テーマ:登山の記録(737)
カテゴリ:登山
2時まで飲んでいたが、比較的爽やかに目覚める。二日酔いなし、奇跡のようだ。たくさん食べたからか。朝から具だくさんのチゲ鍋うどん。それにロールキャベツ。行動エネルギーは十分に摂った。
さてどこの山に登るか。当初予定していた北又谷方面は時間がかかるので、今からの出発では遅い。予定を変更して大平山にした。魚津片貝平沢の山。 あらかた会館を片づけて、車にザックを詰めこみ、2台で出発。平沢からの道は一部落石があり、5ナンバー車ぎりぎりの幅で岩を避けて通過した。路肩の草がきれいに刈られている。誰のため? 10:35 登山口出発。メンバーは、N島さん、S崎さん、a木さん、Y本さん(ゲスト)、やまやろうの5名。 登り始めでは余り紅葉が進んでいない。やまやろうは木の実を気にして歩いていたが、そういうものはなかった。変な汗がいっぱい出てきて困った。 足下にも秋が訪れている。 キノコは道ばたにたくさん出ていた。幾つかザックに詰めたが、食べられるのか誰も判断つけられなかった。行動中に潰れてしまって、結局持ち帰ることはなかった。 11:30 大平山山頂。毒素はあらかた汗となって抜けたか。毛勝方面はガスの中である。一瞬の切れ間で見えたのは、山腹であった。めいめい持ってきた食べ物を分け合い、昼食とする。 気温は低いようで、とどまっていると手先が冷たくなってくる。スンバを焚きつけて煙を出し、虫避けと暖をとることにした。しかし誰もライターを持っていない。やまやろうの小物袋から、マッチが出てきた。もしもの時のためにフィルムケースにずっと忍ばせていたものだ。登山歴10年で2回目の使用。 一発で着火したが、濡れているスンバもあり、じきに消えてしまった。S崎さんの教えで夏下冬上(かかとうじょう)を試す。今度は豪勢に火が出た。絶え間なくスンバをくべて、もくもくの煙の中、歓談を1時間。 12:50 火の後始末をしてから下山。落ち葉で滑らないように慎重に足を捌く。登りの時より紅葉をじっくり見ることができた。 上部では割ときれいな葉が多かった。しかしカシナガにやられたナラ類の枯れ木が無惨であった。 ブナは立派。露出をオーバー気味にして明るい感じに撮影してみた。簡単に露出をいじれるところが素敵な、Canon G12。 13:30 登山口着。ちょうどよい運動であった。短くても奉納山行ができてよかった。帰路は坪野方面へ車を回すことにする。崩壊した場所もなく、道幅も広く、ドライブに楽しい林道である。 道中、池の原集落を見下ろす。こんな山奥にも人が住んでいたのだ。ここは古鹿熊水源の地だそうだ。スカイラインの山が、登った大平山である。ゲストのY本さんからは、G会に入りたいとの言葉をいただいた。ネットを介して会員を増やすという目標が叶った瞬間であった。 いろいろあった2日間であった。G会の新たな1ページができつつある気がしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/10/31 10:18:35 PM
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