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日記のタイトルは実際のホテル名とは違います。キーワードは仕組んでいますけれどね。
こないだ泊まったホテルが凄かったので備忘録として書いておきます。 駅に着いてお迎えに来てもらいました。マイクロバスというか、ライトバンですね。 ドアのところでしたたかに頭を打ちつけましたが、そこはそれ。 ホテルの入り口は広い玄関。かつては多くの人たちが宴を繰り広げ、泊まって行ったのだろう。 でも館内に人の姿はなし。ていうかお土産物屋にも人がいないってどういうことよ。 気を取り直してチェックイン。それにしても人がいないなー。 あ、人が来た。チェックインの用紙を見ると別の人の名前が 「この○○さんって誰ですか?」と聞くと隣のカウンターでやり取りをしていた人が「あ、それ俺」という。 間違えてチェックインの用紙渡すなよ。 今準備しますから言われてロビーで待つこと数分。お茶を出していただいたのはすごく助かったが、案内された部屋はさっきチェックイン用紙を間違えられたおじさんの隣の部屋だった。 このあたりでもう心づかいの要素はないなーと思った。 ていうか後で聞いたのだけれど他のフロアは人が入っていないようだけれどおいらの泊まったフロアだけに集中させている感じでした。 従業員いないのね・・・・。 いや、従業員はいるのだけれど、なんかアルバイトを大量に雇っている感じで、だから昼間は人がいないんだという感じでした。 いまどきの旅館としてあり得ないのは部屋にネットもWiFiもないこと。これは新しい人を入れたくないという意思表示ですね。 夕食後一杯やってそのあとの〆としていけそうなラーメン屋は設備点検でお休み。 多分もう永遠に開かないのだろう。 お風呂はまぁよかった。 でも湯が熱い。広々としていたのはいいけれど、剃刀が部屋備え付けの一本を使いまわさなきゃいけないこと、タオルもバスタオルも使い放題にはなっていないことからかなりのコストダウン追求がなされていることを感じさせられます。 脱衣所の扇風機のパワーがいまいちで、クーラーが付いていたので最強にしてその下でドライヤーかけていました。 あの温泉の暑さで脱衣所のあの環境はないわ。 ちなみに朝は男女入れ替えで別の風呂が楽しめますが、露天風呂付のその別風呂は場所も狭く、朝に入った時はかなり狭い空間で体を洗うのも一苦労でした。 しかもこっちは扇風機壊れているし。クーラーも電源切られていたので最強にしてきました。 そうなると夕食も推して知るべしですが、まぁ、質素なこと。鍋が付いているのでなんだろうと思ったら山梨名物のほうとう。 刺身数切れと値段の割には・・・という感じだけれど、釜に入った炊き込みご飯がどうみても0.5合くらいしかない。 上げ底にするならもう少しうまくやれよ・・・・。 味は値段相応・・っていうか何が食材かよくわからないものもあって、翌日のお腹が心配。 夜になるとパートさんだかアルバイトが入ってきて配膳とかするのだけれど、年配の方はともかく、若い人がタメ口でなかなかフレンドリーではあります。そういうのに親しみを感じる人にはうってつけだと思う。注文してもなかなか持ってこないとかそういうのはファミレスだけの世界かと思っていたんですが、こういう場末の旅館でもあるのですね。 部屋は畳替え(でもたぶん表替えのみ)してあったせいか清潔感はあった、でも洗面台が貧相だったり何よりも部屋の風呂のお湯が出ない。まぁ、部屋が乾燥しまくっていたからなんだろうけれど、ちょっとありえないなぁ・・・・。 部屋の冷蔵庫が有料ドリンクサーバーみたいになっていたやつの中身を取っ払ったような形で、これはなかなか興味深かった。でもビール瓶とか入らないじゃない・・・・。 テレビは20インチ・・・いやもっち小さかったかな?有料チャンネル故障中という注意書きも新鮮だったが、こんな小さい画面で有料チャンネル見る気になるものか・・・。だったらネットのほうが・・・ってネットもつながらないから有料チャンネルなのか。(笑) 部屋は静かでしたが、朝になったら話し声が聞こえてきたのでまぁ、壁はそこそこなのかな。布団はまぁまぁでした。でも乾燥は激しく、濡れタオルをあちこちに干して風邪引くのを回避。外は寒いはずなのにやたら暑いのは全館空調のせいですかね?クーラーつけまくっていました。 朝ごはんは・・・まぁもういいや・・・。晩御飯もそうだけれど畳の広間に椅子おいてテーブルってどうなのさ。いや、椅子の高さがめちゃくちゃ微妙で食べにくかった。朝のアルバイト兄ちゃんは「大盛り、行っちゃいます?」とノリはよかったがそういうのもいやな人もいるので心がけましょうね。 最後に朝食会場でのスリッパを間違えられて他の宿泊者も敵認定です。ありがとうございました。 仲居さんはすごく親切な人もいたのだけれど、それだけではどう見ても建て直しが効かないホテルのようでした。 何でこのホテルが成り立っているのかを考えた場合、それはやっぱりインバウンド需要なんだろうな。風呂のところに「泡ついたまま入らない、泳がない」って中国語で書いてあったけれど他は何も書いてないところを見ると海外の人に対してもあまりおもてなしが通じていないような気がします。 でも・・・まぁ、結構安い値段で泊まったのでこんなものなのかなぁ・・・と・・・。 今回予約の出足が遅れたのでこのホテルに泊まったけれど次は別のところが良いな。でもまた取れなかったらお世話になるかもなぁと思いつつ、旅館を後にしたのでした。 近年まれに見る残念な旅館で、逆に新鮮ではありましたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.11.14 10:38:22
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