今朝大ちゃんは、道の真ん中で

　　　ゴロンと横になりました。

　　　別に珍しい光景ではないのですが、周りにリョウ君とはるかちゃんがいたせいか、

　　　なんだかマッサージの催促をしているように見えました。

　　　反応良くリョウ君が手を延ばし、マッサージ開始。

　　　態度がでかい柴犬さんに見えてなりませんねぇ

　　　はるかちゃんの優しいタッチにウットリ。

　　　大ちゃん、何様のつもりでしょう。

　　　・・・そっか、神さまだもんね。

　　　すっかり気分を良くした大ちゃんは、

　　　かいかいを頼みました。

　　　最近ものすごく毛が抜けるので、やはりかゆさや違和感があるんでしょう。

　　　リョウ君、はるかちゃん・・・

　　　誠に恐れ入ります。

　　　ふたりのカワイイ手に、大ちゃんの抜け毛が着いてしまって申し訳なかったです。

　　　まぁ、肩までもんでもらってどうしましょう。

　　　ふたりにはこれからも色々お礼をしていかなくっちゃね。

　　　・・・うむ、私に何ができるだろう？

　　　*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*

　　　もし大ちゃんがいなかったら、

　　　もしカイちゃんやトラちゃんがいなかったら、

　　　私たちは出会うこともなかったと思います。

　　　まぁ、家が近いからどこかのスーパーなどで会う機会があったかもしれませんが、

　　　お互い見知らぬ者同士。

　　　ふたりにとって私は 「ただのおばさん」 に過ぎなかったと思います。

　　　ホント、ワンコ達に感謝

　　　こんな風に慕ってもらえて、本当に嬉しいです。

　　　間もなく新学期。

　　　はるかちゃんは小学校最高学年になり、リョウ君は中学校へ入学します。

　　　楽しいことばかりだったら言うことないけれど、そうはいかない。

　　　悲しい事・苦しい事も避けては通れません。

　　　そんな時には、土手で会う散歩仲間を思い出して欲しいな。

　　　そして話をして欲しい。

　　　これから段々、「大人との会話が減る」 時期を迎えるかと思うけれど、

　　　私たちは、「散歩仲間」 「歳の離れた友達」 ですから、

　　　いっぱい話をして欲しいと願っています。　

　　　リョウ君、はるかちゃん、頼むよ