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野球場日記

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2006年11月18日
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カテゴリ:社会人野球
 駅前の広場では、子どもが中に入って遊ぶ、大きな風船に空気を入れているところだった。
 チケット売り場の手前で、みかんが3個入ったビニール袋をもらった。配っておられるのは、和歌山箕島球友会の関係者だろう。有田(ありだ)市のパンフレットや地図も入っていた。スタンドの横断幕によると、有田市は市制50周年らしい。

 和歌山箕島球友会を見るのは初めてだ。今年のクラブ日本一チーム。都市対抗優勝のTDKとともに、新たにつくられた推薦枠での出場だ。大阪・和歌山1次予選を見に行ったときは、不戦敗だった。

 大会開幕の始球式は瀬戸カトリーヌ。NHK「芋たこなんきん」に出演中だという。ノーワインドアップなのに足を引かず、その場で足を上げて投げる。左打者の背中側でバウンド。させてしまった。靴のせいか、腕を振って急いでいるのになかなか進まない小股で退場。

 1塁側・ホンダ。応援団・ブラバンあり。マスコットガールあり。ライトポール近くには、メガネをかけたおじさんの大きな風船人形。右手にメガホンを持っている。
 「小川の四季」のメロディーが楽しい例の応援歌は、もちろん今日も歌われる。「ホンダの攻撃はとまらない♪」も。ドラムの「チュンチュン」いう音がいいアクセントになっている。指揮者はチューバを吹きながらタクトを振る。

 3塁側・和歌山箕島球友会。応援団・チアあり。鮮やかな金銀のポンポン。白いエアバット。地元の中高生か、学生服の一団も。
 試合前後の挨拶に出てくるマスコットガールは、ユニフォームじゃなくポロシャツ姿。
 ホンダは1回の前と相手投手交代時に、選手がベンチ前にずらっと並んで素振りをする。迫力あるのだ。

 この大会恒例のファールボールプレゼント(軟式球との交換可)は、今年も行われる。


 箕 000 000 000 0
 ホ 030 011 01X 6

  箕:森田(4.2)→吉岡(2.1)→山本喜(1)
  ホ:大田(6)→吉原(3)

 2回裏。7番岡野勝ライト線先制タイムリー二塁打。9番吉岡押し出し死球。1番早川ショートゴロの間に1点。
 5回裏。6番開田センター前タイムリー。
 6回裏。8番佐伯レフトソロホームラン。
 8回裏。2番上田レフト前タイムリー。

 和歌山箕島球友会の先発・アンダースローの森田が、金子までの4人を打ち取ったときは、もしかしたらと思ったが。5番衣川以下がすぐに捉えた。四球・ヒット・二塁打・死球・死球と連なるなど、一気に3点。
 ホンダは暴走がいくつかあって、攻撃が荒っぽくなり過ぎた部分も感じられた。
 しかし、4回にはセーフティバントの構えをして、森田を揺さぶり始めた。試合後半にホームランも出た。8回2死からは、それまで2人で8打数1安打だった早川・上田の1・2番コンビで1点奪った。多彩な攻撃ができたことは、2回戦以降につながるのでは。

 クラブ王者も、2安打完封負けで散った。けれど、まだ今回が初出場。この完敗を来季に活かそう。センター辻本の強肩とか、見どころあったで。がんばれ、和歌山箕島球友会。


 森田(和歌山箕島球友会 先発投手 右アンダー)
 ベルトの高さでセットポジション。
 120キロ台の直球が速く見える。
 シンカーに見えた球。スライダーらしき球。カーブかスローボール。
 緩急を活かして、立ち上がりはおもしろいと思わせてくれた。
 変化球が抜けた死球が、連続を含む3つ。WBC東京ドームの渡辺俊介を思い出した。試合中の修正は難しいんやろうな。
 4回3分の2を、7安打2四球3死球4失点。

 吉岡(和歌山箕島球友会 2番手登板 左スリークォーター)
 ベルトの高さでセットポジション。
 直球は120キロ台。スライダー。90キロ台の縦のカーブ。
 5回2死2・3塁で登板。7番岡野勝(左打者)に対しスライダー攻め。最後はフルカウントから、外角低めボールのスライダーを振らせて三振。
 2回3分の1を、3安打1奪三振1失点。

 山本喜(和歌山箕島球友会 3番手登板 左オーバー)
 ワインドアップ。グラブを突き出す。
 直球は130キロ台。前の2人より速く見える。スライダー。カーブ。
 1回2安打1失点。

 早川(ホンダ 1番センター 両打ち)
 左打席。チクタクから早く大きく足を上げる。ヘッドは廻す。
 右打席。大きいチクタクから大きく足を上げる。ヘッドは廻す。
 1打席目から相手を飲んでる雰囲気。
 1回先頭、左打席。初球を打って、センター左後ろへのフライ。
 2回1死満塁、前進守備、左打席。ショートゴロで一塁アウトの間に1点。
 4回2死2塁、左打席。センター右フライ。
 6回1死、右打席。球を迎えにいって、キャッチャー左ファールフライ。
 8回2死、右打席。会心の当たり。ワンバウンドでサードが出した逆シングルのグラブを弾いて抜けて行く三塁線二塁打。
 5打数1安打1打点1二塁打。

