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テーマ:今日の出来事(291475)
カテゴリ:セミナー
<今日のセミナー>
今日は、「夕学五十講」という慶應丸の内シティキャンパスで開催された講座に参加してきました。 今回のテーマは「スローキャリアのすすめ」 講師高橋俊介さんは、東大の航空工学学科卒業後、国鉄に入社、米国留学、マッキンゼー、ワトソンワイアットを経て、独立されました(この経歴もユニークですねー)。現在は慶應義塾大学大学院として、個人主導のキャリア開発について研究されております。 ヒューマンリソース系の人にとってはとても有名な方です。 【楽天ブックス】スローキャリア 僕の最近の研究テーマであるキャリアについて何かヒントが得られるだろうと思い参加しましたが、得たものは大きかったです。 食の世界では、「ファーストフード」に対する概念として「スローフード」が脚光を浴びてますよね。 キャリアの世界に関しても、目的合理性ばかり追求せず、働き方を重視した「スローキャリア」という考え方があります。 「ファーストキャリア」的考え方は、変化が激しい世の中においては、3年後ですら見通しが立てづらいため、長期のキャリア目標を立てても実際役に立たず、逆に振り回されてしまう弊害があると考えられます。 「スローキャリア」とは具体的にはどういう特徴があるかというと、 ・「キャリア目標」より「仕事における主体性」を重視 ・仕事の質・テーマ・スタイルへのこだわり ・自身のブランド・自己イメージへのこだわり ・人間関係へのこだわり(強い絆だけでなく弱い絆も重要) ・ポリシーをもって日々の仕事に集中する姿勢(今を一番大切に!) ・プロセス重視 これらのものをこだわったり、大切にしてきた結果、気がついてみると振り返ればキャリアができていたというものだそうです。 じゃあ、どうすれば良いキャリアを築くことができるのでしょうか? ヒントは「動機」の活用にあります。 あなたはどんなときに「動機」を感じますか? ・人から賞賛されるとき ・人と闘うとき ・人と社交するとき ・何かを徹底するとき ・人に影響を与えるとき ・・・・ さまざまな種類の「動機」がありますが、自分の「動機」をうまくドライブさせて能力を発揮しているときは、ストレスを感じにくく、はまりやすい。コレを活用して、仕事の成果に結びつけることが、その人の勝負能力となるのです。 ビジネスマン2400人に「幸せのキャリアの条件とは何か」をアンケート調査した結果、 1.主体的ジョブデザイン行動をとっている人(例:自分の価値観・ポリシーをもって仕事に取り組む) 2.ネットワーキング行動をとっている人(例:ウィーク・タイズの重要性) 3.スキル開発活動を日常からとっている人(例:スキル開発への自己投資) これらの人は、自分のキャリアに幸せに感じている場合が多いことがわかりました。逆にこういう人は、いわゆる「勝ち組」に属しているというわけでもないそうです。 以前、所由紀さんの"偶然からキャリアをつくる"において"planed happenstance theory(計画化された偶然という考え方)"にもとづいてキャリアを作るという考え方を学びました。 そのとき同様、キャリアに関して大きなヒントをつかんだ気がします。 高橋俊介さんは、早口ですけど、お話が面白いので、キャリア系に興味のある方は一度講演に行かれることをおすすめします。内容が盛りだくさんで一部しか紹介できませんでした♪ "スローキャリア"という考え方に賛同していただける方はこちらをお願いします <ウォーーリーのサクセスダイアリー> 今日の「サクセス・ダイアリー」は、 今年の目標の一つに、会社での評価UPを上げていたのですが、それが実現したことです。やはり目標を紙に書いて常に持ち歩くことが大切と思いました。 楽天でブログランキング始まりました!毎日めまぐるしく変わるランキング。さて今は??? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.04.16 07:48:30
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