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セブンイレブン【まちのお菓子屋さん】シリーズに『ダブルチョコもなか』登場です。
サクサクのもなかにパフ入りチョコ、冷凍庫で冷やして食べたらもうどうにもとまりません。 いい歳して虫歯になっちゃったら、だれが責任とってくれるんでしょうか? 高校時代、厳しい顧問のもと、弓道部でともにしごかれた仲間たち。 実家の家業の手伝いもあり、時間的制約でぼくは2年の春に退部してしまったが かつての仲間との交流はずっと続いていた。 先輩も含め、みな個性的なパフォーマンス集団だったが、そのなかでも目立つ存在。 ジャッキー・チェンに顔が似たそいつは、いつもニコニコと笑顔でひとあたりのいいやつだった。 きょうは、この男について話そうと思う。 弓道部にいた頃から愚直にトレーニングにはげんでいたこの男。 彼の筋トレは、まるでチャンピオンに返り咲くためのロッキーのようだった。 腕力にあわせて弓の強さを選ぶため、弓道でそんな真剣に筋トレは必要ないと思われた。 それなのに、気がつけば筋トレをする当時の彼には、さすがにあきれるほどだった。 高校を卒業し、それぞれが自分の道を進んで何年かが過ぎゆくなか 当時の弓道部の仲間があつまって、不定期ではあるが飲み会が開かれ、ぼくも参加していた。 そのときに、はじめて彼が『歯科技工士』という職業になっていたことを知った。 勉強には自信がなかったが、手に職をつけて技術でメシを食っていきたい。 高校卒業をひかえ、歯科技工士の専門学校に進学することを決意したあいつ。 専門学校のアピールとしては『就職実績はほぼ100%、定年もないため生涯安定した職業です』 しかし、実際にフタをあけてみれば、たしかに就職率は100%だが 歯科医あっての歯科技工士、奴隷のようなあつかいを受けることもしばしば 単価が安いうえに、やってもやっても終わらない長時間労働。 それだけではなく、定年がないということも事実だったが なにせ、銀を加工して歯形をつくる作業のため、けずれた粉じんで肺をやられて 定年を迎える年齢まで寿命が持つかどうかというありさま。 夢をもってこの職についた。専門学校では現実を隠し、幻想しかみせられなかった。 普通の判断力の持ち主なら、ふりだしからではあるが、転職してちがう人生をやりなおそう そう考えるひとも少なくはないと思う。 しかし、彼のとった行動はちがった。 コミュニティをひろげ、積極的に勉強会に参加して知識を広めていった。 そうしていくうちに、オーストラリアでは制度が確立されており 歯科技工士の地位も日本でのようなあつかいではないということがわかってきた。 彼は、国内でも2人だけという奨学金でのオーストラリア留学を志願し、それを達成した。 自分の後に続くものたちのためにも、新たな道を切り開いていくべきだと・・・。 5年もの長い期間だが、すでに結婚もしており、奥さんの協力もあり、家族で海外へ旅立った。 出発前の送迎会で初めてこの話を聞かされた・・・。 偶然にもぼくが婚約者を病気でうしなった直後、絶望の淵にいる真っ只中だった。 どんなにつらいことがあっても振り返ってはいけない。 「むかしからみてるけど、おまえには才能がある。もっとでっかい人間になってくれ!」 別れ際に彼から送られた言葉。 もう帰国しているはずだが、まだぼくはあいつに逢わせる顔がない・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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