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2010年01月29日
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2008年  台湾
監督   ウェイ・ダーション
キャスト ファン・イーチェン
     田中千絵



1940年の代、日本統治下の台湾。若い日本教師が、日本名を友子という台湾人の教え子と恋に落ちた。しかし、間もなく迎えた敗戦によって教師は帰国することになる。そして、日本に着くまでの7日間、海上で手紙を綴るのだった・・・。
60年後の現代。台北でプロ・ミュージシャンになるという夢に敗れ、阿嘉は、嫌々郵便配達のバイトをしている。ある日、日本人歌手によるコンサートの前座を務める地元バンドが結成されるが、トラブルが絶えない。そんなある日、阿嘉は郵便物の中に、今は存在しない住所・海角7号宛ての小包を見つける。日本語で書かれた7通の手紙が入っていた。それは60年前、日本人教師が恋人・友子に綴ったあの手紙だった…。



「海角七号」って・・・読めないし、なんなのさ???
「かいかくななごう」、住所でした(笑)

敗戦で日本に引き上げた元教師の手紙がこそばゆいくらい純愛で、
その60年前の純愛と現代のやさぐれた青年の日常がいつの間にか溶け合って
ピュアなラブストーリーになってました。

でも私が一番ツボだったのは地元民だけで出来た寄集めのバンドでしたね。
教会で賛美歌の伴奏をしてる10代前半の少女に民族楽器を弾く80代のおじいちゃん、
元特殊部隊の隊員で血の気の多いおまわりさんと、3人の子持ちの主婦を追いかけてる
超軽いにーちゃん。それに夢破れた元ロッカー。
彼らが不協和音を奏でながらやがて絆が出来て行き、最後は見事な演奏で聴衆を呻らせる。

笑いも入って面白楽しい良い映画でした。





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最終更新日  2010年01月29日 18時57分19秒
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