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テーマ:身辺雑記(4406)
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夕方に雨がやんだ。
「むっちゃん、ゴロウの散歩にいこか。 ボールのうけあいもしよ」 小2の次女は静かに喜んだ。 最近テニスボールのうけあい(キャッチボール)に興味を示しているのである。 低学年のうちに投げる技術を少しは身につけさせておきたい。 学校でも体育や休み時間にドッジボールをよくやる。 投げれる投げれないで活躍の機会に差が出やすいのだ。 10mほど離れてのうけあいである。 両手を使って何とかボールを投げようとする娘。 けなげである。 「だめだめそんなんじゃ。 こうやって投げるの」 などと否定的な言葉は言わない。 「うおお、すごいなあ」 これだけである。 何回つづけていくうちにうまくなる。 次第に片手でも投げれるようになる。 両手でしっかりボールも受けれる。 もちろん私は手本としてきるだけいい投げ方受け方を見せる。 「こうやって投げるの」 などと言わずただ見せるだけだ。 何とかうまく投げたい娘は私の投げ方をよく見ている。 そしてまねをする。 「まねる」すなわち「まなぶ」である。 「お、かっこいい」 「うまい、うまい」 「やるやん」 そんな言葉を心の底から言う私。 娘も実にたのしそう。 しまいには汗をかき上着を2枚ぬいでシャツ1枚になった。 10分ほどつづけただろうか。 いきなりノーバウンドで娘のボールがとどいた。 「うわあ!! すごい。 とどいたやん」 私も心の底から歓びの声をあげた。 娘は少しはにかみつつもニコニコしている。 小2といってもおとといまでは小学1年生だった娘である。 テニスボールを10m投げれるなんて大したもんだ。 しばらくうけあいをつづけ家にもどる。 その間いろいろ親子の会話もはずむのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.04.05 04:36:59
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