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カテゴリ:小説
Bespair Live ~part2~
200X年・・・晴彦たちとは違う所・・・・。 昔の・・鹿児島県あたり・・・。 ゴギョ!グギョグゴグググ!! 「ゴル!ゴルラァァァァ!!ゴルゴル・・・・。グルァァァァ!!」謎の生物は叫んだ。 「あっ!りんごの木だ!!」一人の少年は言った。 ガサッ! 「?」少年は後ろに振り返った。 「グロルァァァァ!!」謎の生物は少年に襲い掛かった。 「う、うわァァァァ!」少年は叫んだ。 バグン!! 「・・・・・。ゴグ!」少年は謎の生物に取り込まれた。 今で言う・・・ 晴彦たち・・・・昔の東北地方・・・・。 ビュォーー!! 「うー。寒い!」晴彦は言った。 「そ、そうですね。」秀はあいづちをうった。 「・・・。あっ!明かりだ!」秀は突然言った。 「・・・!・・マジだ!」晴彦は言った。 「いこうぜ!オレたちゃここで死ぬわけにわいかん。」晴彦は呟きながら走った。 ざっざ、っざざ ゴンゴン・ゴンゴン! ガチャ 「はいはい、どなたかな?」老人はドアを開けて晴彦たちに言った。 「あ、あの、僕たち道に迷ってしまって、一晩泊めてもらえませんか?」晴彦は頭を下げながら言った。 「ああ、別にいんじゃが、けっこう寒いぞぃ。」老人は二人に言った。 「生きていられるのならどこでも。」秀は言った。 「いい度胸じゃ。」笑いながら老人は手招きをして二人を家の中に入れた。 「ほ、本当に寒い。」晴彦は言った。 「けど、外よりはましでしょう?」集は晴彦に言った。 「ま、まあ。外よりはマシだけど・・・・・。」晴彦は苦笑いをしていった。 ビュオォォォォォォ!!!! 「ん・・・・・ん・・・・・?」早朝晴彦は目が覚めた。 「Zzzz」秀は寝ている。 「おい、おい・・・。起きろ。朝だぞ・・・・起きろ!」晴彦は寝ている秀に向かって叫んだ。 「ん・・・・。ん。おふぁようございます。晴彦さん。」秀は目を細くしながら言った。 「おはよう。おじいさんはどこだ?」晴彦は辺りを見回した。 「一階じゃないですか?」階段を指差して秀は言った。 ダン、ダン、ダン、ダン、ダン、ダン、ダン 「!? お、おじいさん!!?だいじょうぶ!!?」晴彦は走った。 晴彦は居間の中心で倒れている老人に駆け寄った。 「どうしたんですか?・・・・・!おじいちゃん!!」秀は目の色を変えて駆け寄った。 「う、うう。・・・・・あう、ん、おお、ありがとうな。少しばかり腹が痛くなってのぅ・・・。」かすれた低い声で老人は言った。 「ただいま~。」女性の高い声がした。 「!」「!」二人は玄関の方を見た。 「ん?あんたたち誰?・・・・おじちゃん大丈夫?!・・・そこのあんた!テーブルの上の薬取って!!」若い女性は秀に向かって叫んだ。 「あ、は、はい!!」秀は一瞬固まったがすぐ返事をしてテーブルに薬を取りにいった。 ジュラガジャ! 「は、はい!!」薬の入ったびんを若い女性に手渡した。 「ありがと!あっ、ついでに水も!」薬びんを手に取り州にまた言った。 ジャー!キュ! 「は、はい!」集は急いで汲んだ水を若い女性に手渡した。 ゴクゴク 「ふう。手伝っていただきありがとうございます。と・・・・・ころであなたたちはどうしてここに?」若い女性はお詫びの言葉を言ったあと二人に聞いた。 「おれたち吹雪の中道に迷って、明かりが見えたから一泊泊まらせてもらいました。」晴彦は言った。 「そう。そしたらもう一泊泊まるといいわ。」若い女性は何気なく言った。 「?」晴彦は首をかしげた。 「どういうことですか?」秀は脇女性に向かって言った。 「明日まで吹雪は止まないわ。だからここに居なさい。」若い女性は早い口調で言った。 「は、はあ。」晴彦は苦笑して言った。 昼過ぎ、秀と晴彦と若い女性は昼寝をしていた。 ゴブ!ブギュギュ!ガビォ! 「ガバ!ゴブ~!」謎の生物は叫んだ。 ズズーン! 「ん?なんだ?なんの音だ?」起き上がって晴彦は窓の外を見つめた。 「ガバァァァァ!」謎の生物はまた叫んだ。 「!?」晴彦は鋭い目で外を見た。 「外だ!」晴彦は叫んで外に飛び出した。 ガチャガチャ! 「?・・・な、なんだありゃ!」晴彦は謎の生物を見て驚いた。 そこには・・・機械生命体がいた。・・・・天変地異の異常はこんなものまで作ってしまった。 晴彦は家の中にいる三人を守るために戦おうとした。 数時間後・・・。 「はあ、はあ、やるなお前!」晴彦は息を切らして言った。 「ゴル、ゴル、ゴリュガア!」機械生命体は言った。 「?・・・・。お、おまえ、お、俺と同じこと言って・・・・・?」晴彦は驚いた顔をして言った。 「ゴリュウ?」機械生命体は言った。 「な、なに?・・・って言ったろ!解る!お前の言語がわかる!ガリュウ!ゴグリョウ!ゴグリュウゴゲグゴグギャ!(頼む!俺の!俺の仲間になってくれ!)」晴彦は訳の分からない言葉でを言い放った。 「ゴギャ。(いいよ。)」機械生命体は言った。 「ゴギョル。グバログ。(ありがとう。よろしく。)」晴彦は言った。 ここに・・・機械生命体と仲間になった少年・・・島田晴彦。・・・・ 世界を動かすだろう。 世界は機械生命体・・・。そしてほかの・・生物のものになってしまうのだろうか。 「お邪魔しましたー。」「お邪魔しました。」二人は言った。 「ギュゴルゴー。(お邪魔しましたー。)」機械生命体は言った。 ザッザッザッザッザッザ 「次はどこにいく?」晴彦は秀に聞いた。 「そうですねー。関東あたりでも行きましょうか。」秀は言った。 「う~ん、そうだな。関東でも行くか・・。」晴彦は言った。 「ギュ。」機械生命体は言った。 200X年・・・・地球に新たな生物が誕生したのであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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