置き。その上にペール缶を並べて塞いだ僅かな隙間から、水路にボッチャンしちゃった次第です。蓮華は隙さえ有れば通り抜けたくなる困ったちゃんです。冷たい自噴水で水洗いされスッキリ爽やかになりましたとさ。その後日が傾く頃からぐるっと車で回って餌刈り最終目的地は知人の空き宅地。その近くに生える一本杉(ヒマラヤスギ)がアオサギの営巣地です。到着時刻は19:11ここでの餌刈り終了時刻は19:49でした。何しろ昨日が夏至という日の長い日です。暗くなってもストロボは使っていません。こんな所で煩い鳥達を激高させると、大騒ぎになり、責任問題ともなりかねません。おー怖っ!!
2017.06.22
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今日は夏至 昨日の夕方から降り始めた雨は今日の昼前にはもう上がりました。梅雨入り発表が遅れていた北陸や東北地方にも梅雨入りが発表されました。ちなみに四国地方の過去66年間の梅雨入り日の平均時期は6月5日頃。(今年は6月7日・最も早い梅雨入りは5月19日・最も遅い梅雨入りは6月21日)同じく66年間の梅雨明け日の平均時期は7月18日頃。(最も早い梅雨明けは7月1日・最も遅い梅雨明けは8月2日)なのだそうです。梅雨入り後二週間経過し、今後中盤から後半に掛けての雨の降り方は各地に水害をもたらしかねない局地的に激しい雨になる事が多いようなので私も気をつけようと思います。山羊舎の前(左の窓ガラス)には昨日から雨よけ兼日よけのブルーシートを張りました。畑に残っていたジャガイモも全て昨日の雨の前に掘り終えました。ずっと天日干ししていた敷き藁用の草も屋根の有る場所に取り込みました。山羊達の前方約50mにアオサギが居ました。私に続き、真ん中のソラと蓮華がアオサギに気付いたようです。ぬ続いて先頭のマルとしんがりのスミレも気付きました。ただ、一番最初に気付いたのは私よりも眼光鋭いアオサギさんだったことでしょう。ちなみにアオサギの鳴声ですが、営巣中の鳴声を聞いている限り「ギャーッ」という悲鳴のような声ではありません。「コッコッコッコ コケッコー」が鶏の声だとするとアオサギは殆ど「ガッガッガッガッガッガッ・・・・」でした。どうやら「ギャーッ」というような声は夜中に犬を散歩させていた私のヘッドライトに目が眩んでの悲鳴そのものだったようです。散歩中、山羊達の影は出来ましたが、ソラの上の空には梅雨空が広がっていました。高台に上がるマルのずっと奥の南の山々はまだ雲で隠れていました。トンビが舞う西の空には青空もあり、山では霧が昇りつつありました。一輪車が満杯になる前に、マル・スミレ・ソラ達の姿が高台から消えました。この時高台に残っていた山羊は蓮華だけです。母乳を飲めない蓮華にミルクを飲ませているのは私です。そのミルクの提供者はマルとスミレなのですが、蓮華はそれに気付いているのでしょうか。この時 南の方の山々も霧が晴れつつありました。この分なら明日も恐らくこんな空模様なのでしょう。蝿叩きは散歩中の常備品です。この後 親山羊達は下の舗装路で私達の帰りを待っていました。
2017.06.21
