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2007.07.29
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カテゴリ:我が家の田んぼ
梅雨明け後、暑い日が続いています。めちゃめちゃ熱いです。田んぼの稲は順調に育っています。梅雨時期の日照不足で分けつ遅れが心配でしたが、その後夏日が続きしっかり育ってきたようです。

ただ、今年はコブノメイガとセジロウンカが多く発生しています。田んぼ一面、葉先が白く枯れています。ここが我慢のしどころなんです。農薬をかけるのを我慢するのです。消費者は有機農業や無農薬などと簡単に言いますが、生産者にとって目の前の作物が病気や害虫によって被害を受け、日に日に弱っていく姿を目にしながら農薬をかけるのを我慢するというのはたいへんなことなんですよ。1回農薬をかければ害虫はいなくなるんです。白く枯れていく稲を見ながら、稲と一緒に歯を食いしばって耐えていかなければなりません。

宇根豊氏が、「農薬をかける指導は机上でもできるが、農薬をかけない指導は田んぼでしかできない。」と言われていますが、「かけない判断」というのが最も難しいと感じています。農薬をかければ害虫はいなくなると分かっていながら、「かけない!」という判断をするのですから、稲や害虫に対する豊富な知識や経験が必要なのです。

もちろん、この程度の被害ではたいしたことはない。大丈夫だ。という確信はあります。その上での我慢なのです。


注) 写真は合鴨の田んぼなので、もちろん完全無農薬です。





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Last updated  2007.07.29 21:25:17
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