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カテゴリ:本 ☆☆☆
『モノレール猫』
加納朋子 著 内容(「BOOK」データベースより) 時をこえて届くあの頃からの贈りもの。儚いけれど、揺るぎない―「家族」という絆。デブねこの赤い首輪にはさんだ手紙がつなぐ、ぼくとタカキの友情(「モノレールねこ」)。夫を待つ時間に取り組んだ白いパズルの中に、犬の気配が(「パズルの中の犬」)。家族をいっぺんに失った中学生の私と、ダメ叔父さんの二人暮らし(「マイ・フーリッシュ・アンクル」)。私と偽装結婚したミノさんは、死んだ婚約者がそばにいると信じていた(「シンデレラのお城」)。ロクデナシのクソオヤジに苦しめられてきた俺に、新しい家族ができた(「ポトスの樹」)。会社で、学校で、悩みを抱えた家族の姿を見守るザリガニの俺(「バルタン最期の日」)。 「モノレール猫」 ストーリーは置いといて、モノレールねこの名前の由来が面白い。 超デブ猫で塀に乗っかってると両脇にお肉が垂れてくる。それは1本のレールをはさんだ モノレールそのもの・・・・って、ノラでどんだけ太ってるんだか。 このふてぶてしいブス猫が可愛く思えてくるから不思議。 ほのぼのしてるんだけどちょっと悲しかったり怖かったり、いろんなお話が入ってます。 私のお気に入りは「バルタン最後の日」 なんでも抱え込んでしまう夫や息子を持ってると、おかーさんは無駄に明るくしてるしかないんですよね。しかし・・・おてもやん・・・私はそこまで突き抜けられなかった、まだまだ甘いと反省。 モノレールねこ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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