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テーマ:楽しみながら教養時間(45)
カテゴリ:アート鑑賞
「現代女流書100人」(日本橋高島屋) 毎日書道展を代表する、女性書家が最新作を発表する「第44回現代女流書100人展」は、漢字、かな、近代詩文書、大字書、篆刻(てんこく)、刻字、前衛書の7部門にわたり、芸術性あふれる現代書。 刻字や前衛書は「書」を超えたレタリングで「字」をモチーフにしたアート作品といえる。 中原 淳一展(三越本店)
「 それいゆ」というファッション誌を初めて書店で見たときの衝撃は今も忘れない。大きな黒い瞳と長い睫、小さなぼってりした唇、きゅっとしまったあご、細いウエストこんな素敵な人がこの世にいるなんてことが信じられなかった。(モデルを見て描いたと思っていた) こんな絵を描く人はどんな人だろうと、友人たちと回し読みし憧れた。 掲載のスタイル画に触発されて、夏のワンピースを縫ってもらう時に同じデザインにしてもらって意気揚々と鏡の前に立ってみたが、スタイル画とは似ても似つかぬ我が姿にがっくりとした。でも気分は「それいゆ」だった。 当時は「それいゆ」の意味を知らなかったが、大人になって「太陽」を意味するフランス語と知り、雑誌の名前に思い切ってつけたものだと感心したこともあった。 病気療養で千葉の館山にいらしたときに制作された人形の、精緻さは、絵をそのままの姿の再現で、友人と溜息をつきながら鑑賞した。 http://葛西www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/nakahara/
2月の「葛西聖司の江戸遊学」のゲストは日本橋芳町(現在の人形町)にある東京で一番の歴史を誇る花柳界の芸者・久松さん。日本画の橋本明治の出世作、舞妓のモデルにもなった、はんなりした日本美人。 http://www.shinnichiya.com/?p=567 生粋の江戸っ子お姐さんの半生やかっての、日本橋風景や華やかなりしころの花柳界のことを葛西聖司さんは巧みに聞き出してのトークショーは愉しくあっという間に終わってしまった。 踊りの名手である久松さんは、お三味線に合わせて華麗に舞って会場を沸かせた。
江戸遊学の会場受付の2月の飾り http://www.yuito-nihonbashi.com/whatsnew/2012Edoyugaku.html
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Last updated
Feb 11, 2013 08:26:23 PM
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