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テーマ:身辺雑記(4406)
カテゴリ:日記
阪急電車には「携帯電話の終日電源オフ車両」がある。
私は電磁波に被爆するのが嫌なので、阪急に乗るときは大概ここを利用する。 ここでは文字通りケータイの電源を切らねばならない。 マナーモードではいけない。 とにかく電源を切る。 それが「携帯電話の終日電源オフ車両」なのだ。 ところがこの車両で正しく電源を切っている人はいるのだろうか。 毎年この時期恒例の荒井さん宅での年賀状作業後の帰りである。 私の前に座っていたおばさんのケータイが鳴った。 私は電磁波に被爆するのが嫌なので、おばさんから離れる。 2mほど。 「今、電車の中だから、また後で電話します」 おばさんはそう言って電話を切った。 おそらく電源は切っていないだろう。 「だったら、電源、切っとけよ」 と思ったが口にはしなかった。 私から3mほど離れたところでは、服装の派手な若い女性がケータイを操作している。 おそらくメールでもしてるのだろう。 メールだろうが関係ない。 送信や着信時には強力な電磁波が出るのである。 たまたま車掌さんが車内点検に来た。 車掌さんは丁寧にその女性に注意をした。 すると女性はメールをやめた。 おそらく電源は切っていないだろう。 こういった場面をよく見かける。 注意を受けたら、 「すみませんでした」 と一言詫びを入れるのが当然と思う。 しかしこの女性は無言であった。 しかも決して車掌さんの方を見ない。 視線を斜め上方に向け知らんぷりだ。 「注意を受けたらちゃんと謝れ」 と思ったが口仁しなかった。 まあこの女性に限らず、注意を受けた人の所作は大方こんなのもである。 なんなんだろう。 至近距離でケータイを使われ退却困難な状況になると、 「すみません、電源、切ってもらえますか」 と丁重にご注意申し上げる。 これまで20人以上の方にそう申し上げた。 しかし、 「すみません」 と言われたことは一度もない。 ほとんどが先の女性のように切ることは切るが知らんぷり顔。 なんなんだろう。 軽い口論になったことが3回ある。 1人が失恋中の若い男子大学生。 1人がつっけんとんな若い女性。 1人が若い欧州系の外国人男性。 まあそれぞれに面白い口論ではあった。 それはともかくいずれも、 「すみません」 の一言が返ってこない。 仕方がないから私の方から、 「すみません」 という始末。 今度からは、 「切っていただき、ありがとうございます」 とでも言おうかと考えている。 電車をおりて、乗り換えるさい、ケータイ中の男性に道をゆずった。 すると彼は会釈をして感謝の意を表してくれた。 私は、電磁波に被爆するのが嫌なので、自分の背後でケータイ操作をして欲しくない。 そういうわけもあって道を譲ったのであった。 「どうぞどうぞ」と。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.01.01 06:09:31
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