二日前から一本のホースで日夜潅水中の畑ですが2~3日で畑の端から端まで水が届くだろうと思っていたら・・・何とかいち早く行き渡らせたかったサトイモ(当地では田芋とも呼ぶほど水好きで知られる芋)二畝の間までの縦線は届いたものの、其処から先の横線への水の流れが遅々として進みません。今週火曜日に長兄から貰って昨日二畝上流部に移植したばかりのアシタバ10株とキンジソウ(キク科~別名水前寺菜・ハンダマ・式部草)1株には如雨露で水遣りしました。ハイ 上流部の畝間にさえも水が行き渡っていなかったのです。まるでザルのような水無月の畑です。例年の梅雨時ならば高台に降った雨が滲み出して水浸しになる舗装路も今年は乾いています。でも此方側の用水路は自噴水のお陰で水草(湿地でも育つ)のチドメグサが繁茂しています。いつも汚れているソラの後ろ足が灰まで被って更に汚れていたので身体ごと水洗いしました。近頃我が舎のスミレ以外の元気な山羊達はマルに倣ったのか竈の灰(蚊遣りの煙を立てた後の灰)を被るようになりました。山羊の毛って洗えばそれなりに白く写るものなんですねぇ。。。
2017.06.18
餌刈りに行った200m位先の牧草地にキジの夫婦らしい姿がぼんやりと見えました。三脚無しの望遠で捕らえたカメラのピントがそこそこ合っていた此方はオスの方ですが、正面を向いたキジの目はしっかりと此方を捉えていたようです。キジの目はトリメと呼ばれ、暗い所は苦手なのかも知れませんが、遠くを見る視力は少なくとも私の数倍は有りそうです。此方はもっと近くて50m程先のヒマラヤスギの天辺に居たアオサギですが、撮影した時点では後ろを向いているとばかり思っていました。PCを開いてビックリまさに私を見つめていたようです。なお、アオサギは夜中でも良く見える鳥のようです。うっかりヘッドライトなどを当てようものなら、「ギャーッ」と大音声で叫ばれます。此方がそのヒマラヤスギの大木で数羽のアオサギがいつも営巣していますが、何羽居るのか数えた事はありません。因みにこの木の真下の道路は真っ白く汚れていますのでいつも素早く通り抜けています。こちらはフキの左半身です。寝たきりになって直ぐに毛が抜けてツルツルになった素肌や褥瘡寸前になっていた箇所にも白くて短い毛が生え始めました。カメラを離してストロボ撮影するとこんな感じになりました。先日有孔ゴムマットを直に使った時に付いた右腰骨辺りの瘡蓋がある傷跡と左目の上辺りにはまだ毛が生えていませんが、あと少しです。右前足も本日夕方には体重をかけて真っ直ぐに立っていました。後は自由に立ったり座ったりがまだ出来ませんが、電子鍼治療だけは相当嫌な様子です。
2017.06.14
蓮華が今日で生後2ヶ月になりました。つい先日の計量で丁度10kgありました。昨年7月17日生まれ年上の甥っ子ソラは生後1ヶ月で12kgでしたから成長は随分遅いようです。母乳を自由に飲めなくなり貰い乳は出来ても母乳と違い好きな時に好きなだけは飲めません。少ししか飲ませまいとしている訳では全くないのですが、これまでの子山羊達よりも早くから青草を食べ始めたからなのか、少し飲んでは青草を食べようとしたり私を相手に遊び始めます。そんなこんなで近頃では一日500mlも飲みません。一方生後約11ヶ月になるソラへの授乳期間は何故か3ヶ月そこそこしか見られず、早々と離乳しましたが身長は母親のスミレとほぼ同じ、身体つきは随分違ってスマートな流線型(体重は重くてもう抱っこして測れません)をしています。で、昨日の黄金虫と違って背中に乗っているのはメス山羊の蓮華。乗られているのがオス(去勢)山羊のソラです。でもスマートなソラの背中は横たわるフキ母さんの横腹と比べると不安定。落とされる事もあります。でも一番遊んで貰い易いのはボス争いに関心の無いソラ君のようです。草を食べるのは随分上手になりました。三つに分かれた葛の葉っぱはもう直ぐ真ん中から一度に三枚共口に入れて食べられるようになりそうです。(今は端っこから真ん中を手繰り寄せて食べ始めた段階)此処は高台の最高地点いわば尾根筋で、私の鎌が今年の春以降既に二回は入った場所です。
2017.06.13
