毎朝なるべく早く起きて散歩に出かけるようにしているのですが、

　　　６時半前で既にこの太陽

　　　ギラギラと容赦なく照りつけます。

　　　土手道をちょっと外れると、

　　　いもっぱ畑。

　　　わずかながらも陰があるだけでホッとします。

　　　ウンはできるだけ遠くでしたがる大ちゃんなので、

　　　往路でかなりエネルギーを使ってしまいます。

　　　復路は冷え冷えバンダナを着けて

　　　秘密基地へゴー

　　　２年前の夏、この場所を見つけて以来、年がら年中立ち寄っている秘密基地。

　　　この季節は非常にありがたい存在です。

　　　多少は暑さをしのげているみたい。

　　　秘密基地を出てまっすぐ南へ。

　　　陰でしばらく休んだんだから、元気復活やろ？

　　　その勢いで家まで一気に帰ると思ったのですが、

　　　急に右へ曲がってトムちゃんちへ。

　　　トムちゃんには分かっています。

　　　ココへ来た目的が、

　　　車だってことを。

　　　ココへ入り込んだ時も、なかなか出て来ないんですよね・・・

　　　ココも夏だけじゃなく一年中立ち寄らせてもらっているお気に入りの場所ですが、

　　　今の季節、表情に余裕がありません。

　　　ちなみに、

　　　半年前の写真がコレ（）。

　　　すっごく得意気な顔をしています。

　　　納得するまで車の下で休ませてやりたいけれど、

　　　気温がグングン上がっているし、仕事はあるし、

　　　切に気持ちを伝えて出てきてもらいます。

　　　ようやく帰れる・・・ホッとしながら歩きはじめると、

　　　クイッと抵抗を感じました。

　　　しまった・・・

　　　油断するとこうなります。

　　　さっきと同じ車だけれど、横から入るにはかなりきゅうくつ。

　　　強引に入り込むと、

　　　即、バタン

　　　わぁ～また時間がかかりそう

　　　　　「かあちゃん仕事があるんよ」

　　　　　「あとちょっとだけだよ」

　　　外から声をかけていると、

　　　さらに奥へ這って行きました。

　　　連れ出されないよう、私の手が届かない所まで逃げようってサイン？

　　　さらには

　　　背中を向けられました。

　　　そこまでするか－－－

　　　私もムキになって

　　　どんな顔をしているのか身を屈めて覗き込んでみました。

　　　あら、暑そう。

　　　その顔に偽りがないと信じ、もうちょっと待ってやることにしました。

　　　１つだけ分かってほしい。

　　　暑いのは

　　　大ちゃんだけじゃないってことを。

　　　私の暑そうな顔が同情を買ったのか、

　　　（しぶしぶながら）出てきてくれました。

　　　　　「大ちゃん、親孝行やねぇ。」

　　　　　「お利口さんやねぇ。」

　　　　　「かあちゃん助かるよ～。ありがとう。」

　　　お礼に、

　　　母ちゃんが陰を作ってあげよう。

　　　大ちゃん、あとちょっとだけ頑張って！

　　　そこを右に曲がれば

　　　陰を歩いて帰れるからね。

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　　　・・・とまぁ、こんな風に

　　　おかげサマーを感じながら、一日一日を過ごしている大ちゃんです。