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カテゴリ:思想
「四足の人々の代表者は
どこだ 鷲たちの席は どこだ 私たちは彼らのことを忘れ、 彼らよりも偉いと思っている しかし、ほんとうは 私たちは創造主の創られた世界の ほんの、ひとかけらでしかない 私たちは、人間がこの世界の どこに位置しているかを 考えてみるべきだ 人間の在るべきところは 小さな蟻たちと 大きな山々との間 この世界の一部、 一粒のかけらとして どこかに、そこだけに いるべきなのだ 自然の法のもとでは生命はすべて平等だ。 これはわれわれインディアンの哲学でもある。 人間の役目は、自然を開発し、利用することではない。 人間の役割は、自然に仕え、自然が犯されないよう見守ることだ。 人間にあるのは力ではなく、責任なんだよ。」 チーフ・オレン・ライオンズ*11 「マクファグーの話を聴きながら、わたしは地球上のあらゆる生命が同胞としてわけへだて なく席を並べている巨大な円卓を思い浮かべていました。 この神聖なる輪の中には、主人としてふるまう者などいっさいいないのです。 ただ一つ空席になっているのは私たち人間の椅子です。 そこは、君臨するのではなくともに参加することこそが魂の故郷への唯一の道であることを 理解したときに着くことのできる席なのです。」 スーザン・マケルロイ*5 「偉大なる曽祖父よ、われわれは承知しています、 あなたがお創りになられたすべてのいのちのなかで、 ひとり人間家族だけが、聖なる道を踏み外してしまっていることを。 引き離されているのがわれわれであり、 聖なる道のうえを歩くために、 もう一度ひとつにならなければならないのが、 ほかならぬわれわれ自身であることを、 われわれは承知しています。」 オジブウェイ族の祈りの言葉*8 「こうして飛行機で狼の上を飛ぶなんて、自然破壊に加担しているような気がする。 つねに私が異議を唱えている、あの自然破壊に。 スウェーデンの詩人、サンドロ・キー・アベルグは言っていた。 「動物は世界をひとつにする。 人間は世界を分裂させる」 この飛行機は人間社会の産物だ。 世界を分裂させる道具なのだ。」 リンダ・ホーガン*2 「野生動物との接触の機会が乏しくなっている現代人は、自分たちと野生動物の差異を強調 しようとするあまり、自然界を深い意味で反映している世界観の重要性を見失いがちである。 それは自然と一体化した世界観であって、しばしば絶対の平穏を、自分は確かにこの世界に 属しているという安心感を与える。 ”大地に帰る”という願いに表されているのは、何よりもこうした欲求ではないかと私は 考える。」 バリーH・ロペス*4 「トマス・ムーアは故郷を求めてやまない魂の深い渇望について書いています。 「この地球のあらゆる場所と生命こそが、痛いほど故郷を求める我々の魂を救済してくれる のだと言う事に気づいた時、自然への虐待行為ははじめて終わりを告げるだろう」 動物たちは心の故郷への道を示してくれます。 その無垢な魂と知恵によって、地球が刻む最も古いリズムとの結びつきによって、 動物たちは故郷への道を私たちに指し示してくれるでしょう。 彼らは一度たりともそこを離れたことはないのです。」 スーザン・チェルナーク・マケルロイ*5 「三年にわたってこのオオカミたちは存在をちらつかせてきたが、ついに「公認」- 認可されつつあるようだ。 複雑な心境だ。 まるで、神がみずから名乗り出て来たような感じ。 神の創造物ではなく、神自身が姿を見せたような感じである。」 リック・バス*6 「神とはどんな姿をしているのだろう? その答えは目の前にある。 魚が、水が、大地が、神の姿なのだ。」 リンダ・ホーガン*2 「頭蓋骨を見ればオオカミにはエンドウ豆にも満たない大きさの脳しかないことがわかる。 それでもあんなに賢いのである。 学び、反応し、対応する力が、いったいどこに潜んでいるというのか。 