|
|
|
2005.10.27
テーマ：政治について(20221)
カテゴリ：気になること
昨日の中古車リサイクル法の日記に あえて障害者自立支援法に対するコメントを書いてくだすったgottyannさん 『この法律何度読んでも理解できん・・・都合が良いのか悪いのかわからん』 なんて心根の深いコメント！ でね、これに対する辺コメが、今日の日記のネタですねん 25日に、もう居ても立ってもいられず 障害者自立支援法案に関する日記を書いた 今日はその続編や・・・まだ、諦められないからな・・・ 最後まで、抵抗・監視の声を、あげていきまする！ お初訪問・なんのこっちゃ？な方はここから→  どんぞ！（尚、とはず語り・トップからはいつでも閲覧できるように掲示してあります） 1---------------------------------------------------------------- そうなんよ、吾の皆様への説得力の無さは 当事者としての痛み・苦しみがないからかも知れん・・・ 時に、偽善者ぶるなと、ケッてな視線も浴びせられる・・・ 障害者を、見下してると反感かうこともあるようで・・・ でもな、わからんものが、関心もっちゃぁいかんのか？ 他人事ではないと、心底思うから発信せずにはいられない・・・ 只それだけで、この法案を語ってはいかんのか・・・ 日本には発言の自由があるはずよのう・・・ きっかけはV.I.Pの【tarantini78さんの日記】を読んだこと 心が大きく突き動かされた吾はこんな日記を書いたことにより 偽善者呼ばわりの中傷を受けちまったのだ その事に対して書いた禊の日記がこれ 5月以降にとはずを閲覧されてる方には お暇なお時間にでも、上記3つの日記を読んでいただけたら 吾の思いがわかって頂けるかと・・・ で、そんなわけで色々あり申したが 吾はこの法案に付いては、どうしても後には引き下がれんのじゃ！ だから、この後、吾のような認識不足な方にも わかりやすい視点で更新いたす！ 2---------------------------------------------------------------- トップにも常時リンクしてあるが 特定非営利活動法人・DPI日本会議 が この法案の是非をわかりやすく説明しておる だが忙しい現代人の皆様に これ以上ここで時間をさけとも言えないでなぁ・・・ その一部を、下記に抜粋したぞ！ 利用者負担の見直し･･･公平な費用負担と配分の確保 【応益負担】 制度を維持管理する仕組みとして 利用者からも負担をだしてもらおうというもの。 応益負担とは、その人の所得に関係なく 使った分だけ確実に払ってもらいますよというもの。 自分が受けた益に応じて払う仕組み。 介護保険がこの仕組みであり、１０％の負担率である。 たとえば１０万円のサービスを使ったら１万円払わなければならない。 これに対して、いままでの支援費は 応能負担といって、その人の所得に応じて払うというもの。 自分の支払い能力に応じて払いますという仕組み。 所得が低い人は負担はない。 新たな法案のグランドデザインでは、支援費を応益負担に変えることになり 当事者には大きな死活問題になってくるのだ。 そこで所得が低い人のことを考えて 支払金額の上限をつくるという事になったが・・・ この上限がいくらになるのかというと・・・ 負担額の上限生活保護世帯 年収８０万円未満 １５，０００円／月 年収８０～３００万円 ２４，６００円／月 一般（年収３００万円以上くらい） ４０，２００円／月 この表は世帯で見るので、障害者本人の収入がなくても 同居している人に収入があれば負担しなければならない （たいていは４０，２００円になる） 【問題点】 この金額を払えるのかどうかが問題。いま支援費を使っている障害者は １８％が生活保護、７７％が年金だけの人で 所得があって費用を払っている人は５％しかいない。 これからわかるように、支援費を使っている障害者の ９５％は低所得者層である。 月に８～１１万円程度の年金や手当だけで生活しているのに 毎月２万５千円も払ったら生活していけない。 しかし、払えなければサービスは受けられない。 3---------------------------------------------------------------- 参考資料第１９回社会保障審議会障害者部会 速記録から 福島委員の発言抜粋 平成１６年１０月２５日１０：００～１２：３０福島委員の発言 まず応益負担にについて考えないといけない。 サービスは多ければ多いほど利用者にありがたいものなのか。 「益」とは、サービスとは、私は盲聾だが、身体・知的、いろいろあるが ニーズは主に３つになる。 外を歩くこと、家の中で動く動作の問題、コミュニケーション。 この３つが最大公約数のニーズ。外を歩くことはお金がいらない。 道路は税金まかなわれ障害者も払っている。 障害者が歩こうとするとお金がいるとなる。 風呂、トイレ、はどうか。 自分の家でも水やトイレットペーパーや経費がかかる。 障害をもっている人は、サービスなんだ、応益なんだと お金が取られるおかしさがある。 生まれつき自分でもどうしようもないのに 必要不可欠なものに余分にお金を払わなければいけない不自然さ コミュニケーションは例えば電話、電話代は誰でも払うが、通訳者が必要。 目の前の人と話すのにも金がかかる。サービスだからと言われる。 お金がほしいでのではなく、道をあるき、風呂にはいり 人と話す、人生のインフラを必要としている。贅沢なサービスではない。 感覚的な違和感を理解頂きたい これを理解してもらえないと、議論はいつまでたっても平行線になる。 福祉サービスは多ければ多いほどいいものではない。 ２４時間必要な人は少ないし、２４時間という天井がある。 １０時間と５時間の介助を使う必要がある人がいて １０時間の人の方が幸福感あるかといえば違う。 薬は無駄出してしまうがこれはストックしたりするからで、違う。 物質は多くもらうことになるが、介護はたくさんもらったから得、ではない。 応益負担の必要、そもそもなぜ必要なのか、青天井は論理的になり得ないし 物やお金が欲しいのではなく 生きるための基礎的な自由が欲しいといっていること そこを踏まえて議論して頂きたい。 4---------------------------------------------------------------- このこと一つとっても、この法案のずさんさがご理解頂けるかと・・・ だだそれだけなんだよ～！ 国にお金がないことは知ってるさ！ ほかの人が汗水流して納めた税金を 湯水のように使おうなんて思ってないんだよ！ そして国は、この法案に限らず あらゆる決め事も、この程度の認識で決定していたとしたら・・・ 誰もが恩恵をと望む、年金改革に向けた増税に それでもあなたは、素直に従うのやろか・・・？ 【追伸】 共に声をあげているV.I.Pゆうやけぐもさんの日記にも トラックバックさせて頂きまする 完：2005.10.27 13:24:07 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[気になること] カテゴリの最新記事
|
|
ドーナツ党首@
