岬麻呂旅便り329・富良野(桜旅)
友人・岬麻呂氏からの旅便りが届きました 毎春恒例の桜追っかけ旅であるが、今年は「桜前線異常あり」で、全国的に開花時期が早くなり、旅の計画変更を余儀なくされるというようなこともあったようです。 いずれにせよ、桜旅としては、今回が今年最後の旅ということになるのでしょう。 先ずは、同氏からの旅報告329です。 写真画面をクリックすると大きいサイズのフォト蔵写真の画面が別窓で開きますので、それにてご覧いただくと読みやすいかと存じます。〇旅・岬巡り報告329・富良野<桜旅> 以下は、旅報告329に添付の写真集です。〇329富良野5.7.〇329富良野5.8.〇329富良野5.9.〇329富良野5.10. これらの写真はメール送信添付でそれぞれに頂戴して居りますので、旅程に従い、以下順次紹介させていただきます。5月7日関西空港→新千歳空港→レンタカー(SUV車)→占冠→湯の沢温泉→金山ダム公園→南富良野町・樹海峠→富良野市・山部→麓郷街道→鳥沼公園→北の峰学園→富良野(3連泊) 旅の初日は本降りの雨。 生憎のお天気でしたが、ご覧のような満開の桜にも出会え、桜旅の面目も立って、何よりでありました。(湯の沢温泉) 湯の沢温泉の満開の桜は「想定外の喜び」であったとのこと。(金山ダム公園) 金山ダム公園は「落花盛ん」だったそうですが、まだ十分に楽しめる眺めであります。(富良野市・山部の桜) 富良野市の山部や麓郷街道などの桜は既にして葉桜。 これは、上の表現に倣うなら、「想定内」のことであった、と言うべきでしょうか。(麓郷街道)(北の峰学園) 岬麻呂氏の桜旅は「地酒を愉しむ旅」でもあるようですが、この夜のそれは、地酒・男山クールであったとか。 しかし、ヤカモチは根っからの下戸でありますので、酒についてはノーコメント、知らん顔してスルーであります(笑)。5月8日十勝岳温泉→凌雲閣→望岳台→白金温泉→美瑛・ピルケの森→大雪森のガーデン→大雪国道・層雲峡ロープウェー運休→名寄市・弥生公園→美瑛の丘 富良野市周辺は既にして葉桜。標高の高い所ならと十勝岳温泉を目指すも、標高が高過ぎましたか、冬景色にて視界も不良。(十勝岳温泉) 凌雲閣近辺は粉雪が舞い、白金温泉の桜は未だ蕾。(美瑛・ピルケの森) しかし、美瑛のピルケの森の桜は満開。(大雪森のガーデン) 大雪森のガーデンの桜はチラホラの咲き始め。(層雲峡・石狩川と桜) 層雲峡は石狩川畔の桜を愛で、廃屋と桜の景や良しと行くと、大雪国道の桜並木はほぼ満開でありました。(同上・桜と廃屋)(大雪国道)(層雲峡ロープウェイ) 「山頂駅付近には千島桜の群落があるが、積雪と霧氷の冬景色でロープウェー運休」ということで、千島桜は断念。 その結果、生まれた時間の余裕を利用して、高速道路で行ける北の名寄市・弥生公園に向かうことに。(名寄市・弥生公園)冬と春 ゆきつもどりつ 大雪たいせつの 山の辺の道 わが桜旅 (北桜旅人)これやこの 咲くも咲かぬも 花がまま 散るも散らぬも また桜旅 (同)(美瑛の丘) そして、この日の夕食の酒は、中富良野の地酒、法螺吹でありました。5月9日富良野→新得町→トムラウシ温泉→サホロ湖→狩勝峠→屈足湖→富良野・麓郷 この日は、トムラウシ温泉を目指して出発。 往復するルートの場合、往路と復路で同じ場所を通ることもあり、往路での撮影写真もあれば、復路での撮影写真もあることとなり、写真の撮影時刻で写真を並べてみても、それが正しい順路を表現しているとは必ずしも言えないこととなるが、地理不案内のヤカモチでありますから、単純に撮影時刻順の写真掲載としています。また、旅程順路もそれに沿った記載としていますので、何か不自然な記載になっていることもあるかと思いますが、これについては、ご容赦願います。(雲海と富良野岳)(新得町の畑)(トムラウシ温泉) トムラウシ温泉では、桜はまだ蕾状態であったようです。 トムラウシ東大雪荘では日帰り温泉の入浴も出来た筈のところ、「清掃中で果たせず」であったとのこと。残念でしたね。(サホロ湖畔) サホロ湖畔の桜は満開。(狩勝峠7合目) 狩勝峠の桜も満開。(屈足くったり湖) 屈足湖の桜も満開です。(麓郷の畑・遠景は夕張山地) 富良野に戻り、夕食では、日本は2回目だという一人旅の英国青年とたまたま隣席となり、日英交流があったようです。 青年の日本語は片言程度、岬麻呂氏は60年ぶりの英会話ということであったらしいですが、意気投合して長時間地酒を楽しまれたとのこと。5月10日ファーム富田→麓郷・東大演習林資料館→占冠・湯の沢温泉の桜再訪→新千歳空港→関西空港 最終日は、ファーム富田へ。(ファーム富田)(同上・ラベンダー温室)(麓郷・東大演習林資料館) そして、東大演習林資料館から湯の沢温泉を再訪。 冒頭の写真と同じアングルの写真ですが、前者は雲に覆われた白い空で、地面が雨に濡れて光っているのに対して、後者は明るい青空で、地面が乾いています。 「想定外の喜び」の桜を、青空の下にて今一度目に収めた上で帰阪の途につかんということでしょうが、再訪はもう「想定内の喜び」に過ぎないこととなるから、皮肉なことであります(笑)。(湯の沢温泉) まあ、なんにせよ素敵で有意義な桜旅でありました。桜旅 一人し行けど 酒酌めば 日英親善 民間外交 (日英旅人) 全1110kmの超ロングドライブお疲れ様でした。<参考> 過去の岬麻呂旅便り記事はコチラ。 フォト蔵アルバム・岬麻呂写真集はコチラ。