きっと詩人なら、それは魂があるからだ、あの両顎の少し奥、上の方に 小さな脳の量や重さででは計りきれないなにかがあるからだというだろう。」 リック・バス*6 「英国の哲学者アルフレッド・ノース・ホワイトヘッドは、宇宙の本質に関する人間の探求に ついて述べた一文で、そのような問題を論じているときにほんの少しでも独断的な確信をもつ のは愚かさの現われだと言っている。 このように、神秘的なものに対して寛容であれば、想像力が旺盛になる。 そして健全な想像力こそ、宇宙の実体を探るのに役立つものなのである。 人間以外の生きものが住んでいる別個の世界を正しく評価しても、人間自身が脅かされる ことがないばかりか、本当の喜びさえ生まれ出るのである。」 バリー・H・ロペス*4 「エド・バンクスがいっているように、オオカミと人間は「猟友」だが、ある意味では兄弟 なのだ。 内に秘めた炎や魂、神秘の創造、追及という意味において兄弟だとぼくは確信している。 しかし、こういう話をすればするほど、オオカミたちは逃げて行く。 するっとどこかへ行ってしまう。 オオカミたちはぼくらの後ろにはいない。 ぼくらの前にいる。 ぼくらが追いかけているのだ。」 リック・バス*6 「われわれが 踏みしめる大地 この大地は 聖なるものだ それは われらが先祖の 血であり 肉でもある」 チープ・プレンティ・クープス クロウ族*8 「すべてのひとびとの幸福を求めて、その目をこらし、 耳をすませなさい。 今をしか見ないのではなく、これからの世代のことを ー大地の中からこちらを見上げている、 未だ生まれざる未来のくにびとたちのことをー 常に視界に入れるように心がけなさい。」 イロコイ六カ国連合憲法*8 「われわれインディアンの生き方、政治、決断はすべて7世代先の人々のためを考えたうえで 行われる。 これから生まれてくる人々の住む世界が今の世界よりひどくならぬよう、いや、むしろもっと よい世界であるよう気を配ることが私たちの仕事なんだ。 われわれはいつでも、やさしく、心を配りながら母なる大地を歩む。 なぜなら、これから生まれてくる人々が大地から私たちを見ているからだ。 私たちは一時として次の世代の人々のことを忘れたりはしない。」 チーフ・オレン・ライオンズ*11 「どの道を行こうとも、そこは神々の大地。 神々は愛し合い、そして食らい合う。 歩きながら、私はよりうちなる声へと耳を傾ける。 いつのまにか私の祖先が勢ぞろいし、私を取り巻く。 静かにしなさい、と彼らはささやく。 よく眺めなさい。 耳を傾けなさい。 命の真実を教えてあげよう。 何千と言う愛が交わされた。 だから、あなたはここにいるのだ。」 リンダ・ホーガン*2 「ほんとうのホピのひとびとの力こそが、 この地球で真に平和を求める すべてのひとびとの頭と魂とを一つにする・・・ ほんとうのホピのひとびとは、 地球の上でいかに生きるかについての 聖なる知識を守り続ける。 なぜなら ほんとうのホピのひとびとは、 この地球が、ひとりの、 生きて成長しつつある人であり、 そのうえにあるいっさいのものが、 彼女の子どもたちであることを、 知っているからだ。」 ホピの平和宣言*8 「ホピの道には、生の倫理として改善すべき点はなに一つない。 これ以上よくすることなどできないのだ。 母なる大地を大切にせよ。 そうすれば大地もあなたを大切にしてくれる。 兄弟を大切にせよ。 必要なものはとれ。 しかし必要以上にとるな。 持てるものを分かち合え。 宇宙の根源である霊に感謝を捧げよ。」 ホピの「生命の道」 ルドルフ・カイザー*12 「わたしたちを救うものがここにある。」 フランクウォーターズ*3 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.06 00:36:01
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