|
カテゴリ:観る、聴く、読む毎日
何となくバイトや読書や勉強や自分の心配などしているうちに週末は終わってしまった。
近々とっても大切な仕事があるのだけれど、いきなり過度に芸を仕込みすぎたらしく手を軽くいためてしまったらしい。(腱鞘炎。) 手を痛めた、手が商売道具の芸人・・・。(と軽く職業をカミングアウトしてみる。見当がついた方はBBSで発言してみて下さい。ポップに正体を明かします。) どれくらい大切な仕事かというと、外国人留学生としては留学中に1回もらえるかも怪しいくらいのレアなチャンスな仕事。 準備期間が今回はとても短いだけに、とばしすぎたらしく、結局週末は大道具にさわらず手を休ませる。 何もしないのでは気が焦るので、久しぶりに日本の本なぞ読んでみた。 なにぶんドイツにいるので本もあまり持ってきていないし、必然的に何回も同じ本を読むことになるのだけれど、何回読んでもハマルのは、沢木耕太郎の「深夜特急」。 沢木氏の旅行記(半フィクション)で、筆者が乗合バスでユーラシア大陸を横断するという本。なかなか熱い男のロマンが素敵。 しかし今日はロマンな心持ちになれなかったので、この間父が送りつけてきた「バカの壁」(養老孟司)を読んでみた。 それにしてもすごいタイトルだ。 「知識と常識はちがう」とか、「当たり前のことを分かっている、と思い込む怖さ」とか、なんだかグサリと痛いところを突かれるような発言をこの養老サン(東大名誉教授)はポンポン好きなように言っている。 なかなかおもしろいので続けて読もう。 最近江国香織など読んで、違う世界に飛んでいた部分があるからこのギャップはなんだか受ける。 と、そんなかんじで、よくある 「週末だ!何をしよう。」と週末だから何かをしなければいけないような気持ちにかられ、することがないと無意味にへこんだりするサイクルからはずれて(これを巷で←私が。週末症候群と呼ぶ。)それなりに充実した日を過ごすことができた。 それにしても手。明日は良くなりますよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[観る、聴く、読む毎日] カテゴリの最新記事
|