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2014.04.28
カテゴリ：2014年04月分
 AFP BB NEWS 04月28日（月）21時56分の配信です。 中央アフリカで病院襲撃「国境なき医師団」含む22人死亡  中央アフリカのイスラム教系の武装勢力連合「セレカ」とキリスト 教徒の民兵組織「反バラカ」による衝突で負傷し、国境なき 医師団が支援する首都バンギの病院で治療を受ける男性 （2013年12月20日撮影）。(c)AFP/FRED DUFOUR 【4月28日 AFP】宗教間対立による武力抗争が続く中央アフリカの 北西部で26日、慈善病院が武装グループに襲撃され、国境なき医師団 （Medecins Sans Frontieres、MSF）の職員3人を含む少なくとも 22人が死亡した。 ・・・続きはこちらから 私見です。 襲撃したのは、抗争の悪循環のきっかけとなった2013年 3月のクーデターを起こしたイスラム教系の武装勢力 連合「セレカ」とみられています。 2013年9月には、大統領によりセレカの解散が 行われました。 しかし、単に非合法化されただけで武装組織そのものは 温存されたままでした。 一般市民への弾圧や新たに登場したキリスト教系武装組織、 アンチバラカなどとの抗争は続き、次第に国内は無政府 状態に近い状況に陥りました。 アフリカ連合（AU）主導の平和維持部隊「中央アフリカ 支援国際ミッション」の高官はAFPの取材に対し「セレカ の元戦闘員とフラ人の武装した男たちが26日、ナンガ・ ボギラ地区にあるMSFが支援する病院を襲撃し、中央 アフリカ人のMSF職員3人を含む少なくとも22人を殺害 した。10人が負傷している」と語りました。 MSF側も職員が死亡したことを認めています。 同高官によると襲撃された際、病院ではMSF職員と 地元議員が会議を開いていたといいます。 一団は最初にこの会議をしていたグループに発砲し、 4人を射殺、さらに病院内に進入し、居合わせた15人と MSF職員3人が殺されました。 この他、一団は現金を探していた様子でドアを破壊し、 コンピューターなどの機器を持ち去りました。 2013年3月、セレカの首都進攻により、初めてイスラム 政権が誕生します。 同年中に2004年に制定された憲法は廃止され、2015年 まで有効とする暫定憲法が公布されました。 議会も解散し、新たな議会として暫定評議会、次いで 国民移行評議会（135議席）が設置されます。 セレナのジョトディア氏は宗教間衝突の阻止に失敗 したとして中部アフリカ諸国などからの圧力を受け、 1月に辞任しました。 評議会は、大統領を選出する機能を有しており、2014年 2月には会内の選挙によりカトリーヌ・サンバ＝パンザを 新しい大統領として選出しています。 クーデターによって暫定大統領の座に就いたセレカの 指導者ミシェル・ジョトディア氏は数か月前、戦闘員 たちに武装解除を命じました。 一部はこの命令を無視し、殺りくやレイプ、略奪と いった行為を繰り広げています。 これに対し、多数派のキリスト教徒たちは民兵組織 「反バラカ」を結成し、衝突が繰り返されています。 そんな中での国境なき医師団への攻撃でした。 その場は武装勢力は、計画の成功に喜ぶかもしれ ません。 しかし、彼らは世界を敵に回したのです。 絶対してはいけないパンドラの箱を開けてしまった のです。 彼らは、箱の底に残った小さな「希望」を見つけ られる、でしょうか？ ヒゲでした。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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2014.04.28 23:34:01
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