おや黄金?搾乳室入り口のコンクリートブロックに大小親子のような黄金虫が二匹10分間以上しがみついて殆ど動かないでいました。黄金虫の子は幼虫時代を地中で過ごし植物の根っこを食べています。(害虫と呼ばれています)するとこの二匹は親子ではない。余計な事かも知れないが早く帰らないと此処には百足に蜘蛛に蟷螂も居ればタヌキだって来るんだから殺されちゃうぞ。こちらは右手前のスミレと対角線上のソラは親子。右奥のマルと左手前の蓮華は全くの他山羊。散歩に出掛ける前のジョソウ段階です。此方がいつも散歩に出掛けている高台の草原です。雨が降っていなければ毎日のようにやってきて山羊達を放牧しながら一輪車で通れるように餌刈りもしています。でも私が餌刈りしている細くて短い通路を一歩左右に食み出すと、こうなります。此処が山羊達の放牧場所。山羊達はここで柔らかい新芽部分のみを食べ歩きます。食べても食べても食べ尽くせません。食べられた草の茎は其処から枝分かれして更に伸び続けます。只今此方のセイタカアワダチソウは成山羊達の頭より一寸上、食べ頃の高さです。これから夏に向けて細くて短い通路を徐々に拡げ、やがて冬草が発芽し始める秋に掛けて植生を少しずつ変えながら山羊飼いの日々を続けたいと思っています。散歩中の餌刈りは一輪車にこの程度。本格的な餌刈りは別の場所でしています。
2017.06.12
こちらは昨日の写真でフキ母子達の様子です。薄日は射していましたが一応青空が少ない曇り空。同じ四国で太平洋側の高知県では雨も降ったそうですが、瀬戸内側の当地では梅雨入りが発表された当日しか雨が降っていません。これからが今日の写真で薄日も射さず、雨も降らない全面的な曇り空。これがいわゆるカラ梅雨という日和でしょうか。マル叔母さんが道路の石垣に身体を擦り付け行ったり来たり、往復しながら身体を掻いています。私がカラの一輪車を運び出し、「こっちだよ~」と声掛けすると蓮華はそれまでじゃれついていたマル小母さんを放り出してタッタカター。背景が曇り空だと空との境に居るソラ(山羊)の姿は肉眼では見えていても写真には映り難いですね。でも背景が緑だと生後二ヶ月弱・体重10kgの子山羊が遠くに居て お尻しか写っていなくても白い身体が目立ちます。散歩から帰ると、親山羊達二頭(マル・スミレ)のお腹は左右とも大きく膨らんでいます。膨らんでも膨らんでも食べ続けるからこんな青草だけのような粗食からでもタウリンたっぷり栄養豊富なミルクを作れるんでしょうね。(他にも色々有りますがタウリンは牛乳の20倍程度含まれているのだそうです)出典・・・山羊乳の魅力(有原圭三・北里大学獣医学部動物自然科学科食品機能安全学研究室)
2017.06.11
フキを天井からチェーンホイストで吊り下げている限り倒れないので今日は餌箱も水を入れたバケツも塩箱も部屋の中央に置いてみました。ゴム紐を使って吊るせば伸び縮みはしますが、播き戻しが無い分具合が悪そうだし、チェーンホイストで吊るせば播き戻しは有るけど伸び縮みしないので部屋の隅に置くと矢張りこれも具合が悪かろうと言う訳です。山羊達を戸外に出していると、このところはマルが(以前はベリーが)この位置に寝そべる事が多くなりました。この位地というのは山羊の広場の中央部に有り、蚊遣りの煙を立てる場所。即ち灰や消し炭が残る凹のように窪ませた場所です。当然ですが、マルのお腹は灰神楽状態になります。どうやら此処に居ると蚊避けになる事に気付いたようです。座り心地が良いようにわざわざ地ならしまでしてこの席を確保しています。・・・で こちらは先日私が草(笹)刈りをして歩き易くなったクスノキの陰。今日は風も通り、この下に居ると汗が引くほど涼しい場所です。一輪車には昨日の散歩中に高台で刈ったセイタカアワダチソウとかイタドリ・葛・ヨモギ等を積んでいます。