茶飯釜の茶事
茶飯釜は懐石料理の飯を茶席で炊く茶事でまぼろしの茶事とも言われています。その茶事に参加することが出来て感激。 現代の生活では炭火で鉄釜でご飯を炊くということも、炉の火をご飯を炊くための火力にするために「火吹き竹」で炭を吹き火の起こりを早める、なんてことも皆無で優雅な飯炊きです。 一つの釜で、飯を炊き同じ釜で湯を沸かし、茶を点てる、ということが茶飯釜の特徴の一つです。 釜の向きは釜の前後に[飢来飯]と[渇来茶]の文字が鋳出されています ご飯が炊けると炉から下ろし飯器に移し、汁鍋を掛けます、炊きたてご飯と汁をお客にすすめます。 釜で炊くとご飯は吃驚するほど美味しくなり、副菜がいらないぐらいです。 炭火点前 て 麻の大津袋にいれてあったお米をお湯が沸いている吊り釜にいれて炊く 炊き上がったご飯