数日前、

　　　これら３冊をいっぺんに購入しました。

　　　大好きな影山直美さんの柴犬さんシリーズ。

　　　我が家のバイブル的存在であり、全て買い揃えてきました。

　　　ふと 「そう言えば、最新版出ていないのかな？」

　　　と思い調べてみると、悲しい事実が判明してしまいました。

　　　本のタイトルにもあるように、影山さんの愛犬ゴンちゃんが亡くなっていたのです。

　　　追悼の気持ちを込めて、注文をした次第です。

　　　会ったことはないけれど、ものすご－－－く身近に感じていたゴンちゃん。

　　　ご家族のあふれる愛を感じる度に涙があふれて止まりませんでした。

　　　涙が止まらない理由はもう一つあって、

　　　どうしても大ちゃんの姿を重ねてしまうんですよね。

　　　ポタポタと流れ落ちる涙を拭く間さえありませんでした。

　　　私はこの本を、奥の部屋でこっそり読んでいたのですが、

　　　ちょうど 「ポタポタ涙」 のタイミングで、大ちゃんが部屋へ入って来ました。

　　　そして迷わず私のそばへ寄り、目尻をペロペロなめました。

　　　涙を？

　　　その直後、プルプルプルッと頭を振りました。

　　　もしかしてしょっぱかったとか？

　　　その後、自分のベッドへ。

　　　私は大ちゃんを見つめながら何度も 「大ちゃん、ありがとうね」

　　　と言いました。

　　　言ってるうちにまた泣けてきたよ－－－

　　　私の思いが伝わったのか、

　　　ムクッと起き上がって

　　　再び私のそばへ。

　　　お～お～、伸びた伸びた。

　　　ち、近いね

　　　涙を拭いてすぐに散歩の準備をしました。

　　　本を読んだ直後だったので、真っ先に大ちゃんの要望に応えてやりたかったんです。