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カテゴリ:ブルガリア語、ブルガリア関連
新年早々、やなニュース。
ロシアからウクライナを通じたブルガリア、トルコ、ギリシャ、マケドニアへのガス供給がストップ 以下、上のヤフーのロイター記事から引用~ ブルガリア経済省は「1月6日現地時間午前3時半(日本時間午前10時半)現在、ブルガリア、トルコ、ギリシャ、マケドニア向けの供給が停止された。われわれは危機的状況にある」と述べた。 ブルガリアは必要なガスのほぼすべてをロシアからの供給に依存しており、最も大きな打撃を受けることになる。 ブルガリアもマケドニアも他のルートへのアクセス手段を持っていないという。 ~引用おわり (太字、フォント大サイズはブログ著者がつけた。) 天然ガスで暖房や温水を供給している一般家屋は暖房がないことになる。 わざわざ真冬にこんなイジメみたいな紛争を始めなくても...と誰もが思うだろう。 ヤフー記事はリンクが切れたりするんで元のロイター記事を探したほうがいいんだけどね。 詳しいことが地図つきで載っている、毎日新聞の記事もリンクしておきます。↓ 天然ガス紛争:露がウクライナ経由の欧州向け供給完全停止 ニュースをたどると、12月中旬くらいにロシアが「ウクライナが年末までに約20億ドル(約1700億円)の債務を完済しない場合、来年1月1日からの同国向けガス供給を停止する」と既に警告済みだったようです。 ロシアのさらなる言い分は、「ウクライナがパイプラインを通過するガスを過剰に抜き取っている(不正に恩恵を受けてる)から悪い」と。 ウクライナは「うちは備蓄があるから止められても困らない。ロシアは天然ガスの価格を2倍や1.5倍につり上げたいようだが応じられない」と。債務もそんな一気には返済不可能なのでしょう。 可哀そうなのは、ロシアとウクライナの争いに巻き込まれてしまった、ブルガリアなどのバルカン諸国。工場や学校も閉鎖に追い込まれているところが多いとか。とばっちりもいいところである。 重要なライフラインをどっぷりロシアに依存してたなんて...止められて初めてわかるのね、こういうことって。日本はだいじょうぶなのかなぁ? うちの場合、もしガスが長期的に止まったら...電器ストーブが小さいの一台だけあるけど、夜は家じゅうの毛布ひっぱり出して寝れば数日ならだいじょうぶかなぁ? 電器コンロ買わないと、お湯が沸かせない...カップ単位なら電子レンジでもいいけど。温水が出なくなるから、痛いくらい冷たい水で手を洗うことになるな。お風呂もシャワーも無理。やっぱり不便だ。 マンション(コンドミニアム)だけじゃなくて戸建もオール電化が増えてきた印象だけど、全部電気になるとそれはそれで困ることがあるじゃない?適度に分散したほうがいいかも、というのが私見。 そういえば停電の時は、TVニュースで小型発電機(あの、たぶんテキ屋とか屋台で使ってるようなやつ?)に入れるガソリンを買い求める行列が映ってた。あれガソリンで動くんだ、知らなかったなー。うちも買ったほうがいいかなあ... さすがに薪や石炭のストーブを買おうという気にはならないけど。排気も考えないと安易につけられないし。 ちなみに石油ストーブはアメリカで全然見かけません。灯油自体売ってるの見たことない。 ガスがだめなら電気で、とか代わりの手段があるといいよね。ハイそうですか、って電気ストーブを市民全員買える余裕があればいいけどさ。 そもそもこのニュース、数日前に夫から聞いたのが最初だったんだけど。 「ソフィアの実家って、暖房はガス?電気? 調理コンロはあれ電気じゃなかった?」と聞くと、 「うーん、どうだったっけなあ?」と、あいまいな返事... おいおい。 私「電話してみたら?心配じゃない?」 夫「そうだね。今夜してみるよ。」 なんか...のんきというか。かんじんの家の心配はしてなかったんかい(笑)?! オチがついたとこで、おしまい。チャンチャン! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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