少し前の話になるが、9月のシルバーウィークの折り、私はほぼ毎日仕事だったのでした。
まったく連休なんて渋滞で通勤は大変だし、仕事は大変になるし迷惑このうえない。
しかも悪いことに保育園もお休みになるので、子供を預けることもできない。自分と妻の都合がつなかい2日間だけ仕方なく、妻は実家から義母を呼ぶことになった。
すると妻はこう言った。
「どうせ家にいても気をつかうだろうから、仕事の後かえってこなくてもいいよ」と
「かえってこなくてもいいよ」とはつまり「山で泊まってきてもいいよ」という意味である。
私の職場は東京のはずれ青梅なので山に近い。
その日は確かに夕方で仕事が終わり。次の日は夜勤で夕方までは十分に山に登る時間があったのである。
そして山でひとりで夜を過ごすのが大好きな私のことだ。
「はい行きます行きます」と即答。
んでその日仕事が終わると五日市のいなげやで食材を買い込んでお目当ての林道終点に赴いたのである。
さて連休中。人気のない野宿ポイントはなかなか見つけがたいのであるが、何の私は奥多摩に25年も通っている。地元の人でさえ知らないようなスポットだって知っている。
今回の野宿スポットは、眺めよし人気なし、薪は豊富でたき火しほうだいの最高スポット。穴場中の穴場なので場所は教えません。
ついたら早速テントを張って宴の準備。
今回は山用のテントなので設営は1分で完了。
薪はその辺に腐るほどあるので適当に炎を起こす。ただし、ここは水場がないので、火の扱いは慎重に。
山に酔い、風景に酔い、酒に酔い最高の気分だ!
今日は仕事であったことも
明日夕方から仕事であることも忘れてひさびさに一人の夜を堪能いたしました。
ちなみに翌日は近隣の天狗岩でクライミングを試みたのですが混雑のためパス。
代わりに秋川の小さな沢で沢登りを楽しんできました。
仕事の合間でのどっぷり山につかれるのだなあというのはちょっと新子発見でした。
今度は家族みんなを連れてきたいと思います。
よし!ファミリーキャンプの次はファミリー野宿が目標だ!