|
カテゴリ:小説
小学生のころ作ったやつです。
平々凡々ヨリもストーリー性あるかもwww Bespair Live 200X年・・・地球は今・・・・・。 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・ズシャ-ン!! 「う、うわぁぁぁぁ!!」少年は叫んだ。 ドドーン!! ビルは跡形もなく崩れ去った。 「!!」 少年は目を開けた。 「はあはあはあはあ・・・!」一人の青年が少年を助けた。 此処は昔で言う日本のあたり。 地球は謎の天変地異が起こり、あらゆるものが壊れていった。金がある者・ない者、そんなこと はもう関係なっかた。いわばこれから死ぬか生きるかの世界。 そんな絶望の中でもある一人の青年は生きることに諦めなっかた。 「あ、あの!助けていただきありがとうございます。」少年は青年に向かっていった。 「何、礼はいらないよ。こんな時こそ助け合う。ふつうだろ。」青年は答えた。 青年の名は島田晴彦。16歳だ。 彼は七年前の天変地異の中で生き残った人間の一人だ。 「あ、あの!お、お名前聞かせてもらってもいいですか?」少年は晴彦に問いかけた。 「島田晴彦だよ。きみは?」晴彦は逆に問いかけた。 「な、中野秀です!」少年は元気よく応答した。 「秀か、いい名前だね。・・・所でどうして半壊のビルの周りをうろついていたんだい?」晴彦は問いかけた。 「そ、その、街の中心部だったらまだ食料があるのではないかと思って・・・・・。」すごく反省したように週は言った。 「あのビルには何もないさ。あるったら人の死体だけだ。おっと、あのビルももうじき倒れる。急いで逃げるぞ。」 ゴゴ・・・・・・ズドォォォォン!!!ガシャシャ!!ゴシャン!!ズズゥゥゥゥゥン!!!! 「ほらな。倒れたろ?あの時逃げといて良かっただろ?逃げてなかったらペシャンコだったぞ。」晴彦は秀に言った。 「は、はぁ。そうですね・・・。」息を切らして秀は言った。 「とりあえず日が暮れないうちに寝床でも探そう。」晴彦は秀に言った。 「は、はい!」秀は威勢良く言った。 晴彦たちはとある村を見つけた。彼らはそこで一泊することにした。 日が暮れて間もない時だった。 パチッパチ 「良かったな。この村の人たちがやさしくて・・・・。」晴彦は秀に言った。 「やさしい?そんなんじゃないって。今のこんな世の中だから助け合うのが普通じゃないの。みんな苦しいけどね。だからこそ希望をもって今を生きようって・・・・。」泊めさせて貰う集落の女性が言った。 「?」秀は首をかしげた。 「ごめんね。今言った言葉、私の夫が最後に残した言葉なんだ。ビルの中に取り残された人たちを助けようとして・・・・。」女性は涙ぐんで言った。 「・・・・・。」晴彦はだって聞いていた・・。 「・・・・・。ぼ、ぼくの父と母もそうでした。ぼくと村の子どもたちを助けようとして・・・・。け、けど、悲しくはありません。命をはって守ってくれたのですから、父と母はぼくの誇りです。」声を震わせながらも秀は言った。 「(そうか、みんな辛い思いをしてきたのか。)」晴彦は心の中で思った。 「なら、みんなでこの時代を生き抜こうじゃないか。そして、自分が生きていたことを誇りに思おう。」晴彦は誇らしげに言った。 「そ、そうですね。」秀は微笑んで言った。 「ということで、明日に備えてもう寝ましょう。」晴彦は言った。 「はい!」秀は言った。 早朝、晴彦はもう起きていた。 朝の6時半頃だった。 「お世話になりました。それでは、ボクはもう行きます。」晴彦は礼をして女性に言った。 「あの子は、あの子は置いてくのかい?」女性は言った。 「・・・・はい。」寂しそうな顔で晴彦は言った。 「お、置いてかないでくださいよ!まだ恩が返しきれてません。僕もついて行きます。」テントの中から秀が出てきて晴彦に向かって言った。 「ふっ、起きてたのかよ・・・。付いてきてもいいぞ。けど、きっと苦しいぞ。」苦笑いをしながら晴彦は言った。 「それ位承知の上です!!」自信満々で秀は言った。 「行こう。」晴彦は秀に向かって言った。 「はい!」秀は元気よく言った。 「がんばって生きるんだよ。」 女性は朝日に向かって歩いていく二人を見つめながら言った。 つづく・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 29, 2007 10:00:46 PM
コメント(0) | コメントを書く
[小説] カテゴリの最新記事
|
|