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カテゴリ:読書
小泉よ日本を潰す気か!
激辛評論家の佐高信さんが、20代の編集部員の疑問に答える形でまとめられた本。 「『語り』をまとめることによって、もっとナマに私の怒りが出ている。 ホンネというか思想というが、よりストレートに表現されているのである」(197頁) 全くその通りで、しかも実に分かりやすい。 ああ、あの問題の真相はそういうところにあるんだな、と納得できた。 新聞を読んでいるだけでは見えない裏事情もあぶり出してくれる佐高さんの語りである。 「敗戦後にアメリカに押しつけられた憲法を、戦後60年がたった今こそ日本国民が自ら憲法を決めるべきという主張が、なかば正論のように言われている。 しかし、改憲も実はアメリカの押しつけなんだよ。 『押しつけ憲法』論者は、なぜ改憲も押しつけられてると誰も言わないのか」(44頁) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.07.05 04:44:13
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