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カテゴリ:若旦那の日記
電話が鳴った。たまたま店にいた若女将が電話をとると、丁寧な感じで私にかわる。「なんかネットで見たお客さんで、店長に代わってだって。」 よくある電話だ。特にお年寄りはネットでページを見れるのだが、注文がよく出来ないといって、ネットで商品を見ながら電話で注文されるお客様も少なくない。
営業トーンで、「お電話かわりました。ミートミーツ店長の李です。」と電話にでると、若い声がする。「今ネットでお宅のホームページを見てるんですけど・・・真空パックの場合は肉の色が・・・届いたときには・・・」等とひととおりの問い合わせをした。 そして最後に、「申し遅れましたが、私株式会社○○でして、ネット通販の販路拡大を支援する会社でして・・・」と切り出した。 いまさら営業トーンの話し口調を変えることが出来ず、しばらく聞き入っていたが、我慢できず、「いまのところお宅が仰る販路拡大は考えてません!」ときっぱりお断りした。 しかし、なんともひどい営業である。初めから営業の電話だと、責任者まで辿り着かないので、お客様を装った口調で店長を出しておいて、最後に営業をかける。最初に話した真空パックの件や、肉の色の件等は実は何にも関係がないのだ。 そして、「申し遅れましたが・・・」と切り出して、気持ちのいい人がいる訳が無い。ネットで電話番号やメールアドレスを公開しているのでしかたない部分もあのだが・・・ ある会社は社員の連携が取れてないのか、同一会社から4人の人がうちに連絡してきた。「一度お断りしてるのになんで何度も電話するんですか?」というと慌てて電話を切った。 ま、終わりの無いたたかいになるんでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月23日 10時32分08秒
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