テーマ:クライミングが好きだ!(658)
カテゴリ:登山
アンカーポイントとマスターポイントのV字の 角度は60度以内にする。 角度が大きくなると各アンカーポイントにかかる 荷重が大きくなってしまうのだ。 『大人の山岳部』によると、マスターポイントに かかる力を100%とした場合の、各アンカー ポイントにかかる負荷の割合は次の通り。
クライマーは最初の支点をマスターポイントから 取る。これをゼロピンという。登り始めて最初の 支点を取る前に落下した時の対応。 ゼロピンなしで落ちた場合、クライマーの落下荷重 は、ビレイヤーのビレイデバイスに直にかかること になるのだ。 以前はゼロピンの位置はアンカーポイントと 言われていた。これはマスターポイントよりも 落下の際の支点破壊リスクが高いだけで、メリット はない。 しいて挙げれば、マスターポイントにゼロピンする よりロープシステムがシンプルになることか。 やってみて分かったことだが、固定分散で マスターポイントを作った際は、ゼロピンをかける のが面倒だ。ねじったスリングに、ゼロピン用の カラビナをねじ込むことになるからだ。 リギングプレート(ポー)があると解決。 支点には60cmスリングを使う。あまり長いと落石 に当たるリスクがあるからだ。支点の長さはできる だけ短くして、コンパクトかつシンプルを目指す。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/05/28 09:04:28 PM
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