長男坊の意地と親心
平成元年生まれの長男坊この7月で27歳だ少年時代…あいつは野球がやりたかったっけ…吾は仕事に追われ、スポ少のつきあいは無理だと中学の部活で我慢しろとはねのけたてか、吾は野球には興味がなく、駅伝に夢中だったそうして…次男坊が全中駅伝を決めいよいよ次男坊につきっきりの日々…甲子園出場経験のある強豪校で、レギュラー目指して頑張る長男坊のこと殆ど記憶になく…あいつとの溝は深まるばかりだった最後の春大会…優勝で飾った年は、何度か応援に行くも結局…あいつは応援ダンサーよろしくで終えたっけ…野球は、きっぱり燃え尽きて…卒業後は、PT資格を取得すべく勉学に励んだなバイトも出来ない位、カリキュラム厳しくどうにか取得した資格引っ提げて県内でも有数の病院へ、PTとして入職この頃が、あいつとは一番、仲良かったの^^順風満帆と思いきや…たった3年で、あいつは相談なしに、病院を退職しちまったで、すぐさまスキー場で住込みバイトだよシーズンオフになり自宅に戻るも地元のスノボ練習場でバイトの日々…プータロ―決め込み、スノボ三昧だ奨学金も使わず、あいつには親が全額負担してPT資格をつけさせたってーのに…次男坊は、奨学金の借金返済しながらアパート家賃払って、掃除・洗濯・自炊…完全自活してるってーのに…年金や車のローンまで、親が立替る始末ったく…道楽息子めぇええええ!!!それでもね、吾は夢追い人が好き昨年の関東大会は、こっそり観戦にも行ったっけ惨敗、無残な予選落ちこりゃ、モノにはならんなと思ったがどこかで諦めきれない自分もいて…くじける様子もなく、打込む放蕩息子をそのまま放任…あれから1年…まさか1年で全日本の切符を手にするとは…やるな、長男坊~♪年齢的に遅いデビュー、関東ビリでの突破でもちょっとばかし、誇らしかったならば…しかと見届けてやらねば!どうか…無事に、怪我なく!(働けなくなっては困るからの)どうか…納得できますように!(満足して燃え尽きてくれ)それでもね…どこかで予選突破しないかなって期待しちまう親心…そやけど…ええ加減可愛い彼女を幸せにせにゃあかんやろって思うのも親心…記:2016.03.16 21:23:23