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カテゴリ:移住
国内の引越しなら何度か経験しているが、海外となると何かと勝手が違う。まず引越し先が豪州であれば電源電圧が240Vなので国内仕様の家電品はステップダウントランスを介せば使えなくは無いが、このトランスが結構なお値段だし、何よりものすごく重たい。鉄のコアに、より比重の重い銅線がびっしり巻かれているのだから重いに決まっている。それに冷蔵庫、洗濯機、など大きなものは荷物が嵩張って引越し代金に響くし、TVやDVD等、映像機器は放送方式の違いやディスクのリージョンコードも関係して
使えない(正確にはマルチ機器を絡ませることなどで使えないわけではない)。 もう一つIH電気釜や電子レンジなど消費電力の大きな物をトランスを介して使うとなるとトランスが数台必要になって、あまり現実的とも思えない。この辺をよく考えて何を持っていくべきか廃棄すべきかを判断しなければならない。 結果的に私の場合、持っていくものより、持って行けないと判断した物の方が圧倒的に多かった。オーディオ機器やフィルム一眼レフカメラのシステムその他価値ある食器類などNETオークションで売却し、大型家電品はTV以外は、ほとんどマンションに寄付してしまった。セミダブルのベッドもである。 もともと私が借りていたマンションは家具付きであった、家具類はそのまま 使わせてもらったがベッドや家電品は自分の持っているものを使いたかったので、備え付けの家電品は不動産屋に別のマンションにまわしてもらい、自分のを持ち込んでいたので、これを退出時に寄付してきたというわけでる。 おかげで大型ごみとして多大な廃棄料金を払うということは、ほとんど避けられた。 引越し業者はNET検索で5社にメールし、1社はNET見積もりのみ、3社は実際に自宅を見てもらい見積もりを出してもらった。 ほとんどの大きな荷物をあきらめたおかげで荷物の体積は小さいものであったが、高いところで60万円台半ば、安いところで30万円台半ばと大きな値差が生じた。勿論よのすけは一番安いところを選択。荷物の総量は船便であるため重さではなく体積で値段が決まってくる、私の場合は5立方メーターということだった。 11月30日に出荷し、荷物がフリーマントル港に到着するのに1ヶ月、通関に2週間ということなので、まだ荷物が到着するのは約2週間ほど先になる。この辺は業者によって2ヶ月掛かるというところもあったので本当に1ヶ月半で荷物が到着するかどうかは分からない。 荷物であるが、オーストラリアは規制のあるものが多く大変である、特に食品等があると通関に余計な時間が掛かるということなので何も入れなかった。また、電化製品やPC関連機器など購入後一年以上使っていたものでないと課税されるのが原則である、そのため新しいものは申告しなければならない。 てな分けでして、海外に移住される事を考えている方は早い時期からこの辺の事も考えておかれることをお勧めします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/12/31 10:45:52 PM
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