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やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

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2011/05/21
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テーマ:登山の記録(737)
カテゴリ:登山
なんだかんだで記録更新が先延ばしになっているやまやろうです。遅れを取り戻すことはできないので、オリジナリティで勝負。

先週に引き続き、毛勝山に登る。県内著名登山サイトである「真っ黒ネコさん」と「浜ちゃん」が山行を計画していたことを知る。山頂で会えることを期待して、片貝上流へと車を走らせる。


01
5:55 阿部木谷出合いで、林道は施錠されていた。僧ヶ岳登山口前に駐車して歩き出す。今日の足周りはアイゼンである。先週の山行で、スキーには辛い雪面状態と分かっているからである。歩くだけではつまらないので、路肩の山菜状況を確認しておく。

02
6:15 宗次郎谷左岸に動く物。白いクマかと思ったが、山菜採りの人であった。それにしてもすごい斜面に取り付いているものだ。

6:24 阿部木谷左岸の取水口。先週の駐車地点。

03
今日も除雪作業が続けられていた。

04
6:39 13号最終堰堤の上。ここからアイゼンを装着する。雪は谷を埋めつくしており、まだまだ徒渉知らず。

05
7:08 大明神沢出合い。ようやく先行者を発見。

06
本谷右岸の通称「三角岩」と思われる。40年以上前、この地にて「毛勝山山スキー大会」が開催されていたのだ。レースは「岩と雪」と「氷河とクレヴァス」の2種目。

大明神沢出合いからヒルクライムし、この三角岩の上から懸垂下降して戻るのが前者、三の又からのダウンヒルが後者だったそうだ。詳細は、佐伯邦夫著『山とスキー大全』など。

07
7:42 三の又。ここからは先行者を6人確認できた。まずは手前のスキーヤーに追い付くことを目標にしよう。

8:19 追い付いた。谷にはステップができており、登高しやすい。谷の上部はガスの中である。登頂しても眺望がなくつまらなそうだ。見下ろせば、後続もぞろぞろ。

8:46 上部二又。ブロック雪崩が頻発。ガスの中だけに恐い。今日の谷は「ラーク!」の声がよく響いていた。雪質は先週よりも柔らかく、これなら何とかスキーができるのではないかと思えた(デブリは越えられないが)。

08
9:20 黒部からの単独男性とすれ違う。魚津から来たと言うだけで「魚津岳友会ですか」と返答されると嬉しくなる。こういう若い人にも当会が認知されているのだ。

ライチョウが2羽、ガスの中でにらみ合い。声を合わせたら都合3羽が周辺にいたと思う。

09
9:29 ボーサマのコル。かろうじて雪がつながっている状態。上部二又から上では、落石が心配で休憩することができなかった。疲れているがもうひと踏ん張りで山頂だ。

10
9:39 毛勝山山頂。風が吹いて寒い。単独男性はここで昼食をとろうとしていたが、自分はとてもそんな気にはならず、ボーサマのコルまで行って休もうと考えた。

歩き始めてすぐに、件のお二方に遭遇。誘われて再度山頂へ。彼らは全8名での登山とのこと。後続を待つのに、西谷側の雪庇下で風をやり過ごした。

やまやろうはこの季節の毛勝には何度も登っていて、寒いことを体験していた。だから化繊ダウンとヤッケを着込んだ。それでも寒かった。ネコさんと浜ちゃんは晴れと踏んで軽装にしたそうだが、耐寒訓練になってしまっていた。

質素なやまやろうの昼食に、彼らの温かい施しが嬉しい。ネコさんと話してみると、やまやろうを山の世界に連れ込んだ、もときさんに雰囲気が似ている。喋り方とか歴戦単独行から来る自信とか登山道具に対する思い入れとか。

1時間くらい待って後続到着。初めてお見かけする方もいれば、ネットで既にご存じの方も(イヌさんBOWさん)。三角点を中心に、記念撮影を何台ものカメラで撮り回し。

11:40 やまやろうは一足先に単独下山。夕方、またお会いしましょう(BBQのお誘いに乗った)。

11:46 ボーサマのコルにてアイゼンを外す。これから転げ落ちるように駆け下るのを楽しみにしていたのであるが、今週違和感のあった左足が肉離れのように痛い。ももをひねる動きが特に辛い。歩くのもやっとである。

11
ゆっくり歩けば何とかなるので心配はしなかったが、足のトラブルは困ったものである。標高を下げたら、日差しが戻ってきた。

12:30 三の又。

12:49 大明神沢出合い。

13:05 13号堰堤。

12
14:07 駐車場に到着。山菜を採りながらののんびり下山であった。収穫は、フキ、コゴミ、ウド。これらを河原で下ごしらえしていたら、じきにネコさん達がやってきた。





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Last updated  2011/05/23 10:45:18 PM


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