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>3号機炉心温度、順調に低下=配管切り替え効果か-福島第1
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011090300165 というニュースがでているが、全くデタラメである。 3号機への総注水量が 8/31 12:00 7トン/時-> 9/2 8トン/時 ->9/3 9トン/時 -> 9/4 10トン/時 とうなぎ登りに上がっている。これは、もともとの配管「給水系」の7トン/時をそのままにして新規の配管CS系から新たに注水しているからだ。 もとをそのままにして新規配管注水を増やすのは切り替えとはいわない。 水量を増やせば、だいたいは温度は下がる。 ただ、これでは汚染水がガンガン増えてしまう。 じゃなぜもとのほう「給水系」 を減らさなかったのか?実は減らしたら9/1ごろに放射線量が一部で倍になった。 そこで、元に戻したのではないか? 圧力容器が健在で燃料がまあまあ現状を保っているとしたら、CS系は確かに有用だろう。しかし、現在はどうなっているかまったくわからないのだから、CS系が絶対に有利とはいえないのではなかろうか、かなりの部分が圧力容器の外にでてしまっていたとしたら、かえって無駄なところに水をふりまいていることになる。 ただ、こういう大きな機械の場合、変更した効果が何時間か後に出るということが多いからなんともいえないが、現状で成功しているとは言い難い。 どっちにしても慎重に調整するだろうが、こういうぬか喜びさせるウソの報告・報道はよくない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.09.04 15:43:53
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