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カテゴリ:日本酒、酒蔵めぐり
日本酒のイメージって、どうしても
おじさんが飲むもの。 酔うために飲むもの。 20代前半の頃私もそう思いながら日本酒を飲んでいました。 なんで飲んでいたのか?それは、飲む環境山形にいたからです。 山形の銘酒「初孫」のパックを毎日アルバイトで浴びるように飲んで いました。いわゆる普通酒です。 そして、毎日毎日蔵王でスキーの講習。 寒さのため、朝から少々酔っ払っていても大丈夫♪ 寒さが心地いいぐらい。そのおかげで、いつも耳が凍傷でした。 そんな日本酒感を変えてくれたのが、社会人になって父親と 叔父さんと正月に飲んだ出羽桜「桜花吟醸」本生。 日本酒がフルーティーなもの、 うまいものだと感じた瞬間でした。 こんな瞬間が、普段はお酒を飲まない人にもビール党の人にも ワイン党の人にも知ってもらえればと思っています。 そんな中、私がお付き合いしている新藤酒造店新藤専務のところに今年の醸造計画をおうかがいし にいってきました。 先日の某きき酒会では、全国の銘酒300点の中からトップになった 「雅山流極月」を造っている蔵です。 専務は造りから、営業から全てやっているのでかなりお忙しそう です。きき酒会のときは東京でお見かけしましたが、その夜は九州 で飲んでいたとのこと。 おそれいります・・・ 弊社で取り扱っている、「泉氷鑑」の由来、コンセプトをおうかがいしました。 瓶やデザインからも想像できるとおり、日本酒っぽくない スタイリッシュなイメージがあります。 私が飲んでみての印象は、 青は軽い 白はバランスがいい 緑は濃厚 専務もまさにその「日本酒っぽくない」所を狙っているとのこと。 お酒の若い人たちには悪しきイメージを払拭したい、そして若い人 の好みに合うお酒に仕上げています。 とてもフレッシュだし、緑は 特に鍋と合います。 でもこのお酒、こんなにうまいのに知名度がこれから。2005年に スタートしたのですから。 専務が直田栽培による山形の酒造好適米出羽燦々を使って 造った「雅山流」とは一線を画し、出羽燦々や美山錦など、地元で 作った酒造好適米を使い、飲むシーンや好みによってシリーズ化 したのが「泉氷鑑」です。 しかも、滾々と湧き出るここ米沢上郷地区の「泉」と 禅宗の言葉で身を清める意味の「氷鑑」 を組み合わせ、このお酒で身を清めるがごとく体全体に染みわたる お酒「泉氷鑑」ができたのです。 ラベルの文字は、和尚さんに書いていただいたそうです。 そんな由来とコンセプトがある泉氷鑑。 ぜひとも多くの方に食中酒として飲んでみていただきたいものです。 普段はお酒の飲まない奥様でも、たまには旦那様と2人で飲んで みると、きっと気持ちよく酔うことができそうですよ。 専務に少しお願いをし、非売品の 「泉氷鑑」平成17年度鑑評会出品酒を1本だけ準備していただ きました。 非売品なので、広く知っていただくためにプレゼントをすることに しました。(かなり惜しいのですが) 私も飲んでみたい一品です。 ご興味のある方はこちらまで。 絶対ほしいという方は念じてください。 山形のお酒は十四代が超有名で、もちろん龍の落とし子はとても うまいと思いますが、他にもおいしいお酒で知られていないのが まだまだあって、とても楽しみです。 新藤専務本当にありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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