今日はスミレとマルの部屋を大掃除したのでそちらの餌箱も木陰に運んでいますが、見向きもしなかったので後ほどフキとベリーに回しました。餌箱の餌はなるべく無駄にならないように刻んでいます。山羊達が欲しいのは葉っぱとか柔らかな新芽の辺りなのですが、刻んでいると枝や茎まで一緒に食べさせられるから それが嫌なのでしょう。(それなりの重さや支えが無いと美味しい箇所だけを千切って選別出来ない)掃除をしていると山羊達の散歩が日没後になりました。高台に上がると満月が昇り始めていました。送電線に遮られて無粋な満月ですが、今日の満月は夏至に一番近い満月です。どの季節でも満月は、地球を真ん中にして月が太陽の反対側にある時なので、太陽の高さと満月の高さは逆になります。夏と冬では、満月の高さが随分違い夏至に近ければ真南に有っても30度程度(地平線に近く南中の時でも赤味を帯び易いのでアメリカ圏ではストロベリームーン・ヨーロッパではローズムーンと呼ぶのだそうです)。冬至に近ければ80度程度(大きく見えるのでスーパームーンと呼ばれています) 上の写真は近くに物が有る所為か白くしか写っていませんが、橙色程度には赤味が差していました。望遠を最大にすると手振れが有りピンボケですが、こんな色でした。まぁ当地の東側は煙突が多い場所なので、いつ見ても満月が出たばかりの時刻だとこんな色です。地球から一番遠くに有って最も小さく見える満月だそうだからリトルムーンかと思いきやその名は髪飾りに使われていました。蓮華は随分上手に草を食べられるようになりました。ずっと外に居てこの時間になると第一胃が有る左側のお腹も膨れています。散歩中の蓮華はスミレ姉さんの傍に居ると弩突かれる事が多いので どちらかと言えばマル小母さんとかソラ君(年上の甥)や私の傍に居る事が多いです。夏至が近くなり19時半を過ぎてもこの明るさでした。
2017.06.09
昨日は殆ど一日中雨に閉じ込められていた元気組の山羊達を今日は思い切り舎外で遊ばせました。とはいえ遊び相手が居ない蓮華は出来れば私の傍に居たいようです。蓮華が噛んでいるのは一輪車に結んだロープの滑り止め用の黒いゴム紐です。足元に転がっているのは・・・その小ささから見てソラのソレでしょうか。敷地のゲートを開けた後、私が蝿叩きを取りに戻ったので、スミレもマルもゲートの手前で待ち、ソラと蓮華も一応敷地内には留まっていました。蓮華が食べているのはゲートの外の敷地内に拡がりつつあるシロツメクサ(クローバ・常緑の多年草)最近では高台に付けた私達の踏み跡沿いにもチラホラ花が咲いています。明らかに私や山羊達が種を運んだようです。シロツメクサはコンクリートの侵入路の両側に拡がり始めています。一方敷地の外の用水路にはこれも常緑のチドメグサが食べても食べても増え続けています。明日葉以上の生命力で、用水路の窒素分除去にも貢献?しています。高台(干拓地)でも夏草の勢いは山羊達の散歩時だけの食草では追い付けません。今のところ破竹林までの高台横断の踏み跡だけは細々と開通させている状況です。本日のフキは右足を庇いながらも天井からの吊り下げ解除後も3時間近くは自立出来続けていたようです。私が本日最後の給餌後にジャガイモを一畝分掘って退舎前の21時過ぎ 山羊達に「また明日ね」と声掛けするとヘッドランプに光るフキの目が網戸を通して見えたので、急遽引き返しフキをゆっくり倒して寝かせました。寝たきりになって以降、立っては居ても窓から外を見ていたのは昼夜を問わず初めてでした。これまではいつも俯いていたからです。
2017.06.08
