テーマ:登山の記録(745)
カテゴリ:過去の山行記録
5:00 起床。おにぎりをかじりながら、片貝上流へ車を走らせる。成谷堰堤まで車は入れる。すでに車は20台ほど。県外のチャーターバスまで停まっている。毛勝が全国区になっているのに驚くとともに、地元の山ヤとしては複雑な気持ちだ。
![]() ↑県外ナンバーと半々か 5:55 520m 出発。川水は水量が多く、泡沫で真っ白だ。 6:20 695m 片貝山荘前を通過。 6:25 720m 阿部木谷と東又谷の出合いの橋。雪はとぎれとぎれに続いている。久し振りに履いたブーツが当たって痛い。ガムテープをかかとに貼って応急処置。 6:51 870m 新堰堤で左岸へ渡る。ここからは雪上歩きとなる。 7:13 1050m 最終堰堤。落ち口が割れているだけで、この先谷は雪で埋まっている。デブリがひどくて、スキーは厳しいだろう。 7:34 1255m 大明神沢出合い。まぶしい朝日を全身に浴びる。大明神沢は茶色くうす汚れているが、阿部木谷はきれいである。デブリ、落石は少ない。 ![]() ↑阿部木谷は、滑りやすそう 8:10 1525m 三ノ又。ここからはアイゼン登高。 9:04 2040m 直登ルンゼとの分岐。振り返れば僧ヶ岳は谷筋が真白だ。こちらもスキーコースとしては面白いところ。ボーサマ谷は雪崩で削られ、白い雪面をさらす。南峰の雪庇が崩落して谷全体を走ったようである。 ![]() ↑僧ヶ岳(左)は白く、駒ヶ岳(右)は稜線上がヤブである 9:51 2345m ボーサマのコル。釜谷山、猫又山への稜線を見ると、雪を伝って歩けそうである。南峰へ偵察。 9:57 2380m 毛勝南峰。ルンゼをのぞいてみれば、エントリーは壁である。二年前ここをよく降りたものだ。きびすを返して本峰へ向かう。 10:14 2385m 毛勝山頂(2414m)。一年ぶりに山頂からの絶景を見ることができて、喜びが沸々とわき上がる。中谷は雪たっぷりで、スキーはまだまだ可能。直登ルンゼも山頂直下5メートルまで雪がつながっているようである。 ![]() ↑中谷の状態(ボーサマのコルから撮影) ![]() ↑正面が2166mピーク。左は西谷、右は中谷へ ケータイで記念撮影して、お待ちかね雪で冷やしたビールをプシュと開ける。くはーたまらん。時間はたくさんあるので、飲み食いして昼寝する。起きたら山頂には何グループも登頂し、にぎわっていた。 ![]() ↑おっさんぽいな ![]() ↑つまみは景色 さて降りようかと歩き出したら、スキーをメンテしている人がいる。風貌からもしやと思い声を掛けたら、やはり山探さんであった。久し振りに再会し、とても嬉しい。これから中谷を滑るというので、エントリーを見物。きれいなターンでグイグイ下がっていく、すごいな。 ![]() ↑遭遇記念 ![]() ↑山探さんの華麗なターン 12:00 下山開始。再び南峰に立って、その先の三ノ又右俣のエントリーポイントを偵察しに行く。滑り出しは全て雪庇で縁取られている。落石の音も響く。これは危険過ぎるので却下し、ボーサマ谷下降に決定。 ![]() ↑危険な香り・・・ 12:42 2330m 滑降開始。短板なので、意のままに操作できる。アイゼン登山者がうらやましそうに見ている中、どんどん落ちていく。 12:59 1470m 三ノ又。この先緩くなるが、表面がきれいなのでとても滑りやすい。ショートターンでガンガン滑る。いやー最高、笑いが止まらない。 13:06 1250m 大明神沢出合い。スキーを充分満喫した。ここで板を脱ぎ、デブリ地帯を下降する。 13:25 1025m 最終堰堤。 14:13 710m 阿部木谷と東又谷の出合いの橋。コゴミを摘みながら、新緑の中をのんびり歩いてきた。川原で板を洗う。 14:55 515m ゴール。寄り道を含めて、ちょうど9時間の行動であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/12/21 10:17:44 AM
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