秒速5センチメートル観ました
最近 アニメーション映画の「秒速5センチメートル」観ました俺と同じく すでに見た という方々ならきっと 以下俺のつまらない感想文に少なからず共感を得て 首を縦に振るのではないでしょうか?すでに何人かの知人に紹介し 感想の返事は皆 「感動した!」そう言います 俺の感想はと言うと 「過去 若かりし頃の自分を思い出した」そう言いたいです 彼の出来事や気持ち 過去にこの俺自身も同じような事が在り あたかも過去の自分を観ているかのような上の写真にあるように主人公の彼 遠野貴樹くんのようにテライケメン! では無かったし 今ではオッサンなわけですがね きっと 俺だけではなく 男という性別に生まれ育った者ならば誰しもが体感し感じた気持ちを 彼が代弁しているかのように そう思いますだから主人公の彼は 男 そのほとんどの若く純粋な少年だった頃の代表 いや象徴 体現者 そう言えるのかもしれません 若い頃の思い出 特に色恋話は 何十年経った今でさえ 色あせる事なく残り時に思い出し 切ない気持ちにさせるものですなんてオッサンが言ってて気持ち悪いんですけどオッサンになった今だからこそ 言える事があるのです 俺はもう何十人という女性に逢ってきて関係を築き その数だけ別れをしてきたがその中で本当の愛を感じた人は 正直居ない出会った当初から好意はあっても愛はきっと知らずに終わると先が見える付き合いばかり いつもその人への興味が フッ と消えうせる俺の心は冷酷 何とかしなければ・・・いつでも いかに素敵な相手よりも漠然とある理想上の人に好意なのか愛なのか特別な感情を持っている妄想癖な野郎になってしまいましたそれは過去に出会ったもっとも理想に合った人を想像上の中でさらに理想で固めた虚像ではあるのだが そんな都合のいい人は実際に出会えるはずも無く 自分自身もその理想に釣り合うほどの力量など持ち合わせていない この作品は3部作構成になっていて 第3章は大人になった主人公 その後が描かれている何年も前に恋仲にあった人を 現在でも時に思い出し 思い出を追いかけるような姿が見える夢の中で会って そして街の中でも もしかしたら会えないか、と探している 俺も同じだ 何年も経っているのに思い出の中のあの人は変わることなく今でさえ時に思い出し 今どうしているのか 街を歩けば会えるのではないだろうかなんて今現在どう変わっているのかも知らない相手に気がつけば ふと気にしている 山崎まさよし 「One more time,One more chance」 まさに この曲はこの映画の主題歌にピッタリで俺もこの映画を見るまでは 山崎まさよしさんは特に興味が無かったが大好きになってしまった しかしこれは理想という幻想で色あせない思い出の人だからこそ 記憶が一人歩きをし理想を高め 自身の気持ちを掌握するまでにふくれ上がっていくがきっと現在のその人に会えたとしたら幻滅するはずだ 記憶だけとなった人を想い目の前に居る相手を まっすぐに見る事が出来なくなってしまい想いが散開してしまう だから現在の相手とも上手くいかず好意だけで愛は抱けない 主人公も俺も そんな想いが忘れられない記憶の人は こちらのことなんて一度すら思い出した事すら無いかもしれないのに でも 誰でもそんな心の人が 心の中に居続けているのではないでしょうか? その気持ちを この映画を観ると 真に感じると思う 現在では携帯電話の普及で人との繋がりは何らかの形で保たれ今生の別れというのは あまり無いのではないだろうか? 俺の世代か 俺より年配の方々ならばこその想いというものがある例えば 久しぶりに1度会ってみたい そう思ったとしても何年も経ち 県外 海外かもしれない どこに住んで居るのかさえわからない携帯電話なんて便利な物は無かったから その当時から連絡は絶たれている じゃあ どうすればいい? 人の多い場所に行って探すか?そんなことで出会えるはずもないもう生涯会うことは無い そんな願いが ふと気付くと心にあって 忘れられなくなるからこそ思い出が一人歩きし 俺の邪魔をするなんとも情けない話があるものです ちょっと こっ恥ずかしい思い出を語りまして話が大幅にズレましたが この映画 オススメです ↓ にこにこ動画へのリンク山崎まさよし 「One more time,One more chance」http://www.nicovideo.jp/watch/sm2823604