今日は昨日までの上天気とはガラッと変わり、朝から夕方まで雨が止まず、ずーっと小雨と本降りの繰り返し、昨日の九州・山口に続いて四国にも入梅宣言が出されました。山羊達を外に連れ出せたのは既に20時近くの薄暗くなってからの僅か10分間程度でした。フキの右前足の不調は三日目になりましたがやはり長時間立ち続ける事が出来ないので昼間はこのように夕方の給餌を終えて暫く経つまで天井から吊り下げっ放しでした。蓮華は母親の具合が悪くてもお構いなしでこのような事をしますのでリハビリ途中で右前足が逆戻りしたフキが長く立っていられる筈も無く、倒れた後も首とか腹とか所かまわず足蹴にされるままでした。ただその倒れ方が今日は少し違って、右側を下にして倒れ、頭を擡げる事さえせず、如何にも具合が悪そうなので、お尻を持ち上げゴロンと体位を変換・・・させる事が・・・何と出来たのです。フキの体が随分細くなっているとはいえ私との息が合わないと無理だった筈の事です。フキと蓮華親子は何故か頻繁に塩を舐めたがります。今日はオヤツにも少々塩分を含む塩茹での小さな新ジャガが有ったのですが、寝たきりで自由には水も塩も摂れないベリーは、給餌した物以外には差し出しても受け付けないのに大きな違いです。
2017.06.07
寝起きが自由に出来なくなっている山羊に有孔ゴムマットを直接使用した結果、どうなったかは昨日のブログに書きましたが、今日はフキのその後の様子を報告させて頂きます。 という事で・・・ブロ友の皆さんから昨日頂いた暖かくて有り難いコメントに対しましての個々のお返事はこれをもって省かせて頂きます。特に腫れも無ければ傷も無いので昨日のブログには書かなかったのですが、昨日からフキが右前足を庇っているのか力が入らない様子で、長くは立って居られなくなりました。リハビリとしては少し逆戻りしたのかな?という印象ですが、引き続き様子見の状況です。外に置いていた岩塩をフキがいつまでも舐め続けるので吊り下げ介助の私が痺れを切らしフキの部屋に岩塩を運んだ時の様子を前後から撮影しました。なお、フキを天井に吊り上げて立たせた時に使ったチェーンホイストと手製の胸腹当て改良型は取り外しています。(替わりに長いゴムチューブと改良前の胸腹当てを使用)また昨日赤剥けていた右腰骨の辺りの傷は既に乾いて瘡蓋が出来つつありました。※天井の薄いベニヤ板はチェーンホイストを吊る為に横滑りさせています。 窓際の板壁には蝿取り紙も吊るしています。一方フキが寝たきりの間中ずっと下になって抜けてしまった左半身の毛は一部を除いて生え始めました。
2017.06.06
ジャックのパン屋さんから頂いていたアドバイスには「「体の下部に敷き藁」という言葉がしっかりと入っていたのですが、敷き藁を使わずに有孔ゴムマットだけを敷く事にしたのは私でした。ところが、広さ100×150cmに厚さ2cmの「有孔ゴムマットだけ」というのはどうやら身体の自由が利かず、起き上がる事や逆に立った状態から横になる事が出来なくなっている山羊には頑丈過ぎたようです。昨夜私が退舎した時には立っていたフキでしたが、本日出社した時には左半身を下にして横たわっていました。(写真は反対に右半身を下にして私の介助で強制的に横たわらせた本日退舎直前のフキです)目の上や腰骨の辺りに擦れて付いたらしき傷や痣が出来、毛が無くなった肌にはクッキリと有孔ゴムマットの跡形が残っていました。(この時点でも少し残っていました)しかも何故か上になっていた筈の右腰骨の辺りが赤剥けになってもいました。そんな訳で、急遽「有孔ゴムマットだけ」は諦め「有孔ゴムマットの上に敷き藁」を施しました。勿論ベリーの部屋にも敷き藁を敷きました。先日刈った山羊の広場の草や笹が敷き頃に乾いていました。なお ブロ友の皆さんから昨日頂いた暖かくて有り難いコメントに対しましての個々のお返事はこれをもって省かせて頂きます。
2017.06.05
