|
カテゴリ:介護
介護生活5カ月の初心者。
肺のアスペルギルスと脳梗塞、そして心房細動と病気持ちの母は、診断をもらっていませんが認知症症状が出ています。 先疾患でお世話になっている大きな病院の医師とは、認知症について相談したこともあるのですが、 「年齢も年齢だし、認知症と診断がついて 進行を遅らせる薬が処方されるかもしれないが、これ以上薬を増やすのもね・・・」という感じでした。 なんせ、アスペルギルスの薬は一錠800円ぐらいする、びっくりするほど高額なお薬。 ちなみに 薬はほかにもあって、朝4錠、昼3錠、夜5錠、食間に2回各2錠服用しています。 多いわね・・やっぱり。 昨年夏に脳梗塞を起こして以来、その認知症症状は進行しているのですが、時間、場所の混乱が出ています。 自分で言ったことも、ときどき忘れちゃいます。 予定に対して、なかば脅迫概念でもあるのでしょうか・・、イベント前は「毎日がイベント前日」となって準備を始めるので大変です。 お正月も、毎日「今日が大晦日」状態が一か月続きました。 実際に年が明けたときは、すっごくホッとしたものです。 そうそう、週2回行っているディサービスも、だいたい週4ぐらいで準備してます。 認知症は「否定するようなことを言ってはいけない」 と介護マニュアルにはあるけれど・・、じゃ 毎日大晦日でOKにするのかなぁ~。 毎日年越しそば?? 母の住んでいたさいたま市と、今住んでいるココ千葉の家が混乱し、よく、さいたまのお店を説明して買ってきて・と言われる。 「ここは埼玉じゃないのよ、千葉の家だから そのお店には行けないよ・・」 とやんわり否定してみるものの・・、 「そんなことわかってるわよ。でも前にそのお店で買ってるから、あの角を曲がるとあるから」 「う~ん、この家に来てからそんなお店行ってないでしょ。 そのお店は埼玉にあって、今はここ千葉だから・・」 「わかってるわよっ」 ”どうして私の言っていること理解してくれないの!!”って感じになる。 昨日もこんな感じで美容室の件でもめた。 確かに実家のそばに美容室はあるんですが、この千葉の家の近くに美容室はない。 そこに行きたいといわれても・・、 「ここは千葉だから、その美容室はないんだよ。埼玉の家に行けばあるけど・・」 「わかってるわよ。ここが千葉だって。でも坂の上にあるでしょ。私はずっとココで暮らしてたんだから、昔から行ってたんだから、あるの。」 だから、ココに住んでた・・って、それほんの5カ月前なんだけど・・、ココが埼玉と勘違いしてるじゃん。 「どうしてもその美容室に行きたいんなら、今から車に乗って二時間かかるから、今日はいけないよ・・」 というと 「どうしてそんな事言うのっ。もういい」 どうして・・って・ ココは千葉だし、坂の上に美容室ないし、車で2時間かかる場所に今いるし。 もう どうしろと?? 挙句に、しばらくしてから ボソリと 「あのさ、はなから私を馬鹿扱いしないでくれる。私はこれでも80年生きているんだから」 おいおい。80年生きてて こうなっちゃたんだよね? なんで、いつも私が悪者なんだろう・・。 こんなやり取りを何度も何度も繰り返し、最後に言葉がどうしてもきつくなってしまうと、結局母には 「いつも怒られてばかりで 自由がない」と言われるしまつ。 その過程なんて、一切忘れちゃうんですよね。痴呆って。 嫌な事だけ記憶に残ってさ。 「あ~そうなんだ、うんうん分かった。今度ね」って軽くスルーすることの方が楽だけど、 それじゃ 母を まさに言葉通り「馬鹿扱い」するようで・・。 そっちの方が良いのだろうか・・。 否定してはいけないとはわかってる。 でも、否定しなきゃならない時はどうすりゃいいの? しかも、なぜかそういう事柄に執着して何度も繰り返すし、そういう内容ばかりを言うんだけど。 介護の迷路はまだまだ始まったばかりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Apr 19, 2018 04:35:32 PM
コメント(0) | コメントを書く
[介護] カテゴリの最新記事
|