 金子(ホンダ 4番レフト 右打者) ファイターズ指名
 スタンスは狭く、オープンに構える。グリップは前で構え、後ろに引くとヘッドは投手向きに。足を上げて打ちにいく。やはり、ノリ(合)を思わせるフォームだ。
 2回先頭。128キロに差し込まれて、セカンドフライ。
 3回1死。死球にも痛がらず。5番衣川のライト前ヒットで3塁へ向かうが、山なりの高い返球でタッチアウト。暴走だった。
 5回2死。スローカーブを打って、強いゴロが三塁ベースに当たる二塁打。ベースに当たってなくても抜けている打球だった。
 7回先頭。変化球を打って、セカンドフライ。
 3打数1安打1二塁打1死球。

 衣川(ホンダ 5番DH 左打者)
 グリップは後ろの位置。ヘッドは背中側で下を向けておいてから、背中側で投手向きに構える。
 2回1死。外角高めを見て、四球。チーム初の走者となる。
 3回1死1塁。変化球を引っ張って、ライト前ゴロのヒット。
 5回2死2塁。四球。
 1打数1安打2四球。

 岡野勝(ホンダ 7番サード 左打者)
 2回1死1・2塁。いい当たりのライト線タイムリー二塁打。後藤はライン際を抜かせずに追い付いたが、速いスライディングで2塁セーフ。
 4回先頭。引っ張って、ライト上ライナー。
 5回2死2・3塁。左投手からスライダー中心で攻められる。フルカウントから、外角低めボールのスライダーに体が開いて、空振り三振。
 7回2死2塁。前の打席のお返しとばかりに、初球126キロ直球を捉えたが、センターライナー。
 4打数1安打1打点1二塁打。

 佐伯(ホンダ 8番キャッチャー 右打者)
 4回にディレードスチールの二盗を許す。5回にも二盗されたが、打者が高めの直球を空振りしたときに、その走者を二塁牽制で刺した。8回、スローカーブのときに二盗される。
 2回1死2・3塁、前進守備。シンカー?が抜けた次の球、また変化球が抜けて腿の裏に死球。
 4回1死。鋭い低いライナーのセンター前ヒット。
 6回先頭。会心の当たりで、レフトスタンド中段へソロホームラン。豪快というよりは、タイミングがばっちり合った打球だった。
 8回先頭。ツーツーから差し込まれて、ライト線前へのフライ。
 3打数2安打1ホーマー1打点1死球。

 岡野武(ホンダ 代打 右打者)
 初めて見た年は4番センター、去年は3番ファースト、今年はDHの代打。まだまだがんばってほしい、思い出深いベテランだ。
 7回1死。左投手に対し、衣川(左打者)への代打で登場。変化球を引き付けて、鋭く低いライナーのライト前ヒット。
 1打数1安打。

 大田(ホンダ 先発投手 右オーバー)
 ベルトの高さでセットポジション。
 直球は130キロ台がほとんどだったが、143キロで見逃し三振を奪うなど、140キロ台も4球あった。スライダーが多い。フォーク?
 4回、ディレードスチールの後に四球を与えてリズムを崩しかけたが、切り抜けた。
 6回2安打4奪三振4四球無失点。

 吉原(ホンダ 2番手登板 右オーバー) ベイスターズ指名
 胸の高さでノーワインドアップ。
最速の149キロは、高めボール球を空振りさせたものと、高めのボール。カットボールなのか速いスライダー。スローカーブ。
 速い。ただし、制球には不安も。変化球が大きく抜けてバックネットに当たる場面もあった一方、直球で空振りを奪うこともできる。

  <吉原 投球内容>
7回
 7番川崎(左打者) 外角141キロ 腰が引け、振り遅れの空振り三振
 8番中西(右打者) 高め144キロ 空振り3球三振
 9番山野(右) 初球142キロ プッシュバントして、ファースト前ゴロ

8回
 1番作野(左) 外角139キロ 当てたサードゴロ
 2番古川(右) 141キロ ショートゴロエラー (1死1塁)
 3番岡橋(右) 外角143キロ 空振り三振 (2死1塁)
 4番後藤(右) (盗塁で2死2塁) 142キロ いい当たりのショートゴロ

9回
 代打岩瀬(右) フルカウントから142キロ 直球狙いでいい当たりのセンターライナー
 途中出場中川(右) 初球141キロ 完全に差し込まれて、ファースト線横ファールフライ
 代打小牧(右) 直球攻めするが粘られ、カーブ ショート左ゴロ

 3回無安打3奪三振無四球無失点。





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Last updated  2006年11月21日 00時55分57秒


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