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なんという自己チューな辞め方だろう。
テロ特措法の延長、ないしは新法の成立と引き換えに首を差し出すとか、辞めることで成立を確実なものにするとかいう、駆け引きなしにア然とさせる幕引き。 あの大敗では辞めずに今辞めたのは一刻を預かる総理の座とはかくも軽いものかと世の中に恥をさらした。 思うに、辞めた理由は案外個人的なスキャンダルといった、自分自身が堪え難い屈辱を避けたかったのではないか。 「これ以上、恥をかきたくない」という心の弱さ。 そんな気持ちになったら、特措法だろうが、美しい国とか戦後レジームの脱却等という観念的政策は放り出したくなったのだろう。 せめて引き際だけは大事にしてほしかった。 こうした無責任が世の風潮とならないことを祈るばかり。 マックスウェーバーは、政治家は政治を行うには硬い壁を忍耐強くくり抜くような強い意志が求められるといった。 土台、シンゾウ君はその資質がなかったとしたいえない。期待はしてなかったが、辞め時だけは大事にしてほしかったな。 後継総理で今年中に解散する可能性が高まった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.12 20:40:47
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