怒涛のオカルト人生(100年前のコスチューム)
もう一度昨日ご紹介した写真を掲載します。上の写真の風景が、furafuranさんが夢の中で見た19世紀の映像に似ているのだそうです。必ずしもこの場所とは限りませんが、furafuranさんの映像の記憶では、対岸の緑の芝生のようなところに自分がいて、周りの景色を見ていたとのことです。空はほとんどと言っていいぐらい、いつもどんより(さすがイギリスの空です)。その映像は彼女が三歳ごろから病気のときや遠足の前の日などの夢で見ており、これまでに二、三十回は見ているそうです。見ている自分も年とともに大きくなり、最近ではニッカーボッカーズをはいて帽子をかぶって釣りをしている男性も、その映像の中に登場するようになったと言っておりました。さて、ワーズワースが暮らしていた家ライダル・マウントに話を戻しましょう。ワーズワース自身がデザインしたという庭園です。ロマン派詩人ワーズワースと、私たちの過去生をめぐる旅とも関係があったようです。ワーズワースが1813年に家族とともにこの湖水地方に来てから、晩年に亡くなるまでの37年間を過ごしたという家「ライダル・マウント」にも、過去生ガイドの女性によると、私たちは来ていたそうです。前日ご紹介しましたが、furafuranさんにもウィンダミアからグラスミアにかけての湖のそばにいたという映像の記憶があります。ライダル・マウントも坂の上にあり、遠くにライダル湖を望めます。8月というのに、もう紅葉しているんですね。日本よりも一ヶ月以上早く秋が訪れる感じです。私たちが過去生でここを訪れたのは、どうやら1890年ごろか1910年ごろの間のように思われます。furafuranさんが細部まで克明に覚えている当時の服装からたどると、そうなります。前世をよりよく知るうえの必需品ともいえる『西洋コスチューム大全』(グラフィック社刊)の167ぺージと176ページのイラストを参考までに掲載しておきます。それが正しければ、ワーズワースが亡くなった後、私たちは観光かなにかでワーズワースの家を訪ねたことになります。庭には綺麗なピンクの薔薇も咲いておりました。この庭を2人で散策している間も、過去生の女性ガイドさんはいろいろ説明してくれます。「そちらの道を行っても、面白いものは何もないわ」とか「ここを降りていくと、素敵な景色が眺められるわ」とか、アドバイスしてくれます。なにしろ広~い庭園ですから、すごくありがたかったです。過去も今も私が好きだった場所の風景です。紫陽花の小道。このような景色を、昔も眺めていたのでしょうか。奥に見える建物がワーズワースが暮らした家です。景色のいい場所には、ベンチが設けられています。スズメが休んでいたので、撮影しました(笑)。再びウィンダミアの町に戻って、散策。今でも100年以上前と同じ風景が残っているんですよね。夕食を食べたレストランです。このレストランに入る前、眺望がよかったので写真を撮ろうとしたら、「食事をしてからでも撮影する時間は十分あるわ」と過去生ガイドの女性は言います。すでに夕方6時を回っていたし、空模様も心配だったのですが、ガイドさんがそうおっしゃるならきっとそうなのでしょう、と思って写真は撮りませんでした。そして一時間後、食事を終えてレストランを出ると、雨も降らず、明るい景色が広がっていました。そのとき撮影したのが、先ほどのレストランの写真と、次の写真です。本当に優秀なガイドさんです。時空を超えたガイドさんですから、1時間や2時間ぐらい先の天気を予想(予言?)することなど、それほど難しいことではないのでしょうね。そして最後に、2人の写真を、一緒に旅行した方に撮ってもらいました。(続く)