|
カテゴリ:よっさん徒然草
正月早々、悪寒を覚えた。
数時間後、体中に痛みが走った。 さらに数時間後、39度を超える発熱。 なんじゃこりゃああああああああああ。 翌日受診。 そして出された薬は、これ。 タミフル。 パンパカパーン! インフルエンザだ! この辺りでは流行してないのにインフルエンザだ! 流行の最先端だぜ! ま、家の中では娘みーちゃん、奥方に次いで、一番流行遅れなんだけどね。 その昔、インフルエンザといえば1週間は覚悟しなければいけなかったのだが、このタミフルやリレンザというヤツが開発されてから、床に伏す時間はだいぶんと短くなった。 こいつ、抗ウィルス薬だもんね。昔は対症療法しかなかったもんな。 しかしこのタミフル。 インフルエンザに対して劇的な効力を発揮するも、そのほかの話題で有名になってしまった。 服用後の突然死に意識障害、そして異常行動。 異常行動は、裸で飛び出したりマンションから飛び降りたりとショッキングな事件だっただけに、マスコミを賑わせた。 薬なんてどんなものであれ多少の副作用はあるもので、服用する者はそのリスクを負わなければならないのは当然だと思う。 医者や薬などの医療は、人間の持つ治癒力を手助けするもので、絶対ではない、と考えるべきだ・・・と私は思うのよ。 あの異常行動の報道はショッキング。 でもね、いろいろ読むと、タミフルと異常行動の関係性って立証されてないのよね。 インフルエンザの高熱で幻覚とかもあるし、そっちかもって意見が多い。 でも、あんな報道されちゃうとどうもならんな。 結局、10代の患者と高齢者への投薬は見合わせとなった。 青年層、じゃねえな、壮年層の私には投薬されて、大きな副作用もなく症状はおさまった。 人にうつす危険もあるので、熱がおさまって1日半後、職場復帰。 念のため食後に飲んでいたタミフルを見た上司。 「おっ、噂のタミフルやんけ、kabo、裸でとびだしたりせえへんだか?」 「まっさか、だいじょうぶですよ・・」といおうとした瞬間、 「あ、あんたはいつものことやもんな。」 と一言残して去っていった。 わしのポジションって、どんなんなんやろう。 ちなみに、タミフルの原料は中華の「八角」。数度の化学反応を経て違う化合物になっているので、直接八角を摂ってもインフルエンザに効果はない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|