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Der ehrliche Pfeil - Spur einer Reise

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2004年10月09日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
おとんのことを書こうと思っていきなり父ではなく弟の話からするのもなんだけど、とにかく弟が東京から関西へ帰ってきた。
私の寄席を観にわざわざ夜行バスで帰ってきてくれたそうな。(その代わり帰りの東京行きは新幹線にしろと母に詰め寄ったそうな)

ありがたい。

ということで、ひっさしぶりに家族が実家に勢ぞろいである。

父と母は嬉しそうだった。だって3年前、私がいきなり高校卒業したと思ったら「ドイツにいっちゃうぞ」とか言ってさらっと出て行き、今まで家族を自分のペースに巻き込んでいた私がいなくなったので静かになったと言いながらまだ余裕のよっちゃんで楽しくやっていた矢先にこの春、だれも予想できなかった弟の大学が東京に決まって(本人も周りも、彼はぜったい地元から離れたくない人だと思っていた)、ポイッと彼も家からいなくなって、気づいたらうちは3人家族になってしまっていたと言うわけである。(妹がまだうちにいる)

確かにこの家に3人だけっていうのは相当がらんとしているのではなかろうか。母はよく私に寂しい寂しいと言うのだけど、一番寂しがっているのは絶対父なのだと思われる。

だから私が帰ってきて、弟が帰ってきて、また家の中にごちゃっと5人がうろうろしているのを見ておとんのテンションは相当上がったらしい、もう何かにつけて私らにからんでくる。私にそっくりな顔で。

で、私は顔だけでなくて思考回路も父に割りと似ていると思うので、なんか彼のうれしいッぷりとかワクワクっぷりとかがわかってしまう。

うちの父母カップルは子供をさしおいていまだにこっちがこっぱずかしい感じの仲良しなので、別に子供がいなくても二人でよろしくやっているのだが、それでも私らがいると余計に父は嬉しいらしく、気づけばなん部屋もあるうちの家なのに何故か一室に5人が固まっているとか、誰かがテレビを見てる横でやたら父が話題に入りたがるとかそういうことになってしまうのだ。

寝るときは寝るときで、それはそれは嬉しそうに私と母が布団に入ってテレビを見ているところに割り込んできて、後ろから母を抱きしめながら眠ったりする父をみて、なんというか「何なのだこの人」とかいうのを飛び越して、やたらとしっぽりとほっこりとしてしまうのであった。

幸せってこういうことではあるまいか。

計り知れない当たり前の親密さというか、それがいかにもうそ臭くなく流れているのをはじめてありがたいと思った。

おとんはおかんの事が大事で大事で、そのおかんが生んだ私たちのことも大事で大事で、それをさらりと表現しながら笑いもとって、かと思えばなにやらまた資格試験を受けるとかで勉強したり、チェロをボーボーと弾いたり、山登りに行きたいけど時間がないとかこぼしてみたりとかしている。

おとんスゴイ。
大蔵省は母に譲ってもアンタはやっぱり大黒柱。





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Last updated  2004年10月21日 19時18分47秒
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