979970 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

長寿高齢化社会を生きる

長寿高齢化社会を生きる

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

yamato6413

yamato6413

Freepage List

2012.05.19
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日の話の続き。
思えば医者になった頃からずっとずっと「慢性期医療」
の現場にいる。
無給医師の頃、急性期医療での経験は現場の土曜日
、日曜日当直や日勤のアルバイトをした程度だ。
急性期医療は全く知らないと行って良いだろう。
24歳から40年間、慢性期医療のみである。

「日本慢性期医療協会」では開業医の医療や老人保
健施設での医療、特養やグループホームでの医療の
全てを「慢性期の医療」と定義している。
その様な考えに従うと急性期医療は日本全体で見れば
僅かだ。
病床数でいえば多分50~60万床あれば十分ではないか、
と思う。だが現実はその倍ほどの病床が存在し「我こそは
急性期」と名乗っている。
そこには本当に急性期の患者さんだけが入院し治療を受け
ているのか?はなはだ疑問だ。
急性期医療はその緊急性から収入が高くなるように設定され
ているので、極めて経済的な理由で「急性期」を名乗る病院が
あるとすれば問題である。
例えば、高齢者の肺炎で私どものような慢性期で治療すると
一日一万4,5千円で治療できるが「急性期」に運ばれると
その10倍は掛かる。これは医療費の大いなる無駄使い。
そして今後少子高齢社会の中ではその医療費の大半を
若い世代が受け持つわけで、高齢者もいい加減にしろ
、という意見も若い世代から出てきそうだ。
当然ながら若い世代は病気にならないし医者へ行く
ことも少ない。しかし、毎月医療保険料を強制的に差し
引かれているから、いずれ負担への疑問がおきる。

だから、団塊の世代は「若い世代」に負担を掛けない
ようにせねばならない。

そんなことをぼんやり考えながら、明日出る予定でいた
「シニア選手権」は落ちてしまい、時間が空いたので、これか
ら上京し国立新美術館の「セザンヌ、パリとプロブァンス展」を
見に行きます。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.05.19 07:36:22
コメント(0) | コメントを書く


Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

ハンサムクン3714@ Re:在宅介護サポート隊(02/10) はじめまして。勝手に訪問させて頂いて、…
ゆきこ@ 日本にとって大切な参院選 初めまして、こちらのブログとは場違いな…
マルタン@ Re:在宅介護サポート隊(10/27) いつも素敵な絵を、ありがとうございます…
申し訳ございません@ Re:在宅介護サポート隊(08/09) 申し訳ございません
ゆぐどらむ@ Re:在宅介護サポート隊(03/05) ゴルフ良いですね 腰を痛めたのと太ったの…

Headline News

Free Space


© Rakuten Group, Inc.
X