見合って見合って東~マルの里 西~スミレ山 頭突き合戦の行司はソラが勤めますおやおや大きく振りかぶっているのはマルの里対するスミレ山はこんな消極的態度で良いのでしょうかあれ?大きく振りかぶった筈のマルの里でしたが、ぶちかましの威力はそれ程でもなく僅か首の差と言ったところでしょうか何番も頭突きごっこが続くので行司役のソラは行司に飽きたようです。何年か後に山羊達は二足歩行が普通になっているかもしれません。一方此方は寝たきりから脱するべく、リハビリ中のフキです。フキが立ち上がろうとして足掻くと滑ってしまう敷き藁に変え、スノコ板の上に直接滑らないよう有孔ゴムマットを敷く事にしました。有孔ゴムマットを敷くのは山羊飼い仲間のジャックのパン屋さんからご提案頂いた方法ですが、私はこの際一気に敷き藁を使わずに済ませようと思っています。その作業をするためにフキと蓮華には舎外に出ていて貰いました。ソラと蓮華が立っているクスノキの陰まであと少しの草陰(フキの下には敷き藁にしようと乾燥中の刈り草が丁度クッションになっています)に倒れちゃったのは想定外でしたが、兎に角作業を急ぎました。作業が終るまで寝たきりだったフキを、吊るす物の無い青天井の下で立ち上がらせたのは、チェーンホイストならぬ梃子と三脚でした。改装オープンした山羊舎に早く入れたいのに、舎外に置いた岩塩をフキが舐め続けていたので、餌箱よりも先に岩塩を持ち込みました。餌箱周辺のスノコ床は頻繁に補修を繰り返したので薄いベニヤ板を置いています。山羊舎の広さは約200×150cm弱・マットの広さは丁度100×150cmなのですが、約と丁度は全く違いますのでこのように敷きました。一方全く立てなくなったベリー舎はスノコ床を取り払ってしまい傾斜の強いコンクリート床です。だからこれ以上ベリーが下に下がらないよう角材と板を置いて仮止めしていますが、もう少し時間を掛けて調整する心算です。なお、コンクリート床が濡れているのはベリー舎の掃除をフキ舎掃除の後にしたのでまだ乾いていないという次第です。
2017.06.04
フキ舎を覗くとまさに起き上がろうと足掻いている最中でした。しかし、昨夜フキの体の下に敷いていた敷き藁が足掻いた分だけ横に押しやられていました。それならばと、フキの後ろに回り、お尻を持ち上げて立たせようとしましたが、前足を伸ばしてしまっていたので、人力での介助は無理と早々に諦め、いつもの通りチェーンホイストを使って起き上がらせました。昨日山羊の広場の草刈を半分ほどしていましたが、マルとソラが普段は見向きもしなかった広場内の草を食べ始めていました。スミレはフカフカの草の上で、蓮華は軒下のコンクリートの上でそれぞれ日向ぼっこをしていました。足元がスッキリしたので動き易くなったようです。除草目的で山羊を使いたいなら、給餌はしないで置く事です。
2017.06.02
4月13日(木)生まれの蓮華は今日で7週目てす。撮影時に食べていた物は小さな竹の葉っぱです。当敷地内には元々高さ2m程度の笹が生えていて、高さ2~3m程度の竹はその笹薮の中に突然現れ、徐々に勢力範囲を拡げ始めていました。そんな場所の笹を刈って成山羊のベリーを飼い始めたのが、2009年5月31日17時頃でしたから実質的には今日で10年目になります。その頃伸びきっていた竹は冬になると山羊達に葉を食べられるものの、に五月なると新しい葉っぱを生やしたり、小さいながらも竹の子も出始めます。一度は私に刈り取られた笹も同様に竹の子ならぬ笹の子を出していましたが、今では小さな竹と同様に山羊達の食害に晒され、すっかり姿を消してしまいました。だから蓮華が食べているのは数年前に竹の子の内に生長点を止められ、それでも辛うじて枝葉を伸ばし、今また新しい葉っぱを出したばかりの竹の葉っぱという次第です。