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町のホルモン屋さん 山田ホルモンの若旦那

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2006年07月08日
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カテゴリ:若旦那の日記
うん、電気消し忘れたのかな?時計を見ると午前4時。

隣の部屋がチカチカ光ってた。次の瞬間耳をつんざく様な轟音。

ドッド~ン!!

雷だった。それからしばらくは閃光と轟音の不協和音。九州北部は大雨警報が出ていた。

暗闇で目を凝らすとユン坊がびっくりした顔で、こっちを見ていた。

(アッパ、何が起きたの?)*アッパ-お父さんのこと。

(何もないんだよ。お前は安心して眠れ!)

(アッパ、おいら寝れね~よ。何が起きたのか知りて~んだ。)

(お前にはまだ早い。心配いらないから早く寝るんだ。)

しばらく四つん這いで対峙する親子。その間で息を殺し両雄を見つめるオンマ。

(アッパ、やっぱりおいら確かめてくる。)

(窓に近づいたら危ないから、こっちにおいで!)

ユン坊がカーテンを開けたとき、また閃光と轟音が響いた。

(外では何かが起きてるんだ、負けるもんか。)

(ユン坊、そっちは危ない!いい子だから、帰ってくるんだ~!!)


『ユン!!もういい加減にして!!』(若女将)


私は我に返った。ユン坊を布団に戻すも興奮して寝付けない模様。しかたないのでテレビを付けたまま寝入ってしまった。

ヤバイ!!(ユン坊は最近つかまり立ちを覚えて、何処にでも上ってしまう。)

急いでユン坊を探すと、小さなテーブルにつかまり立ちしたまま頭を乗せて寝ていた。

060626_2101~0001.jpg
(おいら、もう疲れたよ~)





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最終更新日  2006年07月08日 16時11分38秒
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