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Mar 30, 2019
カテゴリ：めし
仕事柄、飲食店に客として行くだけでなく、
オープニングの場合なんかも厨房設備をしたり 看板の仕事をさせてもらったりします。 オーナーや店長とたくさん打合せをして お店のコンセプトや使い勝手に合わせた提案をさせていただく。 そんななかでよく感じる事。 これから対面商売を目指すひと達は本当に明るくて 希望に満ち溢れています。眩しいほどです。 と、ここまでは良いのです。 ハードウェアにあたる設備・内装・外装はそれぞれのプロたちが やらせていただき、めでたくオープンとなるわけだけど、 ここから先はソフトウェアが鍵をにぎる。 自分は経営のプロではないので、偉そうに言えないけど、 飲食業は 実に早いサイクルで開店と弊店を繰り返している産業です。 詰めと読みが甘いと、あっという間に競合相手につぶされてしまう とても厳しい業界だと思います。 資金繰りがあやしくなって、慌ててクーポンを乱発し始めたら そのお店はもう閉店間近かもしれません。 これも持論なんですが、 チェーン店。 安さと安定の追求をどこまでもやっています。 コストダウンで学生バイトを使います。 そして当然のようにバイトテロが起きます。 当然なんです。なにしろまだ子供なんだから。 「コスパを追求したらあなたもコスパで選ばれる人になってしまう。」 どういう意味かというと、 お金の無い店主が、安さが売りの店に行った としましょうか。 そうすると（コレ、ウチならもっと安く出せる）という思考をします。 するとどうでしょう、過当競争の波に飲み込まれて あっという間に負のスパイラルが出来上がります。 じゃぁ 高い店に行って、無理して真似るとしましょうか。 これはこれで、ブランディングがまるでできていないので 繁盛するのは至難の業でしょう。 なので、 個人店ならば、高くもなく安くもない価格で、そこそこの立地で そして何か特徴があって 常連客を寄せ続けることができれば長続きできると思います。 何の商売でもそうですが、 チエ・カネ・ヒト・バショ。 ひとつでも欠けたらアウトです。 あ、こういう話 続くかも？ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
Mar 30, 2019 06:51:41 AM
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