そんな訳でこの小さな竹林で2~3mの高さがある竹は全て10年以上前に生えていた竹という事になる訳です。そんな話は兎も角、今日で7週目の蓮華は朝も昼もミルクを飲もうとせず、「これが最後だよ」と言って注いだ300mlのミルクを飲み切ったのは私が退舎寸前の21時前でした。そろそろ完全離乳の時期が近付いているようです。(これはあくまで母乳が出なくなった子山羊のケースです)一方、昨日の昼前から立ちっ放しだったフキが横になっていたのは今日の夕方でした。四足全て投げ出していた昨日の朝までと違い、今日は両前足が畳まれ、壁際とはいえ頭も立っていました。まだ後ろ足は伸びていますが、前足の肘を立てられればもしかすると後ろ足を引き寄せ、自分だけの力で立ち上がれるかも知れません。仮に、自分だけの力で立てなくても、この姿勢さえ保ってくれていればチェーンホイストを使わなくても少しの介助で何とか立ち上がらせそうです。因みに今日は一時雷雨に雹も混じった大粒の雨が降る天候でしたが、前日からの敷き藁があまり汚れていません。敷き藁の下に古くてジメジメした敷き藁が残っていないから、フキがずっと立ちっ放しでも汚れなかったようです。
2017.06.01
昨夕私が退舎する時に立っていたフキは今朝私が出舎した時にも立っていました。これが普通の山羊ならば、極普通の出来事です。しかし、フキは現在リハビリ中で、自力だけでは立ち上がる事が出来ないと共に、倒れないと横にもなれない山羊なのです。つまりフキは前の日に私が立たせて以降ズーット立ちっ放しだったという事です。今日はそんなフキ舎の敷き藁を全てこのように掻き出し、敷き藁の下のスノコ床をゴシゴシ水洗いし、新しい藁を敷きました。掻き出した藁は昨日敷いた新しい藁も、蓮華を出産前から敷いていた藁も壁際以外は全てベトベトに濡れ重くなっていました。どうやらフキは立って眠っているのではなく、一晩中ゆっくりと歩き続けているようです。そうでなければ、昨日入れた藁がそんな具合に汚れたり、子山羊の蓮華の身体を洗いたくなるほど汚れる筈もありません。それらの作業中、他の山羊達は全頭舎内に閉じ込めていました。外に出して貰えないので恨めしそうに私を見ているのは隣室のソラです。他の山羊達を外に出すと、ヨロヨロしているフキに身体を摺り寄せたり、挨拶代わりの軽い頭突きをかまされる恐れが大きいのです。梅雨前に蓮華を水洗いし、(フキは昨日左半身を水洗いしたままなので綺麗)山羊舎も綺麗にしたので一安心です。因みに、フキよりもっと前の4月1日から寝たきりになっているベリーの敷き藁は歩かないので接地面の藁以外は乾燥していますし、それなりに掃除は済ませています。大量に水を飲むフキは殆ど水を飲まないベリーと比べると小便の回数も塩を舐める量も格段に多いようです。(ベリーは寝たきりなので塩も水も手やりです)真上から見るとフキの身体は随分スマートになりました。一方食欲も出てきましたが、何しろリハビリ中の身です。今後の給餌量は慎重に見定めようと思っています。因みに今日はマルが搾乳を終え、搾乳中に食べ残したオヤツ(フスマ+ヌカ+人参)を柿の木の下から戻って来たフキにおとなしく譲っていました。その時はマルを褒めてやりましたが、その後スミレの搾乳前に部屋に戻ったフキのオヤツを横取りしようと押し入ったのもマルでした。マルの気持ちは聞いてみないと判りませんが、聞く前にマルを引っ張り出して𠮟ってしまいました。そんな訳で今日はいつもマルのオヤツを貰っていたソラがオヤツを食べられませんでした。スミレは自分の搾乳中にオヤツを食べきりますし、偶に残すとマルに盗られます。
2017.05.31