|
カテゴリ:教育
豆日記を毎日書かせている。
帰り際の1分ほどで子どもたちは書く。 月曜日、Kさんはこう書いた。 「算数の比がよくわかりません」 翌日の算数の授業でKさんによく発言させる。 比のことがだんだん分かってきたようだった。 すると、豆日記にこう書いた。 「今度の算数の試験、100点とります。 言い切ります」 6年生になってまだKさんは100点をとっていない。 しかし、100とりますと言い切ったのだ。 試験前日の放課後にKさんは友達をつれて私のところに来た。 「先生、試験勉強するので、何か問題をください」 特にそのような試験直前問題集のようなものはない。 そこで私はKさんたちにこう言った。 「教科書や授業でやった問題で、自分ができなかった問題をできるようにするといいですよ」 「はい、分かりました。 ありがとうございます」 Kさんたちは明るくキッパリとそう言って帰った。 そして本日5時間目の算数の試験。 いつも100点をよくとる子らが95点。 よく見ないと見逃してしまう問題があったのだ。 「あ、そうか」 と笑って悔やむ子らが多い中、果たしてKさんは…。 「Kさん」 「はい」 私はKさんに採点した試験を返却した。 100点。 昨日一緒に来た友達も100点だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[教育] カテゴリの最新記事
|
|