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チャットの仲間に台湾人の学生がいます。彼は中国からチャットしています。
もちろんあったことはないですが、とても真面目な青年で日本語で会話をかわします。 彼は独学で日本語を学んで、留学したこともないのに普通にしゃべれるんです。 すごい努力家だと尊敬してしまいます。 そんな彼が早朝に【今日は私の誕生日です】とメッセージを残してくれました。 台湾で医大生をしている彼とはいろんな話をします。 当然ですが文化もちがうし、教育もまったくちがっています。 中国はアメリカのように9月から新年度なので、今年から実地研修もありたいへんだそうです。 彼は精神科医を目指しているのだと聞きました。 台湾では大学が乱立しており、選択さえしなければ誰でも大学生になれる だから大学もビジネスとして成立してしまい、学費さえ納付すれば入学は簡単だとか・・・。 そのため存在価値のない大学はたくさんあると憂えていました。 なにせ彼は真面目な性格なので、真剣に国のことを考え、将来について考えます。 チャット友達のなかには学校でいじめにあっている子供もいます。 受験戦争や差別意識、優越感、なにかにつけて人より上を目指す社会になりました。 『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず』と夏目漱石が言いましたが そんな言葉はいまや風化しつつあります。 小学生が殺人を起こしてしまう時代です。 ネット環境が問題だとか言われますが、根本的なところがまちがっている気がします。 そういうボク自身も生きていくうえでの本質が理解できていないので 偉そうなことは言えません。 勝ち負けを決めるということは、オリンピックでさえ『武力を使わない戦争』だと思います。 ドーピングを禁止しても、検査にひっかからない方法があみだされます。 それは禁止する本来の意味がありません。 きそいあって成長するのは重要ですが、オリンピックよりノーベル賞のほうが好感が持てます。 チャンネルがテレビ愛知しかうつらないんでオリンピックがみれません。 ラジオやニュースで日本選手ががんばっている様子を聞きます。 でも、日本だけを応援する必要はないんじゃないだろうか? どの国の選手が金メダルでも、その選手は地道な努力を積み重ねてきたわけだし スパイダーマンのように一朝一夕で超人能力を身に着けるわけじゃない。 だれが金メダルをとっても『おめでとう』と賛美できる気持ちが持てればすばらしいことです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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